戦国無双 Chronicle 3
中央値: 56 Amazon点数: 2.7
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 3pt |
50pt
GOOD!
三國無双・戦国無双共に(OROCHI含む)Empiresを除く全シリーズプレイ済、クロニクルシリーズは初プレイになります。
3DS版よりVITA版の方がグラフィック、敵兵の多さを期待してこちらを購入。
(VITAの無双は三國無双NEXT、無双OROCHI2 ULTIMATEをプレイ済)
戦国無双4の「神速」攻撃が非常に快適だった為、4-Ⅱの繋ぎになれればと思い買ったのですが、それなりに楽しめています。
・グラフィック
PS3には劣りますが、携帯機としては素晴らしく綺麗です。
雑兵のワラワラ感も健在で処理落ち・ステルスもほぼありません。
何も考えなくても普通に斬っているだけで1000人斬りは自然と達成しています。
・キャラ
戦国無双4のキャラ＋主人公なので非常に多いです。私は大谷吉継が好きなので携帯機で仕えるのは非常に満足しています。
主人公は自由に作成できるのですが、パーツが多く大幅なバリエーションのキャラに作れます。
ボイスも多く性格も幅広いです。(ただ、女のボイスに「妖艶」が欲しかったですがｗ)
・シナリオ
戦国無双4とはまた違った(大筋は同じですが)のシナリオを武将の一人となって追体験できるのは新鮮です。
行動次第で歴史に介入でき、各武将の好感度を上げることによりIFルートに進めるのですが、解放条件も分かりやすくて良いです。
・音楽関係
戦国無双らしく和を感じられてとても心地よいです。
戦国無双4と同じBGMなのであとは省略。
・操作感
操作武将の切り替えや指示も画面タッチで行えるのですぐに慣れました。
マップのあちこちで起こるミッションごとに武将を切り替えてもとてもレスポンスが早いので苦になりません。
馬へ乗るのも十字キーを押しっぱなしで乗れるので快適です。
・その他
戦国無双4で購入したDLCを引き継げる。
これは二重に買わなくて良いので助かりました。
BAD/REQUEST
BADですがすごくたくさんあります。
・シナリオ
主人公が仕える武将が固定されており(信長→秀吉→家康 の順)自由に選べない点。
過去のクロニクルでは自分が仕える武将は自由に選べ、まさにクロニクルという感じだったそうだが、今回はなぜ無くなったのか…
私は西軍が好きなので、家康に仕えるというのが非常にストレスでしたｗ
また、武将との絡みという上で主人公が空気過ぎる。無双武将同士の会話がメインでたまにアホみたいな選択肢が出てきて「そうか、○○もそう思うか！」→終わり みたいな淡白な会話が延々と続く。
ただ歴史の流れを眺める傍観者というか、もう少し武将たちの輪の中に入りたかった。
ストーリー、IFルートの少なさは否めず、マップの使い回しも多くてどうにも手抜き感がします。
浅井長政も4では小谷城の戦いでドラマティックに散るのに、文字だけで勝手に死んだことになってしまい味気ないです。
この辺はもう少し頑張って欲しかったなぁと。
また、ムービーがまったくないのが寂しいです。
4は要所要所に美麗なムービーが挿入されて感動したのですが、今作は人形劇が延々と続くので飽きてきます。
・成長システム
これがこの作品一番の不満です。
まず4と違うのは、戦闘中にリアルタイムに成長しない点。戦闘終了後の武勲でのみで成長するので、階級の低い武将はずっと弱いままその戦闘を戦わなければなりません。
体力が少ない時に階級が上がって回復したり能力が上がったりなどの恩恵も無い為非常に辛いです。
アクションの解放も非常に遅く、まともに戦えるようになるまで時間がかかる。
その上成長が非常に遅い。(一度の戦闘で2～3程度しか上がらない)
武将一人ひとりの成長するテンポが非常に悪いのに、操作武将として参入される武将の階級が5で固定です。
主人公の階級に関係なしに階級5から平気で参入してくるため、後半のステージでは主人公以外使い物になりません。
雑兵に囲まれるだけで体力を減らし、緊急要請を連発されて、唯一人強い主人公が味方救出の為にマップを奔走するというおもり状態でストレスMAXです。
それだけ苦労してステージクリアしても上がる階級が2～3とか完全に舐めているし、だんだん苦痛になってきます。
一応練武館というモードで稼いだポイントを経験値に変換することはできますが、効率が非常に悪く、そもそもそのモードをクリアするのにもある程度成長した武将が必要なので本末転倒です。
無双OROCHIシリーズのように経験値ストックシステムで自由に武将の階級を上げられるようにして欲しかったです。
・武器の強化
武器を購入したり戦闘で手に入るのではなく、戦闘では手に入れた"素材"で初めから持っている武器を強化していくのですが、この素材は5属性に分かれており、対応している素材でしか強化不可です。
自分が金剛属性の武器を装備していても手に入った素材が氷や炎ばかりだと強化ができないというのが不満です。
また、強化や武器に能力を不可するのに非常にお金がかかります。さらに強化するためにはよろず屋や鍛冶屋の店レベルを強化しなければならないのですが、それにも莫大なお金がかかります。
一度の戦闘で手に入るお金は雀の涙程なので必然的に何度も何度も同じ戦闘を繰り返すので飽きてきてしまいます。
武将の数が多いのでさらに何度も繰り返すという地獄が続きます。
戦闘で手に入れた素材をその場で強化に使うか売却かを選ばなければならない。
