朧村正
中央値: 71 Amazon点数: 4.7
スコアーボード
標準偏差 10.6 (難易度) 2.43 mk2レビュー数 14ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt | 5pt | 2pt |
81pt
GOOD!
・グラフィック
和風アクションRPGという触れ込みに偽り無しの美麗なグラフィック。最初に面白そうだと興味を持った時は、同時に2Dスクロールというジャンルに不安を覚えたが、実際にプレイすると3Dでは味わえない独特の世界観に一役買ってる。絵巻物を読む感覚に近いのかな?
すすき野のフィールドや夜のしだれ桜が広がるフィールドなどは、特に風に揺られて動くグラフィックがとても幻想的。あとお腹が減る。
・アクション
無双モード(easy)では□ボタン連打と奥義で楽勝。が、修羅モード(hard)でプレイすると結構歯ごたえがある。特にボス戦と、結界で封印されたストーリー無関係のステージがあるが、この二種類のステージでは何度もやり直すハメになる。が、クリア出来ない無理ゲーではなく、相手のパターンを読んでタイミング良くボタンを押せば倒せるので達成感もある。
刀の霊力ゲージが十分であれば、刀を変えた時に居合い発動で全画面攻撃。同じく霊力を消費して奥義と敵の飛び道具のはじき返し・受け流しが可能。折れたら復活するまで鞘に納めないと駄目、戦闘中は忍袋にアイテムをセットして置かないと他が使えない...などなど、細かいバランス調整がされているので、難易度を上げればより戦略性が求められます。
因みにストーリー一周目をクリアすると死狂モードが解禁され、レベル関係無くHPが1に固定という、実質やりこみプレイヤー推奨の2周目プレイが出来る。
・ストーリー
二人の主人公である百姫(ももひめ)・鬼助(きすけ)からどちらかを選んでプレイ。二人のシナリオは完全に独立しているので、2本の物語が楽しめる(温泉イベントで一部絡みがありますが)。一般のRPGの様な3Dでキャラが動くムービーがあるわけでもないのでかなりサクサク進むが、結構な密度の内容が込められていると思う。特に百姫の、相手にするラスボスも含めスケールがデカい。
フルボイスだが、2周目でも最後まで聞いていたいと思えるくらい声優がいい味出してる。
BAD/REQUEST
・ボリューム
私自身はやり込み派なのだが、修羅モードでプレイしても本編だけなら20時間ちょい。一人10時間を超える程度の量しかない。前述のようにシナリオの質そのものはかなり高いだけにもったいないと思った。一応クリア後、百姫は鬼助の、鬼助は百姫のボス戦を何度もトライ出来るようになる。シナリオ上仕方が無いのかも。
別キャラを主役にしたDLCが4本配信されるようなので、本編の収集要素(刀)やボス・隠しエリア含めやり込んでいきたいが、そうなるとパッケージ版の値段が割に合わなくなる気もする。いや、他製品と比べればお手頃なのだが....
・一部システム
無双モードで続けている人にとってはやり応えが無く単調に感じるかも知れない。無双でボス戦だけクリアするなら、恐らく総プレイ時間は10時間を切る可能性もある。刀の性能(奥義)も偏りがあり、有用な物とイマイチな物で別れる。これで攻撃力がトントンなら選ぶ好みもあっただろうが、何故か各シナリオで得られる刀の殆どは、攻撃力が10から20ずつ上がる為、結局はその数字を見て刀を選ぶためプレイの幅が狭まる。
2Dとは言えマップが長い上に使い回しのフィールドが多く、移動に飽きやすい。一部移動手段として駕籠と漁船があるが、どちらも数が少なくルートが固定な上一方通行なのであまり使えない。1周目クリア後は祠から全マップに移動できるのでますます存在意味が....
COMMENT
Wii版未プレイ。修羅モードで百姫・鬼助両シナリオクリア済み。
「ここをこうすればもっと良かったのに」という点がちらほらあるが、世界観やアクションそのものはとてもイイ。個人的には鬼助シナリオのラストが良かったが、或る刀を装備した状態でラスボスを倒すとシナリオが分岐するらしいので、試していくつもり。
ロードもバグもほぼ皆無。音楽も世界観も没入出来る程丁寧に作られている。何よりアクションが爽快。ボリュームさえもっとあれば、是非人に薦めたい。
補足として、空腹時や深夜のプレイはお勧め出来ません。とてもお腹が減るので....
