リトルバスターズ！ Converted Edition レビュー(評価)

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リトルバスターズ！ Converted Edition レビュー

発売元	プロトタイプ（オフィシャルサイト）
発売日	2012/03/22
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：恋愛アドベンチャー ■ プレイ人数：1人

スコアボード

中央値: 82
難易度: 1.86
レビュー数: 7

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

30-39

40-49

50-59

14.3%

60-69

28.6%

70-79

42.9%

80-89

14.3%

90-100

【60点以上】
100%
【標準偏差】
8.41

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　608人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	4pt	5pt	5pt	5pt	2pt

総合点
96pt

GOOD!

熱中度および満足度5

友情をメインテーマとして、コメディ、恋愛、感動を絶妙にブレンドしたストーリー

＜ストーリー（全体）＞

全寮制高校を舞台に、リトルバスターズ（幼少期からの主人公ら5人グループ）に更に個性的な仲間が加わっていく様子がとても楽しく、まるで自分もその輪の中にいるような気持ちになった。

展開をどんどん引っ張っていくリーダーが別にいるので、主人公はどちらかというと受け身。

個性が際立つ仲間の中では常識的で、プレイヤーは自己投影しやすい。
どこか中性的で、男女問わず皆から好かれており、特にこの男友達との本当にくだらないやり取りが実に楽しかった。

それにしても、全寮制という閉鎖的な生活空間を感じさせない程の突き抜けた感じと、溢れ出す若いエネルギーをどこかにぶつけるかのように、あらゆる生活シーンを笑いと遊びにしてしまう姿にこちらも大いに笑ってしまう。

こんな高校生活だったら本当に楽しいだろうし、虐めなんかも存在する余地すらなし。
閉塞感とストレスに汲々としている現実社会へのアンチテーゼなのかもしれない。

そして、このドタバタ、ハチャメチャな日常に時折垣間見える相手を思いやる気持ち。

表現が難しいが、文章や言葉を用いて感動シーンを押し売るのではなく、胸にじんわりと効いてくる感じ。

しかし、最終章のリフレインに入ると、この「時折垣間見える」という部分は誤りだということに気付く。ドタバタ、ハチャメチャも全てひっくるめた日常すべてが、とてつもなく大きな友情愛に包まれているのである。

＜ストーリー（恋愛要素）＞

このゲームに於いて、恋愛パートはストーリー上に影響を与えない。

勿論、最終章リフレインを解放する為にすべての対象キャラクターを攻略する必要はあるが、取った行動によってメインストーリーが変化するといった要素はない。

どちらかというと、各キャラクターの背負っている背景を知る為の通り道である。

普段の騒がしくも楽しくしている様子から一転し、各キャラクターが持つ背景の内容はかなりシリアスで内面的に訴えるものが多く、このギャップが個人的にはとても良かった。

＜グラフィックス＞

ＰＳＶＩＴＡの鮮やかな発色能力ここにありといったところ。
高解像で描かれたキャラクターは本当にきれいで、1枚絵を眺めるだけでもかなり満足できる。

別ハードでの経験者も、本作を試してみる価値あり。

＜快適さ＞

まず、ロード時間が皆無。これには驚いた（ダウンロード購入だけど）。

ＰＳＰ版ではＵＭＤ2枚であった本作はボリューム的にも相当あったはず。
それなのに、これ程までの超高速スキップや直観的タッチスクリーンへの軽快な反応は凄い。

ひとつ先の分岐の選択肢まで進む、逆に戻るといった機能もあっという間で、テキストコンプを目指すにはとてもありがたい。

また、セーブ可能数は驚異の200件。
結局、半分程度しか使わないで済んだ。

やっていて、ストレスとは一切無縁のシステムだった。

BAD/REQUEST

特にないが、恋愛パートと全体のストーリーにもう少し関連性があると良かったということと、一部ヒロインが途中から超急展開でスケールの大きなものとなり、正直ついていけない部分もあったこと。

まあ、これはストーリーの問題なので、ゲームとしてＢＡＤということではないけれども。

あと欲を言えば、回収できるＣＧの総数は１２１枚あるものの、何せヒロインが多いので、１人当たり１０数枚となってしまう。

これでも増えたらしいけど、もっと見たいというのが正直な気持ち。

COMMENT

ＰＳＶＩＴＡを購入したら、まず最初にやると決めていた本作。

ＰＳＰ使用時から評価の高い本作に興味があったが、既にＰＳＶＩＴＡで発売されていた為、どうせやるならきれいで、快適な方でと考えていた。そして、まさに期待を上回る満足感。

これをやる為に本体買ってもよいと思えるので、未経験の方には特に勧めたい。
何というか、いわゆる恋愛ものでは味わえない充実感と、賑やかで楽しい日々が終わってしまう寂しさが同居している感じである。

大変な長文となってしまったが、本サイトのＰＳＶＩＴＡレビューがまだ寂しい為、失礼承知で長々と綴らせていただいた。

一番申し上げたいのは、ＰＳＶＩＴＡ使用者にも良質ＡＤＶゲームの進出を期待している人間がいるということ。
他のハードに比べ、ＡＤＶゲームの移植、新規開発がまだまだ少ない中で、本作をこのように期待以上の内容で世に出してくれた開発陣に、改めて感謝申し上げたい。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
ROKIさん(レビュアー情報) [2012/08/20 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　584人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	5pt	4pt	5pt	4pt	2pt

総合点
88pt

GOOD!

