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デモンゲイズ レビュー

デモンゲイズ
発売元 角川ゲームスオフィシャルサイト
発売日 2013/01/24
価格 6,090円(税込)
レーティング 【C】15才以上対象 セクシャル (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要 ■ ジャンル:ファンタジー・ダンジョンRPG
■ プレイ人数:1人
■ ダウンロード版:5,040円

【デモンゲイズ Global Edition】
■ 発売日:2014/07/03
■ 価格:4,644円
英語音声/英語字幕が追加された廉価版です。

スコアボード

デモンゲイズ評価ランク
中央値
73
難易度
2.63
レビュー数
16

スコアチャート デモンゲイズレビューチャート

デモンゲイズ 購入する



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【60点以上】
75%
【標準偏差】
14.32

ユーザーレビュー


このレビューだけを表示する  538人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 2pt
総合点
80pt

GOOD!

・キャラグラフィック
 クロサワテツさんはもちろんの事、
 沖史慈さんの描く女の子が可愛すぎて反則です。
 次は沖史慈さんオンリーでゲームを出して欲しいくらいです。
 PSVitaの綺麗さを存分に味わえるグラフィックだと思います。
 戦闘中等の背景イラストも、地味に綺麗で、
 次のステージどんな背景だろうと楽しみにさせてくれます。

・サクサク戦闘
 △ボタンで、前の行動をリピートでき、
 ボタン押しっぱなしで、次々にメッセージが飛ばせるので、とてもサクサクです。
 何回も行う戦闘なので、とても爽快感があって良いと思いました。

・自動移動
 地図を開いて、行きたい場所を指して、自動移動を行う事ができます。
 行ったことがある場所だと、自分で移動するのが苦痛なので、とても便利です。
 
 また、とても性能が良く、
 例えば、基本敵にはちゃんとダメージ床を避けて移動するのですが、
 クロノス(ダメージ床無効)をつけている場合は、
 ダメージ床を通ってでも最短ルートを選んでくれます。

・ほぼどこからでも、簡単に戻れる
 リターンドア(主人公のスキル、消費MP1)や、帰還の鏡(アイテム)で、
 どこからでも竜姫亭(拠点)に戻れるので、
 気軽にダンジョンを探索することができます。

・ゲーム中に難易度変更ができる
 いつでも拠点で難易度変更が出来るので、
 強くして、いいアイテムをドロップして、
 詰まったら弱くして進める等、とても親切な設計になっています。

・キャラが生き生きしている
 メインキャラから脇役キャラまで、とても生き生きしているので、
 その人達のやり取りを見ているだけで、楽しむ事ができます。
 めぞん一刻や、ラブひなを意識しているというだけあって、
 みんなが一つの場所でワイワイしているのが、
 とても居心地のよい世界観になっています。
 あと、管理人さんがとても可愛いです。

・エーテルシステム 
 使わない武具からエーテルを抽出して、
 そのエーテルを使って、使っている武具を強化するというシステムなのですが、
 いわゆる「合成」よりも、シンプルでわかりやすく、
 このシステムは、もっと他のゲームでも使われて欲しいなと思いました。
 
・ゲームのテンポが良い
 常に目の前に目的があるという作り方が、とてもうまいなと思いました。
 やめ時を失い、ついついやってしまいます。
 PSVita(携帯機)と、相性がとても良いバランスになっていると思います。

・音楽がカッコイイ
 とにかくテンション上がります。(特にボス戦はもうっ…!)
 ボーカロイドは賛否両論ですが、私はいい味出していると思います。

・ゲイザーメモ
 オンラインで、ダンジョン内にメモを残せるという、よくあるシステムではありますが、
 定型文の組み合わせにもかかわらず、
 面白い(半分以上は下品)文章が残せたり、しっかりと攻略のヒントを残せたりと、
 とてもマッチしたシステムだと思います。
 クンカクンカを定型文にしたのは誰だw

BAD/REQUEST

ほとんど続編が出る前提で、期待の意味を込めて書きます。

・アイテムの種類が無駄に多い
 同じ効能で、名前が違うだけのアイテムがたくさんあります。
 それだけでアイテムボックスがいっぱいになるので、
 アイテムの種類は、最低限にまとめて欲しいです。
 アイテムの種類を多くして、合成システムを追加!とか、絶対にやめてほしいです。