Amazonレビュー
レビュー者: ぐるぐる レビュー日: 2013-03-28悪魔城とかすごい好きな自分にはたまらない。
気になってたのは回避が下押してしゃがみながら左右という操作ですが好きなボタンにコンフィグ可能でした。
LRがフリーなのでLに回避Rに防御にしてます。
しゃがみからの左右の回避とも併用可能。
他の操作も好きにカスタマイズ可能。
ロードなしでぬるぬる動く和風良質アクション。
楽しいです。
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GOOD!
・グラフィック
ヴァニラソフトウェアらしい、描き込まれたグラフィック。
Wii版では画質の問題からややぼやけて滲んだ感じがしていたが、Vita版ではクッキリとした画質になり細かい描き込みもよりわかるようになった。
「満腹でも腹が減る」と称される食べ物の描写も相変わらずの力の入れ様。
・万人向けの難易度
「無双」と「修羅」の2種類があり、無双では斬りまくる爽快感が味わえ、修羅ではきちんとした戦略立てた攻略が求められるなど幅広い層が楽しめるようになっている。
無双も爽快感重視とはいえ、強力な攻撃を受けてばかりいると刀の霊力がすぐに尽きて折られてしまうために刀を変えたり攻撃をかわしたりなどのある程度の攻略を考えながらのプレイが求められるために単調にはなりにくいようになっている。
また、修羅をクリアすると体力が1のみというさらに高難易度の「死狂」というモードも追加される。
・魅力的なキャラクター
登場人物はそれぞれにクセがあり、時代劇や落語長の口調や声優の名演などで一人ひとりが非常に印象的なものになっている。
・キーコンフィグの追加
Wii版ジャンプがスティックの上で行なう仕様になっていたため、誤入力で勝手にジャンプしてしまう事態が発生しやすかったのに加えてキーコンフィグがなかったために不便さを感じることが多かったが、Vita版ではキーコンフィグが追加されて自由にボタン配置を決められるようになったことで操作性がより快適になった。
・ロード時間の短さ
最初のスタート時には多少の読み込み入るもののかなり短めで、本編プレイ中は読み込みがほぼ皆無なためとても快適。
Vitaのソフトは比較的読み込みの長いものが少なくない中、このロード時間の短さは驚異的。
BAD/REQUEST
・使い回しの多いグラフィック
GOODで挙げたようにグラフィックの描き込み自体はトップクラスとも言える程の美麗さなのだが、肝心のマップ自体はコピー&ペーストの使い回しで構成されているものがほとんどで、地域ごとの特色というものが全くといっていいほど無い。
地域を移動しても見た目が全然変わらないためにプレイしていても現在地がわからなくなることがしょっちゅうある。
・小さく見づらくなってしまった食事シーン
こちらもGOODで挙げたように見ているとお腹がすいてくるほどに美味しそうな食事シーンなのだが、元々のWii版のテレビで表示することを前提としたサイズをそのままVita版でも採用しているために肝心の食べ物のグラフィックがとても小さくなってしまっている。
画面いっぱいに表示されるように変更するなどすればよかったのに。
・無駄に移動時間が長い
マップが広い割には基本的な移動手段が徒歩しかない。
籠屋や渡舟を使っての移動もできるが行き先が一ヶ所固定な上に有料。クリア後はセーブポイント間の移動が可能になるが、こちらも紺菊or弓弦葉がいるセーブポイントしかできないために使いづらい。
・ソフト単品では追加要素がない。
4つの追加シナリオが発表されているがこれらはすべて別売りの有料DLCであり、ソフト単品で見ればキーコンフィグ以外に追加された要素がない。
Wii版から2000円以上値段が下がっているとはいえWii版の発売が4年前であり、廉価版も発売されていることを考えるとどうしても割高感を感じてしまう。
COMMENT
Wii版もクリア済。
DLCは配信前なので未プレイ。
問題点も少なくないが、それでも凡百のゲームよりは遥かにすぐれており良作。
据え置きから携帯機への移植だが見づらさを感じることもなく、操作性も向上していてどこでも快適にプレイできるのは魅力。
未経験者なら買って損はないが、経験者ならどうしても割高感が拭えないのでそのへんが割り切れる人ならおススメ。