PS vita版が初プレイです。

・ストーリーが面白くてよかった。終始飽きないストーリーで楽しませてもらいました。

・キャラクターが濃い。これぐらい濃いほうがやってる方としては面白い。もちろん女性陣はもちろんのこと男性陣のいいやつっぷりに感動しました。

・BGMが全部いい。一人ひとりに持ち曲があったり、ED曲が何曲かあったりととてもプレーヤーを楽しませる作りで最高でした。

・満足感があるいい結末だった。やってよかったなって思える作品だった。

・内容のボリュームはすごい感じました。総プレイ時間はたぶん100時間を超えていると思います。

・ミニゲームやサブストーリーのような本編にかかわっていないような小ネタもプレイしていて面白かったです。

BAD/REQUEST

特にないですが気になる人はいるかも

・展開は結構ご都合主義。

・あるキャラのストーリーがめっちゃ重い。

これ以上はネタバレになるなので書きませんが自分は気になりませんでした。

COMMENT

key作品どころかギャルゲーを初めてプレイしました。
すごい良かったです。ただ、ギャルゲーよりも友情ゲーに感じてしまいました(笑)。
ぜひ色々な人にやってもらいたいです。

プレイ環境　PS VITA (新型)

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
ぐるぐるさん [2014/02/13 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　571人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	4pt	4pt	4pt	5pt	3pt

総合点
83pt

GOOD!

□まず驚いたのがCGのクオリティでして過去に多く移植されてきたゲームではあるのですが段違いと言っても良いレベルの差がありもはや別物とさえ思うくらいでした、有機ELの発色性能の高さを十分に活用出来たこともあるのでしょうがAVGとの相性の良さもあったのかも知れません。

□シークタイムおよびシステム周りに関しても十分な出来にありましてかなり快適に遊べる点に加えて隠しメニューをタッチ操作で呼び起こせる一工夫はまさにVitaならではの機能として重宝しました、単なる画面の綺麗なギャルゲーに終わらせなかった点を一番高く筆者は評価したいと思いまして快適さを満点評価としました。

□個人的にVitaの機能で撤廃ないし修正してもらいたい短時間強制スリープへの対策もオリジナル自体がたまたまそういう仕様だったのもあるのでしょうがミニゲームを増やしたり等の画面を触る機会を増やす事によって煩わしさを解消させている点は考えられてるなと思いました、上記にも繋がる点ではあるのですがあらゆる面で遊ぶ側への配慮や工夫が随所に凝らしてある作りになっていますので安心安定で長い時間のプレイも楽しく遊ぶ事が出来ました。

BAD/REQUEST

■ミニゲームではあるのですが出来がアバウトというか本当の意味でのミニゲーム程度の出来のものが揃ってしまっている上にしかも頻繁に消化していかないといけないのでその辺の作業っぽい事が苦手な人にとっては苦痛かもしれません、テキストの量と相まってこの辺で好き嫌いが分かれる要素の大半が含まれているような気がします。

■選択肢を見てもフラグ等が分かりにくい所が結構あるのとただでさえクリアまでの所要時間というかテキスト量が多めにも関わらずコンプは周回前提しかも数も多いというあたりで心折れてしまう方もいるかもしれません、シナリオ1本で満足させられる感じなキャラがもっといればこの辺は少なからず緩和されてたのではと思ったので少々残念な作りだった気もします。

■草野球の話から話が一気に重たくなったりするキャラもいたりと結構アップダウンの激しいシナリオの作りでして重たいのは別に良いとしても展開的になぜ？みたいなのは多かったです。

COMMENT

シナリオやキャラに少々クセの強さのあるタイプの作品かとは思いますがゲームとしての出来は申し分ないと言っていいのではないでしょうか、グラフィックに目を奪われがちになりそうですが筆者はとにかく骨太で隙の少ない作りに仕上がった所が一番買ってみて遊んで良かったなと思いました、今作品に続いてこれからも良作ギャルゲーがリリースされてほしいものです。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(未クリア)
kouさん [2012/04/06 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　494人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	5pt	3pt	4pt	5pt	0pt

総合点
82pt

GOOD!