 これと関連しているのかわからないのですが、
 アイテムを整列した際、効能順になっていないのが煩わしいです。
 回復小→中→大、全体回復小→中→大、状態回復 
 といった具合に、効能で並べてほしいです。

・アイテムをもっと持てるようにして欲しいです。
 例えば、10個単位で、アイテムボックスを埋めていくアイテムがあるのですが、
 全て99個ずつ持てるようにして、何か問題があるのでしょうか。
 所持数を限定させて、考えさせるゲームでは無いと思います。
 (それであれば、逆にもっと所持数を減らすはずなので)
  
・エーテルシステムを、アイテムでもやりたい
 効能が弱いアイテムは、後の方になれば売るしか用途がなくなってきます。
 (なのになぜか後の方でも手に入り、アイテムボックスを埋める邪魔な存在でしかない)
 例えば、武具のエーテルシステムを、アイテムでもできるようにして、
 弱いアイテムから強いアイテムを作れるようになるとか、利用出来るようにして欲しいです。

・自動移動の汎用性を高めて欲しい
 現在の仕組みでは、フロアが違ったり、
 方向感覚が狂う場所や、一方通行の場所では、うまく機能しません。
 未開の土地は楽しいのですが、すでに探索済の場所を、
 行く度に自分で考えて移動するのは、特に楽しい作業ではありません。
 自動移動で行けるようにして欲しいです。

・自動移動中は、倍速にして欲しいです。
 めんどくさくて自動移動にしていると思うので、
 同じテンポで進められると、イライラする原因になってしまいます。

・川や奈落の見た目で、「壁」扱いの場所は、
 地図上では壁ではなく、行ける場所と同等の見た目になっているので、
 どこに行けて、どこが行けないのかが、非常にわかりづらいです。
 後々、川や奈落の上を通る事の出来るスキルを持つデモンが現れるのであれば納得です。

・地図に印を付けられるようにして欲しいです。
 ドクロマーク、キノコマーク、宝マーク、デモンマーク等。
 どこに何があったか忘れてしまいます。

・強制バトルの場所は、地図上に表示されて欲しいです。
 また、自動移動の際、強制バトルを可能な限り避けるか避けないか、
 オプションでオンオフさせて欲しいです。
 
・隠し扉を探すのがとても困難です。
 隠しアイテムがあるだけならまだしも、サークルに続く道を隠されているので、
 見つけるのが必要不可欠になってくるのですが、
 コメットをセットしている状態で探索しまくらないと行けないので、
 最初の方は良いですが、後の方のステージになってくると、マップも複雑化し、
 攻略サイトに頼らないと見つけられない場面も出てきてしまいます。
 (隠し扉は、意外とゲイザーメモが無かったりします)
 例えば、コメットのレベルが上がると、近づけば地図上に印が浮かび上がるとか、
 その範囲が次第に広がるとか、もう少しわかりやすく(しかし探索の楽しさは残しつつ)
 して欲しいなと思いました。

・区間毎に、地図を埋めたかどうか知りたいです。
 埋めたらご褒美が貰えるとか、コンプリートマークが付く等、
 そういったのがあると、探索意欲が湧きます。

・宝の地図が空気です。
 ゲイザーメモが便利すぎるというのもあるのですが、
 宝の地図が役に立った事はありません。
 アイテムボックスを埋めるだけや、売るだけのゴミアイテムです。
 例えば、消費アイテムにして、使用すると宝の場所が地図上で表示される等、
 見つけて「嬉しい!」と思えるアイテムにして欲しいです。

・ステータスのSTRやINT等の用語の説明が無く、不親切に感じます。
 また、アイテムの説明では、MYSの事を神秘性と書かれていたり、
 書き方が不統一なので、余計に何の事を指しているのかわかりません。
 知っている事が前提とされている感じが不親切に感じるので、
 セレクトボタンでヘルプを表示した際にでも、
 最低限の用語の説明を行っていただけると、親切かなと思いました。

