PS Vita mk2 :: 極限脱出ADV 善人シボウデスレビュー

極限脱出ADV 善人シボウデスレビュー

発売元	チュンソフト（オフィシャルサイト）
発売日	2012/02/16
価格	6,090（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：極限脱出アドベンチャー ■ プレイ人数：1人 ■ ダウンロード版：5,480円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	3pt	3pt	1pt	2pt	4pt

総合点
44pt

GOOD!

・有名人
キャラデザ、音楽は有名な人がそれぞれ手がけている

・探索モードでの仕掛け(badあり)
難しいものもありやりごたえがある
キャラの性格がおちゃらけている場面もありadvモードとは違う楽しさがある

・豊富なシーン・ED(badあり)
EDある(ゲームを進行する)キャラが9いてそれぞれに細かい分岐が用意されている
それぞれ話が用意されていて長く楽しめる

BAD/REQUEST

・探索モードでの仕掛け(badあり)
やりごたえがある程度ですむものといくら考えてもクリア出来ないものがありもし解法を説く手段(インターネットの環境など)がなかったら先に進めなくなり詰まる可能性がある
最終的に入る部屋では相当に苦労をするだろう
hardでやらないでeasyでやれば解法のヒントがもらえるので問題はないかもしれないけど

・豊富なシーン・ED(badあり)
シーンわけされた各キャラEDにはその人物のEDではないだろうというものがある
個人的に9人中4人は名前負けしていると感じる
2分岐する所でどちらを選んでも主人公と反対の選択をされて言われのない咎めを受けることがある
ストーリー、システム的にはしょうがない(ネタバレ要素)ことなのだとED前エピソードで判明するまでどうにも納得が出来なかった

・行動上のシステム不備にガマン
施設内を行き来する際の行動エフェクトが飛ばせない
探索モードでの誤タッチと、それを飛ばそうとして○を連続で押してまた同じ誤タッチするとか
探索モードで上下見回してると真ん中までカメラが戻るまで何も出来ない、意味のないカメラワーク

・キャラの理不尽な物言いや不可解な行動理論
知っていることを何で知っているのか聞くと「なんとなく知ってた」「なぜか知ってた」「どうしてもなんだよ」と返されるがすぐ納得して話を進める主人公
主人公もネタバレの都合上同じことをするのだが誰からもお咎めなし
ネタバレで主人公と同じような人物があと3人いるらしいが2人はそれを一切行使しない
閉鎖空間で命の危険があるのに出来ることをしない2人、どう考えてもおかしい
そういう世界でそういう人物しかいないのだろうと思って読み進めた

・最後以外意味のないED
ネタバレ過ぎる最後EDによれば最後以外のEDには情報集め以外の価値がないことになる
たしかにこんな所でなぜその情報を？と思う発言が多々ある
その情報も主人公は覚えていても入力はしてくれないので書き留めておくなどしないとならない
システムのメモ帳はこの不備を補う目的であるのかと邪推してしまった

COMMENT

話は面白いです、理屈で考えなければ
でも最後のED見るまではとにかくガマンガマンの作品なのです

しんじぁえばいいのに、はこのゲームとしてはセンスいいけどそんなに良いフレーズでもないなぁ

善人シボウデスというタイトルはちょっと何考えてつけたかわからないです
ゲーム中唯一の善人(甘すぎる人だったけど本当に人間らしかった)は死なないし

熱中度というか継続度？は、しばらくぶりに再開したとしても数多の分岐を読むことで把握できる
advはログで把握しきれないと思い出すかやり直す羽目になるけどこのシステムには救われていると思う