Unit 13 レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012/03/08 |
価格 | 4,980(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:サードパーソン・シューター ■ プレイ人数:1人(オンライン:1?2人) ■ ダウンロード版:3,900円 |
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花朧 ~戦国伝乱奇~
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GOOD!
SOCOMシリーズの流れを組むようなステルス重視のシビアなTPS。
ステルスとドンパチの使い分けやエイムアシストの活用が出来ればそれほど難しくはない。
ゲーム自体は多数でているジャンルではあるが、特筆すべきは操作性。
2本のアナログスティックとタッチパネルのアイコンを押すという操作の組み合わせで
携帯ゲームのFPS/TPS系ゲームとしては出色の操作感。
VITAにおけるFPS/TPSのスタンダードになるかもしれない。
グラフィックスはパーティクルの解像度の低さが目立つが、それ以外はおおむね合格点。
サウンドは良くも悪くもないが、敵に発見されたときの緊張感の向上などに一役買っている。
ストーリーモードなどは無いが、携帯ゲーム機的な手軽でリプレイ性の高い
ゲームデザインとなっていて、空いた時間にさくっと遊ぶのにも最適。
難易度はそこそこ高い一方、ボーナススコアのシステムがかなり充実しているため
やりこみの主目標である「全世界のプレイヤー相手のスコアアタック」という観点では奥深さは十分にある。
ミッション目標、スタート地点や敵・トラップの配置をシャッフルするダイナミックモードのおかげで、
オンラインの協力プレイにおいても新鮮に遊べるというも、長く遊べるポイント。
BAD/REQUEST
・操作性を考えると快適さは5点でも良いが、マップ一つ一つが大きめのためロードが長い。-1点。
その代わり?リトライはあっという間なので、やり込みプレイにおいてはそれほどマイナス点にはならないと思う。
・ミッションは36あるが、ロケーションはそれほど多くない。
前述の通り広めのマップがいくつか用意されており、その中でミッション毎に
決められたエリアでプレイするという形式。ロケーションやシチュエーションの
新鮮み、めまぐるしい展開とかを求めるとがっかりする。
また、ダイナミックモードを使って目標をシャッフルすると、
ミッション独自の目標などが意味をなさなくなるため、このロケーションが延々同じ事が
飽きを早める原因になるかもしれない。
・敵AIがたまに明らかにおかしな挙動(その場で屈伸など)をする。
また敵は一般的なFPS/TPSの様な動きだが、もっとステルスゲーらしく
慎重かつそこそこ念入りなクリアリングの動きをしても良かったのでは。
最後にこちらを見つけた地点へ飛んでくるのは良いが、こちらが物陰に隠れると、
そのうちにこちらに背中を向けたまま微動だにしないなど、もう少し頭使う敵兵でも良かった。
・あまりゲームパッドでFPS/TPSをやらないので、これは普通なのかも知れないが、
方向転換&ダッシュがとっさに出来ないため、グレネードの回避が難しい。
特に壁際での投擲ミスで足下に落ちたときは、どんなに急いで反応しても回避が間に合わない。
特殊操作でなんとかカバー出来なかったか。
・最終的にはレースゲーの様に、キルストリークボーナスやステルスボーナスなど、
スコアシステムを理解した上で、ストイックにハイスコアを目指すプレイと、
オンラインでボイチャしながら協力プレイするだけになってしまう。
そしてその「最終」に至るまではそれほど長く掛からないため、
上記のどちらもあまり好まないプレイヤーには単なるボリューム不足ゲーにしか見えないと思う。
COMMENT
手堅く本格的なTPS。繰り返しになるが操作性は注目に値すると思う。
グラフィック・サウンドは人によって評価は変わるだろうが、
携帯ゲーム機としては及第点前後、という感じで落ち着くと思う。
サクサク遊べるというスタイルに終止するゲームデザインは携帯ゲーム機にマッチしているが、
受け身的に遊ぶとあっという間にやる事が無くなる可能性大。
とはいえ、やりこみプレイか協力プレイか、どちらかが好きであれば大ハズレとはならないはず。
ステルス重視という事を忘れなければ、TPS好きは購入検討する価値はあり。
エイムアシストがかなり効くとは言え、あまりFPS/TPSの経験が無い人には難易度がかなり高いため
せめて無料体験版を先にプレイして見る事をオススメ。