・ステータスは、後で振り分け直せるようにして欲しいです。
 もちろん、それ相応のリスクは必要だと思いますが。
 なぜなら、最初はよく分からずステータスを振る事になり、
 後の方になってからわかってくるからです。
 (こういうゲームをよくするユーザーは、基本がわかっているので気にしないかもしれません)

・途中でクラスチェンジを出来るようにして欲しいです。(パラメーター継承)
 また1から育てるのが、苦痛で仕方がないです。
 種族はさすがに変えられなくても良いかなと思います。

・キャラグラフィックに関して、
 色はもっと細かく変えられるようにして欲しいです。
 髪や、肌、服といった具合に。
 さらに欲を言えば、ファイアーエムブレム覚醒のように、
 顔や髪型まで変えられたら言う事はありません。

・絵師さんの絵の量にバラつきがあって、
 「この絵師さんで揃えたい!」と思っても、揃えられないので、
 その為、種族やクラスを限定させてしまう事があります。
 いろんな絵師さんに描いてもらうメリットも多いとは思いますが、
 私的には、沖史慈さんだけにキャラを描いて欲しいなと思いました。
 
・クロサワテツさんの描く女の子は良いのですが、
 男を描き慣れていないのか、男キャラに魅力を感じません。
 (見た目の話であって、キャラクター性はとても良いと思います。
  また、デザインの話でも無く、単に上手い下手の問題です)
 女キャラだけでは無く、男キャラも上手く描かれる事を願います。

・モンスターやデモンの見た目に魅力を感じません。
 次はどんなモンスターが出てくるんだろう?とか、
 次のデモンはどんな見た目なのかな?というのが、
 大きなモチベーションになっているのですが、
 どれもまったく魅力的に感じる事ができず、
 進める度に、何のために頑張ってるんだろうと、ガッカリ感が拭えません。
 モンスターはまだ良いのですが、せめてデモンに関しては、
 沖史慈さんに、顔と体だけでも描きなおして欲しいなと思います。
 (恐らくデザインが悪いのでは無く、画力の問題な気がします)

・種族毎に、装備できない武具がありますが、
 装備出来るようになる神器とか欲しいです。

・レベルアップ時に、自由に振り分けられる数値が固定ですが、
 スロットで数値が変動する等、ゲーム性が欲しいなと感じました。

・武具を、途中(割と序盤)から一切買わなくなります。
 理由は、とても高額な割に、弱い武具しか売ってなかったり、
 ドロップアイテムの方が、強くてタダだからです。
 ストーリーが進む毎に、強い武具が入荷したり、
 一度手に入れた武具を買えるようにして欲しいです。
 あと、道具屋で武具を買える必要はあるのでしょうか。
 武器屋が、完全に空気と化しています。
 この際、武器屋と道具屋を一つにしてもよいのでは。

・デモンの性能のバランスが悪いです。
 ダメージ床回避を持つクロノスは常駐確定で、
 自然とクロノスばかり強くなってしまいます。
 例えば、デモンにも神器を付ける事ができて、
 マルスにダメージ床回避を付けられるとか、
 あるいは、デモンのレベルは単体では持たせず、
 主人公依存にしてしまうとかのほうが、良いのではないでしょうか。

・移動先選択等の場面では、タッチで操作したいです。

・アイテムとして、簡易ゲートストーンが欲しいです。
 ボス前に置いて、拠点から一気にボス前にワープできるとか。

・ヒーラーが、シールドを張る機械と化します。
 一度張ったら、戦闘中は持続しても良いのではないでしょうか。
 MPは使いたくありません。

・ウィザードが、序盤あまりにも弱いです。
 せめてMPを増やして欲しいのと、
 魔法の威力は、リスクを負わない物理攻撃よりも、
 基本的に高めであってほしいです。
 逆に終盤はめちゃくちゃ強くなりますw