まず最初に自分はＰＣ版、ＰＳＰ版をプレイ済です。

・紙芝居ゲーにオリジナリティーもなにもありませんが、ＶＩＴＡの機能を生かしたミニゲームには感心させられました。本編に合ったおもしろい要素でしたね。出来もよかったです

・グラフィックスは過去最高の解像度による超美麗ＣＧもりだくさんでした。もうほんとこれだけでも買う価値あります。過去作より断然綺麗です。さすがはＶＩＴＡといったところでしょうか？

・ＢＧＭ、主題歌はいわずもがな、とてもクオリティの高いものばかりです。主題歌はこういうゲームをプレイなされる方ならだれもが知ってるレベルでしょうしＢＧＭも場面場面に合ったものばかり。耳に残るＢＧＭってゲーム全般でみても少ないと思いますがこのゲームのＢＧＭは少なくとも自分には耳に残るものが多かったですね。

・快適さは文句なしの５点ですね。こういうゲームで読み込みが遅いのはそれはそれで困りますがカードＲＯＭになったことで爆速に近い、ＰＣレベルの読み込みの早さです。ＰＳＰ版を経験してるのでこの読み込みの早さは一種の感動を覚えました。

BAD/REQUEST

まああまりないのですが強いて挙げるならその多すぎるボリュームですかね。
いい点でもあるのですがやはりここまでボリュームがあるとダレる一面があるので・・・

それくらいですかね？ほんと不満っていう不満はないに等しいです。

COMMENT

昨今ＰＳＰへのＰＣゲーの移植などが増えてきましたが、このゲームはＶＩＴＡへの移植の先陣をきってくれました。
グラフィック、音質、ロード速度、どこを取ってもＰＳＰとはくらべものになりませんね・・・

ＰＣゲームとの比較でも解像度なら遜色ありません。

携帯機ということもあってプレイへの手軽さもありますしとても素晴らしい移植を初っ端からやってくれたと思います。

このゲーム自体も名作といっても過言ではなく、ファンが多いことも周知かと。
この間アニメ化も発表されたこともあり、ＶＩＴＡ版の購入者が増え、ＶＩＴＡへのＡＤＶ移植が増えてくれるころを願っています。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
積木さん [2012/04/04 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　492人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	4pt	3pt	4pt	5pt	2pt

総合点
78pt

GOOD!

　グラフィックは２Ｄ最高峰、立ち絵もＣＧも美麗です。
　ストーリーは個別ルートは最終的に１０以上くらいあり、そんなに長くないので飽きにくいかと思います。特に集大成といえるＲｅｆｒａｉｎは感動できます(ただしメインテーマは友情です)。
　かなり快適にプレイできるシステムです。セーブデータのロードは早いし、Ｌボタンを使えばすぐに文章も選択肢も巻き戻せるので演出をとばしたりしても安心。もちろん普通のバックログもあります。ほとんどタッチ操作可能なので通常操作と合わせると操作は快適。
　キャラクターはどれも魅力的です。特に男陣営は主人公含め良い感じです。共通ルートでも個別ルートでも笑わせてくれます。女性陣も色々なタイプがいるので好きなキャラができると思います。
　ミニゲームが随所にあり、ＯＦＦにもできるのでたまの息抜きに良い。
　エロはない(笑)。ただしＣＥＲＯの割に(変な意味でなく)重い話はある。
　ＢＧＭは全体的に良い出来、特に歌はどれも秀逸。

BAD/REQUEST

　複雑というほどではないが必須選択肢が一部わかりにくかったりする。
　立ち絵に違和感はないが、ＣＧのいくつかは違和感がある。また、元のサイズとちがうので画面に全部表示したいときはタッチ操作が必要。しかもプレイ中は差分ＣＧの時は切り替えのたびにいちいちサイズが戻るので注意(ただ、そのままでも違和感があるＣＧはほぼない)。
　共通ルートが長め。周回前提ゲームなのでスキップは遅くはないが少々メンドイ。周回のたびに状況が変わるので二度と見られなくなるイベントも(おそらく)ある。一部ミニゲームは強制。
　しかたないが集大成と言えるルートへは６周以上が必須で６人のヒロインをクリアしなければならない。また、３人のヒロインはその後に攻略可能になる。
　主人公はパートボイスで、一部ルートで立ち絵もあり、個性もある。自分は気にしなかったが気になる人はいるかも。
　ご都合やファンタジー要素を気にする人は感動が薄れるかも。

COMMENT

悪いところも結構挙げてしまったがどれも細かいことなのでそんなに気にしなくて良いとは思う。
ギャルゲーは１０本くらいやったことがあり、これほどのめり込んだのは初めてでした。友達に薦められましたがやってよかったと思えるものでした。メインに友情がきてるのも好印象でした。このゲームは何度も移植されたりしてますがエロを除けばこれが一番良い環境で味わえると思います。
本当に楽しめました、携帯機ですしじっくりやってぜひコンプリートしてほしい作品ですね。