イースVIII(イース8) -Lacrimosa of DANA-
中央値: 86 Amazon点数: 4.5
スコアーボード
標準偏差 9.46 (難易度) 2.22 mk2レビュー数 18ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
・フィールドがめちゃくちゃ広い
広い。本当に広い。
しかも適当なコピペとかではなくてちゃんと意味をもって作りこまれている。
広大なフィールドを少しずつ探索していく冒険感はシリーズでも随一
・アクションが爽快
小気味良く動いてくれるのでフィールド探索して敵と戦っているだけで楽しい。
技も豊富でキャラも誰を使っていても楽しい
・豊富なボスキャラ
ボスキャラがとにかくたくさんいる。
・サブキャラ達が魅力的
流れ着いた無人島で漂流者たちと力を合わせて脱出を目指すのが基本となるのだが、三十人弱いる漂流者たちがみんな良い。
それぞれが集落での役割を持ち、力を合わせているのがわかり、パーティーキャラだけでなく全員が仲間だと感じられる。
この辺りはファルコムの得意技ではあるが、今作はその中でも随一だと感じられた。
BAD/REQUEST
・ロードが長くて多い
実に長いし多い。
長いのは仕方ないとして回数をもっと抑える工夫をして欲しかった。
特にベースとなる集落の中を移動するだけでもロードが挟まるのは厳しい。
・普通
良い意味でもあるのだが、いろんな部分がオーソドックスに良く出来ているだけなので「これだ!」というような特徴に欠ける。
・ストーリーが壮大過ぎる
いままでのシリーズに比べて終盤のストーリーが壮大過ぎる。特に最後の方で出会うとあるキャラは、出してよかったのだろうか?
時間軸的には今作のあとに6が来ると思うとやり過ぎだったのではないかという気がする。
COMMENT
シリーズは一通りプレイ。
良くも悪くも一昔前のARPGを全力で作りました、というような出来。
かつてはありふれていたがいまとなっては貴重な存在。
ただプレイ時間の長大化はイースらしくないかな、という気がした。
全体的にイースの新作というよりは那由多の軌跡2という感じがする。
Amazonレビュー
レビュー者: amajin レビュー日: 2017-06-24そう書きたくなるほど熱中したゲームでした。
プレイ時間は40時間ほど。気付けば1時間…2時間…3時間…とのめり込み
結構ゲームに対して飽きっぽい性格なのですが、夜中の2時から始めて結局徹夜してしまったりしました(笑)
こんなにゲームに熱中できたのは何年ぶりでしょうか。本当にいい作品をありがとうございました。
大自然の雄大さや、太古の時代のロマンを感じる世界観、儚くも美しい人間の姿を丁寧に描いたストーリーがここには詰まっています。
ラスボスと戦う時には、本当に終わるのがもったいなくて、1日明けてから戦いました。
これから2周目ですが、改めて見てみるとそれぞれのキャラクターの個性も非常に丁寧に描かれていることに気付きます。
あるキャラクターの発言が、2周目になると感慨深く思えたり・・・。ひとえにスタッフのみなさんの丁寧な仕事のおかげだと思います。
これからも応援しています。
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GOOD!
・臨場感アップ
マップが3Dでより立体的になりカメラも今までのような角度固定のやや見下ろし視点型ではなく360°ぐるぐる回せるようになったので探索の臨場感が格段に増しました。
またロケーション探しや釣りなどそれ自体は他のゲームでもよく見られますし珍しくはないですが今回のイースに入れようと思った心意気は非常に評価できます。ちょっと冒険の息抜きに絶景に見とれたり水場で釣りをしたり、些細なことですが非常に雰囲気が出てて良い。
・戦闘
システム自体は7やセルセタの正統進化系ですが今作はマップが3D化したことによりジャンプできるようになりそれを利用した戦術も可能になりました。
また難易度が程よい難しさ(体感でノーマルでもそこそこ難しかったです)でノーガード戦法ボタン連打のゴリ押しではややつらいバランスとなってます。なのでフラッシュムーブやフラッシュガードの利用価値が高まり強敵に対して上手くカウンター出来た時が最高に気持ちいいです。
・音楽
セルセタ以上7未満という感じですがそもそも7のBGMが前代未聞レベルで素晴らしすぎただけで今作もそこらのゲームとは比べ物にならないくらいBGMがいい。
・キャラクター
メイン6人はもちろんですがサブキャラクター達もとても個性があって愛着がわきます。
今作は無人島が舞台なだけに街という概念が無く何も無いところで1から拠点を築いていくため一旦仲間になったNPCは基本的にずっと一緒。一緒にいる時間が長ければ愛着がわくのは当然ですし迎撃戦でサポートしてくれるためとても頼もしい存在です。
・お金の概念がない
今作は舞台が舞台なだけにお金がありません。武器防具を練成するのはもちろん回復アイテムを作るのにも素材やり繰りです。この素材が探索や戦闘をサボってなければかなり豊富に手に入るので基本的に新しい武器や回復アイテムを入手するのに困ることはあまりありません。また素材アイテムの下位方向上位方向両方への互換機能があるのもストレスフリーで良かったです(下位素材を手に入れるためにわざわざ雑魚を狩りに行く必要が無い)。ただお金の概念がないのは人によってはBADとして機能するかもしれません。
・ストーリー
あっさりボリュームだろうとたかをくくっていたら案外がっつりボリュームでした。参考までに自分はある程度やり込みも同時進行でこなしつつクリアした時のプレイ時間が47時間でした。
ストーリーの良し悪しは好みもあるだろうけど質は悪くないと思います。自分は今回のストーリー好きです。
BAD/REQUEST
ほとんど無いですが強いて言えばば
・エリア間のロードがやや長い
・フィールドのグラフィックがやや粗い
・ボイス量がやや少ない
くらいでしょうか?
ロードに関してはまだ一応許容範囲で4秒くらいですが気になる人は気になるでしょう。
あと地図上ではひとつの大きなエリアなのに実際にはそれがさらに3つくらいに区切られておりロードが挟まるところが多々ありますがVitaの性能限界でしょうか?
グラフィックに関しては普段はあまり気にならない遠目で景色見渡す分には綺麗ですが近目で見るとやや粗く感じる時があります。
ボイス量に関してはセルセタだってそんな多くなかったじゃんと言われればまあそうなのですが最近のゲームにしてはやはり少ない。なまじ東亰ザナドゥがもう少しボイス量あったように感じただけに残念です。中途半端なパートボイスが余計にボイス量の少なさを感じさせているかもしれません。
COMMENT
1周目:クリア47時間+やり込み8時間
2周目:25時間
プラチナトロフィー取得済み
シリーズは7とセルセタを経験してからの今作。
悪くいうように聞こえるかもしれませんが正直言ってイースシリーズってそこまで好きなタイトルじゃなかったんですよ。決して嫌いではないしむしろ面白いけどめちゃくちゃ熱中するという程ではない言わば中堅タイトルみたいな印象でした。
しかし今作はどうでしょう、まんまとやられました。熱中しすぎて止め時が見つからなかった(笑)軽快な戦闘システムと臨場感溢れるマップ探索と濃厚ストーリーと魅力的なキャラクター、全てが高水準で混ざりあったまさに奇跡の作品だったと思います。
欠点らしい欠点も見当たらず癖も少ないので万人にオススメできる非常に完成度の高い作品です。