・マザー2のように、弱い的は遭遇するだけで倒せるようにして欲しいです。
 リザルトだけ表示するなど。

・武具の効果(「HP+」や「特防+」等)を、付け替え出来るようにして欲しいです。
 属性は固定で良いのですが、+効果は付け替え可能のほうが楽しいです。

・エーテルによる武具の強化ですが、
 基本的に防御力しか上げられないのが面白くないです。
 ものによっては、回避を上げたい場合もあるので、
 上げられるパラメーターを変えられたら良いなと思いました。
 その場合、例えば武具によっては、上がりやすいパラメーターがあるなどで、
 武具毎の個性を出せば良いのかなと思います。

・ゲームオーバーになると、今までの事が無かったかのように、
 タイトル画面にもどるので、一気にやる気が無くなります。
 せめてリトライ画面を出したり、
 タイトルに戻るのでは無く、拠点に戻るだけにして、
 それまでに取得した経験値だけは残っている等、
 (アイテムやお金も継続して欲しいけど、リスクとして消滅するのは有り)
 もう少し、「次こそは頑張るぞ!」と思わせて欲しいです。

・デモン戦の、防衛部隊と、自動回復が、まったく面白く感じません。
 ただただ「セコイ!」と感じ、やる気を削がれます。
 まだ、体力が高いとか、攻撃力が高いとかのほうが、
 「強い!」って感じで燃えるので、面白いと思います。

・ダンジョンの見た目がシステムチックすぎる。
 同じような見た目を、ひたすらグルグル回るので、
 つまらない&気分が悪くなってきます。
 ダンジョンRPGの、一番の欠点はここだと思います。
 マス毎に区切る仕組みはわかるのですが、
 見た目は、もう少し変化があるようにできないのでしょうか。
 場所によっては、見とれてしまうようなスポットが欲しいと感じます。
 (ジャンルこそ違いますが、FF11やゼノブレイドみたいに)

COMMENT

実はダンジョンRPG系は初めてなのですが、
想像以上にサクサクプレイできて、とても面白いです!

ダンジョンRPGは、どうしても難しそうというイメージが強かったのですが、
全体的に親切設計で作られている上、難易度も最低にすると、
そこまで詰まること無く進められるので、
今では、時間さえあれば、毎日やってしまうほど、はまってしまっています。

最初は、沖史慈さんの絵に惹かれて、
(パッケージの絵には、残念ながら惹かれませんでした)
絵はいいけどダンジョンRPGだからと敬遠した後、
レビューサイトを見ていると、初心者でもやりやすく作られていると、
評価が高かったので購入。

結果的には買って良かったです!

据え置き機希望の声も挙がっていますが、
私的には、携帯機で出たからこそ、遊べたのかなと思います。
もし、ライトユーザーも取り込もうと狙っていたのなら、大成功かと思います。

是非、続編を期待しています!
理想を言えば、竜姫亭の日常をもっともっと見たいのですが、
そこらへんは、ダウンロードコンテンツでも良いので、
とにかく、この面白さを、また味わいたいです!

ダンジョンRPG系を毛嫌いしている方は、
一度デモンゲイズをやってもらえれば、価値観は変わるのではないでしょうか。
今までダンジョンRPG系をやったこと無いユーザーにも遊んで欲しい、
そんな作品だと思います。

プレイ時間:15時間以上30時間未満(未クリア)
pinkさん [2013/02/12 掲載]

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このレビューだけを表示する  534人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 5pt 4pt 5pt 4pt 4pt 4pt
総合点
84pt

GOOD!

【Good】
「円卓の生徒」「クロスブラッド」クリア済です。


■3DダンジョンRPGである

数が減った印象もある3DダンジョンRPG。
現代の高レベルなグラで、3DダンジョンRPGができるだけで貴重です。
ひたすらレベルを上げ、レアアイテムを拾い、PTを強化して、倒せなかった強敵に挑む。
その単純作業が最高に楽しい。


■高難易度

敵が殺しにきてる。
僕のようなファミコン世代は、挑む価値がある難易度で、工夫をする余地がないと楽しくない。


■グラのレベルがハイレベル

キャラアバターが質・量ともに凄い。
よくこれだけハイレベルなキャラを用意できましたね。
これまでの作品とは雲泥の違いです。
VITA自体の画質がいいので感動しました。