ストックしておいて、好きなタイミングで好きな武将に使えるようにして欲しいです。
・お店の強化
上でも挙げましたが、お店のレベルを上げるのにいちいちお金がかかるのでストレスになります。
獲得した総武勲で解放にして欲しかった。
IFルートに進むためには普段の会話以外にもお茶会を開いて武将との好感度を上げる必要があるのだが、そのお茶会にも莫大なお金がかかるのでもうお金のやりくりだけでハゲそうになります。
武器の強化、好感度UP、お店のレベル上げ、全てにお金がかかる仕様にうんざりです。
なぜ現実世界だけでなくゲームの中でまで貧乏生活をしなくてはいけないのか。
・キャラ
一部キャラクターの立ち位置が異なります。
石田三成がなぜか浅井長政家臣になっていて違和感が多いです。人気キャラとはいえ、歴史を大幅に捻じ曲げるのはいかがなものかと。
・操作性
グラフィックには申し分無いのですが、今回なぜかカメラワークが悪いです。
普通に走る分には問題ないのですが、馬に乗って走っている際に、曲がった際にカメラがついてきません。
私は移動の際は常に正面を見ていないと嫌なのですが、曲がるとカメラがついてこず、横を向いてしまいます。
馬で走行中にLボタンを押してカメラを正面にするといちいち馬が止まってしまい非常にストレスになります。
設定でカメラの速度などをいじってみましたが変わりませんでした。
・ゲーム難易度
難易度は低すぎた4よりはだいぶ調整されてはいます。
ただ、強化エリアでの強さに飛躍が激しいです。通常エリアだったのが急に敵の士気上昇により強化エリアになってしまい、モブ武将ですら強過ぎるほどになります。
時間制限付きで倒さなければならない武将が急に強くなりミッション失敗というのが多いです。また強化エリアの外に連れ出そうにも今回は出てこないようになったのでしょうか？まったく出てこず時間がかかります。
無双奥義・皆伝の弱体化があり、強化武将の強さが尋常ではなく、初出で駆りだされた階級5の無双武将ではまったく刃が立ちません。
他にも敵武将と戦っている最中に「敵の逃亡を防げ」などのミッションが多く、敵を倒すのに集中できない要素が多過ぎます。
COMMENT
決してつまらないゲームではありません。アクションも豊富だし敵をなぎ倒す爽快感もありますし、グラフィックもとても綺麗です。
ただ、やる気を削ぎ、モチベーションを下げる要素が多過ぎます。
キャラクターの成長システムは早急な修正パッチを出す必要があるくらいこのゲームをプレイするモチベーションに影響します。
私のようにストーリーが進むごとに全武将の階級を少しずつ底上げをしたい性格の人は壊滅的にダメシステムですし、普通にプレイするにもこの成長速度は支障をきたします。
もしVITAで最新の戦国無双がプレイしたいのであれば、断然戦国無双4をおすすめします。
既にプレイ済で4-Ⅱの繋ぎで楽しみたいのであればそれなりには楽しめると思いますが、余程時間が有り余っている人で、かつ同じ作業を何度も繰り返すことが苦にならない人でないとおすすめはできません。
「クロニクル」というタイトルにはふさわしくないゲーム内容でした。
今回のコーエーのゲームシステムには非常に首をかしげるものばかりですが、ユーザーの声を聞いて、今後BADで上げた部分がアップデートなどで少しでも改善してくれればと思います。
ひと通りクリアしたら前作のChronicle 2ndでもプレイしてみようと思います。
Amazonレビュー
レビュー者： たぬきさん レビュー日： 2015-02-11パワーアップもいじってはあるけど効果が感じられないし見た目が変化するわけでもない。
もう無双はいいかなあ・・・
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GOOD!
・グラフィックが綺麗
グラフィックがとてもきれいです。VITAソフト全般に言えることかもしれませんが、据え置き機での無双がそのまま携帯機でできたのは感動的でした。
・キャラの掘り起こしがシリーズの中では深い
今作は良くも悪くもナンバリング本編の補完ものだと思っています。基本的に大筋の歴史の流れに沿って行きますが、派生するIFや小イベントに力が入っていると感じました。
・キャラ入れ替わり戦闘システムが良い
戦闘は複数のキャラをチェンジしながら戦います。使っていないキャラは移動・戦闘などの指示を出したりできるので、使い方次第では終始プレイヤーは戦闘に力を入れることができます。
無双シリーズでは目的地への移動がストレスだったりしますが、別のキャラに移動を指示しておいて、自分は別のキャラで戦闘なんてことができるので、手持無沙汰な時間がありません。
BAD/REQUEST
・主人公の存在
主人公は歴史の傍観者的な立ち位置（ほぼ神視点）で進みますが、歴戦の勇士という名の客将みたいな立場でいろんな勢力の戦闘に参加しているので、エディット主人公なのに感情移入がしにくいです。いっそのこといらなかったのではないかと思うほど・・・
COMMENT
これは戦国無双４の補完ソフトみたいなものだと思います。
なので初見の方は戦国無双４か４－Ⅱ等のほうを先にやるといいと思います。
ファンなら楽しめますが、初見の方ならちょっと抜け落ちている部分があるので、十分に楽しめないかもしれません。
戦闘システムはとてもいいと思います。ただ戦国無双シリーズはマップが見づらいですね・・
あと前作は主人公を中心に、武将キャラと交流できたみたいですが今作はその要素はほとんどありません・・ほんとに史実・仮想歴史の傍観者の立場で動いていきますので・・