■キャラボイスも豊富

自分好みのキャラ作成が捗る。


■相変わらず戦闘がストレスフリー

弱い雑魚なら、○ボタン長押しであっという間に戦闘が終わる。

BAD/REQUEST

【Bad】
wizファン・チームラファンだからこそ、非常に採点が厳しいですが、あしからず。


■デモンを毎回召喚しなければならない煩雑さ

普通に6人でよかった。
ストレスフリーな戦闘がチームラのいいところ。
RPGファンは、基本的に僕のように戦闘狂でしょう。
わずらわしい操作より、早く次の戦闘に行きたい。
最高のメリットを自ら捨て去り、わざわざボタン操作を要求させるのは?


■序盤の難易度

メンバーの加入を小出しにする意味が分かりません。
具体的なメリットを説明できますか?


■家賃の存在

これもメリットがない。
簡単には拠点に戻れない緊張感を演出するなら、ダンジョン内セーブをさせなければいい。
そもそも冒険の緊張感を演出するなら、敵キャラや道中の厳しさで演出すべき。
何を意図しているのか不明。
「守銭奴」という管理人さんのキャラ付けのためだけなのなら、他にも方法あるし。



■ステータスの意味付けがおかしい

STRが、物理攻撃力にあまり影響しない。
AGIが、回避・命中にあまり影響しない。
STRとAGIの意味付けが理解しにくく、チームラ初心者には分かりにくい。
新規層を開拓するなら、ここを整理すべき。

逆に、VITとLUCの重要性が高い。
特に様々なスキルの成否や状態攻撃・状態異常回避の成功率、最強魔法の攻撃力に関係するLUCの重要度は高い。
物理アタッカーがLUCに極振りした方が強いってどうなの?


■最強魔法が無属性かつLUC依存

チームラの悪しき伝統だと思います。
wizリスペクトなので、ティルトウェイト最強はそれでいいのですが。
LUCを高くする必要がある盗賊が、無属性魔法の使い手として活躍する作品「では」、なかなか面白い発想なのですが。
イメージ的にも、INT依存にしようぜ、そこは。



■序盤の魔法冷遇

これもチームラ作品では毎度のことですが、序盤の魔法冷遇が酷過ぎる。
弱点をついてもダメージソースにならない。

まぁ、wizはwizで、序盤は魔法優遇でクリア後は極端な物理優遇で、「侍でなければアタッカーにあらず」という極端なバランスですが。

RPGの面白さはリソース管理にあります。
「うまく戦える」ことが、楽しいのです。
ボスまでの道中を効率的にMPを消費し、「うまく戦えた」時、面白いと感じます。
補助魔法が強力で、「うまく戦う」ことができるドラクエは未だに人気があります。
「うまく戦える」楽しさを前面に出したのが、メガテン・ペルソナ系の「プレスターン」バトルです。
戦闘の楽しさを演出するためには、属性攻撃や補助魔法の有効性を上げるのが最もよいでしょう。



■ボーカロイド

前々作・前作を買った人は分かると思いますが、チームラの戦闘は、BGM(特にボス戦は)で異様に盛り上がります。
なんか魂を揺さぶられるような、熱さがあるんですよね。
テンション上がりすぎて、感動で泣きそうになるくらい。

心に訴えかけるアコースティックなメロディーライン、そして叙情的なバイオリンの響きが素晴らしいのです。
神保直明さんは、伊藤賢治さんと並ぶ戦闘BGMの名手だと思っています。

ところが、今回はその戦闘BGMの熱さが、ボーカロイドのせいで薄まってしまっています。
おそらく、トータルボリュームのうち、ボーカロイドに割いている部分があるからでしょう。

ボーカロイドは好き嫌いがはっきり分かれます。
単体では嫌いではありません。
しかし、チームラのゲームで僕が聴きたいのは、チームラのBGMです。

批判は予想されていたのか、あまり歌詞を歌わせたりしないし、音量もそれほど大きくはありませんが。
なんでもかんでも流行りに乗ってボーカロイドにするのは辞めて欲しい。

COMMENT

【Comment】

wiz系作品が大好きで、コンシューマに移植されたチームムラマサ作品は全てプレイしています。
デモンゲイズのためにVITA買いました。
そのため、いつもよりレビューに力が入っています。

wiz系が好きな人は、マストバイです。

ゲーム性はいつものチームラなので、いいところも悪いところもいつも通りです。
グラは異常にレベルアップしています。

BGMは質自体はそこそこですが、ボーカロイドとのコラボによって熱さは半減です。
ボーカロイドとの相性は悪いです。

現在、まともなwizライクなゲームを出しているのは、チームムラマサだけですね。
アトラスのBUSINシリーズはもう復活は期待できそうにありませんし。

チームラ作品は、ゲーム性と、熱いストーリーとBGMがいい。
無印BUSINに並びます。

是非、次の新作は据え置きに……お願いします(´ー`)
金は喜んで落とすんで!

プレイ時間:15時間以上30時間未満(未クリア)
ベレッタさん(レビュアー情報) [2013/02/10 掲載]

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このレビューだけを表示する  573人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 4pt 5pt 4pt 4pt 2pt
総合点
83pt

GOOD!

☆グラフィック
 とても綺麗です。さすがvitaといったところか。

☆音楽
 全編でボーカロイドが使われているものの元が格好いいので気にならないレベル。

☆キャラクリ
 自由度はそこそこだが気に入った絵があれば愛着がかなりわきます。
 自分で作った仲間がイベントにちょくちょく絡んでくるので地味に嬉しい。
 部屋を除くと人形と添い寝してたり飲んだくれている場合もあります。
 
☆デモンシステム
 それぞれ個性的で愛着はわきやすい。ただ、一部やりすぎなデモンもいる。
 6人目の仲間として申し分のない働きをしてくれるが、欠点もあり。(BADに記載)

☆ストーリー
 思っていた以上にシリアスでいいと思います。
 サブキャラやモブキャラもきちんとストーリーに絡んでくるので愛着がわいてくる。
 程よい間隔でイベントが発生するのでマンネリ化せずにすむ。

☆ゲイザーメモ
 他のプレイヤーの残したメモを見ることでヒントを得たり、楽しむことが出来る。
 ただ、欠点もあり(BADに記載)

☆快適度
 ロードも殆どなく戦闘もスピーディに進むのでそういったストレスは皆無です。
 ダンジョンに潜って敵をなぎ倒しレアアイテムをゲットする、
 という一連の流れを純粋に楽しめると思います。

BAD/REQUEST

☆探索
 MAPが見づらい。これはきつい・・・壁の色が背景と同じなので全くわからない。

☆サークル
 仕様が極端すぎる。サークル以外では装備品が全く落ちないので、
 探索しつつ武器を集めることが出来ない。

☆デモンシステム
 役に立つデモンとそうでないデモンがはっきり分かれてしまっている上に
 スキル取得等の自由度がないので大半の人が似たような組み合わせになるかも。

☆アイテム
 無駄なアイテムが多すぎる。同じ効果の回復アイテムが山ほどあるため、
 アイテム袋100に対して回復アイテム40個とかになります。
 売っても次の探索でまた貯まります。回復系は今の1/10くらいでいいと思う。

☆ゲイザーメモとトレジャーハント
 ゲイザーメモによるヒントが大半のトレハンポイントにあるため、
 宝の地図が意味を成していません。地図を手に入れた時には既に宝を入手済み、
 というケースのほうが圧倒的に多かったので、この辺がもったいない。
 

COMMENT

不満点はあるものの総合すると今までにやったダンジョンRPGの中でトップクラスの出来でした。
全体的にハイレベルにまとまっている為、大きな欠点がすぐには浮かんできませんでした。
これでマップの仕様とデモンの性能バランスがアップデートで修正されればなおいいんですが。

プレイ時間:30時間以上60時間未満(未クリア)
kurotaさん [2013/02/03 掲載]

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このレビューだけを表示する  583人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 5pt 3pt 5pt 5pt 4pt 3pt
総合点
91pt

GOOD!

PSvita待望の完全新作タイトルとあり、期待されていた通りの面白さでした。
箇条書きにて良い点を…
1.きちんと装備の強さや出現バランスを考えられているダンジョン構成。
2.ユーザーに考えさせて自由に強化できるシステム。
3.アイテムを収集する楽しみがある。
4.クリア後も考えられているユーザーには嬉しい要素がある。
5.テンポ良い戦闘システムと操作性。
6.雰囲気を盛り上げる魅力的なNPC。
7.気まぐれなAIを利用したデモンの協力システム。
などかなり本格的にRPGを楽しみたい人には嬉しい要素がたくさん。
久しぶりに骨がありヤリ込み要素たっぷりの良作品でした。
ユーザー間でメモを残すゲイザーメモも面白いアクセントになりました。
PSvitaの美しいグラフィックや操作性も大満足で、やはりRPGはこうでなくちゃというやりこみ満足感もあります。
たくさんの装備があり、選択肢は広く戦いに幅を持たせる事ができるし、序盤に手に入れたアイテムを強化する事で大切に使用する事もできます。
職業の特徴を神器という形で違う職業につけられるのも自由度を増やし、戦う楽しみが増えます。
レベルが足りないのを神器で補う。また、逆も然り。とにかくプレイヤーの遊び心を満たす要素はたくさん盛り込まれています。

BAD/REQUEST

逆にもう少し物足りなかった点は…
1.後半になると致死率があがり、セーブできずゲームオーバーになる事が多い。
2.特定のデモンのパッシブ効果が強く、たくさんのデモンがいるのに使えるパターンが限られる。
3.ダンジョンのミニマップが少し見にくい。
4.ストーリー性をもう少し厚くして欲しかった。
5.キャラクリエイト上限が少なすぎる。
6.ボーカロイドの歌がちょっとしつこいかも…。
以上になります。

COMMENT

トータルとしては間違いなく良作品。
現段階でもかなり面白く、夢中に遊んでしまいました。
PSvitaのRPGタイトルではかなり面白い作品だと思います。
あとは初心者さんへの配慮やBADpointを改善できればかなりの完成度になるし
メーカーの次作も楽しみです。
ぜひ続編や物語の広がりを期待します。

プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
みなづきさん [2013/02/03 掲載]

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このレビューだけを表示する  488人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 3pt 3pt 3pt 4pt 4pt 4pt
総合点
72pt

GOOD!

□この手のタイプのRPGによくありがちな淡々としつつ閉塞感を醸し出す事がよく見られると思うのですがコミカルなキャラや独創的なサウンドを用意する事により上手くかき消すことによって幅広いユーザー層へのアプローチがなされている点が良かったです、この辺の長所がある事でRPG特有の作業感が薄まる効果にも繋がっていますしこの手の作風にしてはかなりとっつきやすいと思いますし想像以上に倦怠感を覚える事も少なく遊びやすかったです。

□シークタイムが速いといった技術面もですが移動するにもサクサク進めるのでテンポ良くゲームが展開できます、方向を変える動きもスムーズで良好ですしオート戦闘もスキップが速くmob戦もスピーディに終われる事も手伝って没頭しやすい環境が出来上がっていました。

□戦闘画面のアイコンも大きくステータス画面も必要最低限にスッキリとまとまっていて遊ぶ上で見やすかった事とコマンド自体もまた必要最小限にとどめられている点もあり本当に手軽に遊べるように配慮されてる点はゲームを通じて守られており一貫性を感じました。

BAD/REQUEST

■作風上においてMAPを埋めていく事も作業上必要事項でもありまた楽しみの1つではあると思うのですがその肝心のMAPが見難いのが残念でした、壁の仕切りで色分けするとか本当に簡単な一手間でどうにでも対処できたと思う部分ですので勿体無いかなと。

■ゲーム自体がかなりテンポよくサクサクと進行していく事もあるのですがその辺を差し引いてもRPGにしてはボリュームがやや少ないかなとは思います、クエストの少なさもありますし登場するキャラクター間の掛け合いやイベントが少な目な点も起因している事もあって独自色を表に出す事により類似するRPG作品との差別化を図ろうと仕掛けがあらゆる部分において随所に見られるのですが機能しきれてない面の一つがこの部分にあると筆者は見ているのでもう少し煮詰めてもらいたかった部分でした。

■特にボス戦で言えるのですが運的要素が強くmobでも一撃死持ちがかなり多く蘇生アイテムの制限の縛りもきつめでしかもセーブが常に出来るシステムではないのでストレスがその辺で貯まる事も稀にあります、じっくり腰を据えて遊ぶ事を主眼に作られる据置機ならまだしも野外に持ち出してちょこっと遊ぶといった事も想定される携帯機に果たしてマッチしているのかなと言うと筆者は疑問に感じる部分ではあります、数を増やすとか手段はあったのではないでしょうか。

COMMENT

RPGとしてシステム面やゲームバランスやシナリオ面で作り込みや掘り下げぶりの浅さが所々で垣間見える部分もあり粗さがあるのですがいろんな要素を意欲的に取り込みつつVitaの特徴を活かそうとする試みが随所に見える部分に関してはとても好感が持てました、オリジナルタイトルですのである意味当然といえば当然ではあるのですが良くも悪くも「素材型」の範疇にある作品だと思いますので磨き方によってはまだまだ大きく化ける要素は間違いなく秘めていると思いますのでリリースされる機会があるようならば次回作および派生作品への期待したいところです。

プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
kouさん [2013/02/02 掲載]

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【PSVita】デモンゲイズ
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  • 「GOOD!」「BAD/Request」の欄は、何がどう良かったのか(悪かったのか)最低何かひとつでも”ゲーム中身”とその理由を具体的に記載して下さい。例えば「グラフィックが良い」”のみ”の記載は、他にゲーム内容が書かれていなければ50文字以上でも「ゲーム内容記載漏れに抵触」と削除依頼されます。この場合「どうグラフィックが良いのか」「どの部分でグラフィックスが良いと思ったのか」”中身”を記載して下さい。
  • 批判ではなく誹謗・中傷。他レビュアーに対する批判。ネタバレ等はしないようよろしくお願いします。(該当部分を削除する事もあります)
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総評として該当ソフトの感想・自分の嗜好・プレイ環境や購入動機等

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点数に関する注意事項

ソフトに対する満足度に関わらず、項目に沿った判断で採点して下さい。 総合点計算機計算機
「廉価版や中古により、定価より安く買えた」「高く売れたから」などの理由で”加点”するのは禁止となっています


独自性。過去にない斬新なアイデア

綺麗な画像、ムービー、キャラクターなど

BGM、音楽、効果音など

飽きがなくどれだけ長く遊べるか

一通りプレイして面白かったか。総合的な評価

ゲームバランス、操作性や分かりやすさなど

プレイ時間:通算プレイ時間です。クリア時間ではありません
「クリア済」:原則「エンディングまでたどりついた」が基準です

「デモンゲイズ」の”特徴”や、”良い”と思ったものにチェックして下さい。

  • どんな人にも向いている
  • プレイヤーで好みが分かれるソフト
  • ファンを対象としているソフト
  • 初心者でも無理なく楽しめるソフト
  • 女性を対象にしたゲーム
  • 昔のプレイヤーを対象とにしているソフト
  • キャラクターが魅力的
  • リアリティな演出
  • ストーリーがよく練られている
  • ゲームのシステムが優れている
  • 爽快感抜群でストレス発散できる
  • ユーザー同士で楽しめる
  • 緊張感のあるゲーム
  • 対戦が燃える!
  • 自分の好きなように遊べる
  • 攻略情報を参照してプレイすると楽しめる
  • 細かい操作が求められている
  • 続編物で前作のプレイを推奨
  • オンラインが楽しめる
  • やればやるほど隠された楽しさが出てくる
  • 手先よりも頭を使うゲーム
  • 少しの時間で楽しめる(息抜き)
  • 長い時間楽しめる(やり込み)
  • 特に秀でたところはない…

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2022/11/13更新 (2022/11/12投稿分まで掲載)
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2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
オーディンスフィア レイヴスラシル
三國志12 with パワーアップキット

2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
KILLZONE: MERCENARY(キルゾーン マーセナリー)
忍道2 散華

2020/03/06更新 (2020/03/05投稿分まで掲載)
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2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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