英雄伝説 閃の軌跡 レビュー
スコアボード
- 中央値
- 67
- 難易度
- 1.97
- レビュー数
- 39
ユーザーレビュー
492人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt |
58pt
GOOD!
PSP版「空の軌跡」からのファン。
「那由多」を抜かして軌跡シリーズは全てプレイ済みです。
今作はイージーモードで1回クリアしています。
・エレボニア帝国が舞台であること
軌跡シリーズを語る上で最重要とも言える国であり、そこの実情が明らかになっただけでも大きな意味があります。
「空」「零/碧」では強大で不気味な軍事国家というイメージだった帝国。
中に分け入って見てみれば普通の人達が普通に生活しており、いかに強大な国であっても平和そのものとはいえず様々な火種がくすぶっているとわかる。
帝国に動乱をもたらそうとしているどの勢力にも善悪はなく、ただ自分の信念にもとづいて行動しているというだけなのですね。
それを知ると悪役にしか見えなかった帝国にとても愛着がわいてしまいますね。
・システム/ストーリー/設定がきちんと噛み合っている
戦術リンク、絆システム、特別実習、クエストの内容、町の人が何気なく呟いたあれこれ、様々な書物……。
それぞれ背景があり、存在する理由がある。
ゲーム中に出てくるあらゆる要素がきちんと噛み合って「閃の軌跡」という一つの世界を作り上げている。
これの生み出す効果は絶大で、ゲームへの没入度が半端なくなります。
軌跡シリーズ最大の美点は今回も健在でしたね。
どんなに立派で緻密な設定があっても、ゲーム中で活かしきれていないのでは何の意味もない。
最近プレイしたいくつかのゲームはそうした設定の見せ方に失敗しており、違和感を抱くことが多かったので余計にファルコムのすごさが身にしみました。
・個性的なキャラたち
メインキャラ9人もいて本当に大丈夫なのだろうか?印象が薄くなるキャラがいたりしないだろうか?嫌いなキャラが出てきやしないか?
始める前はそういう心配があったのですが、全くそんなことはなかったです。
実習を通して少しずつ仲良くなっていくさまが微笑ましくてとても良かった。
?組、皆一生懸命でいい子達ばっかりだなあ……。
・フィールド/バトル上でキャラの個性を出した演出が楽しい
一人でトドメをさしたあともですが、誰を起点にラッシュをかけたか、誰と一緒にリンクしていたかで全部違うセリフと動きが用意されてるんですね。
あまりに楽しいのでことあるごとにリンク相手をとりかえまくって試していました(とはいえ、運要素もあるのでなかなか狙ったとおりには聞けないのですが)。
あと宝箱を見つけたときの台詞(しかも良い宝箱と普通の宝箱でも台詞が違う)や、立ち止まってしばらく放っておいたときの反応がキャラごとに全部違いますね。
芸が細かい、そして楽しい!
・音楽がカッコイイ
「零/碧」ではあまり印象に残る曲が多くなかったのですが、今回は盛り返してきましたね。
特にバトル曲は序盤から出し惜しみなしでカッコイイ曲連発で素晴らしい。
フィールド曲ではケルディック、ヘイムダル、ルーレ、ノルド高原がお気に入りです。
あとちょこちょこ過去作の曲が使われているのが良かった。
オリヴァルト皇子に関するあるイベントで過去作の曲が流れた時には胸がいっぱいになりましたね。
オリビエ、苦労が実って本当によかったねえ、あれからちゃんと前に進んでるんだねえ……と。
・絆イベント
「零/碧」が微妙だったので今作パワーアップしてるみたいでどうなんだろうと心配だったんですがそれほどでもなかった。
各キャラの人となりがわかるごく短いエピソードが入るんですが、このくらいでちょうどよかった。
これがペルソナ3とか4みたいにきっちり長いイベントシーンが作りこまれていたら重たいと感じたでしょうね。
・キャラデザイン
「零」→「碧」で、エナミカツミさんから恐らく内部のスタッフの方にゲーム内のイラストが変わってしまったときあまりに地味でガッカリしたのですが、今作は女性キャラも男性キャラもとても綺麗で好みですね。
ただ女性キャラのスカートはちょっと短すぎやしないですか……?
学院祭のときのあの衣装で恥ずかしがっているキャラを見た時、「夏服とそれほど露出度変わらないのに今更何言ってるんだ」と思わないでもなかったです。
・3Dの迫力
相変わらず水の表現が美しいし、森のなかの木漏れ日の描写も良かった。帝都の壮麗で巨大な建物群は「おおっ!」と目をみはったものです。
ノルド高原も雄大ですごかったなあ。かなり遠くに見えるところまでちゃんと走っていけたのにはびっくり。
エネミーシンボルが滑らかに動いているのもすごい。
こういう迫力ある光景はやっぱり今までの斜め見下ろし固定視点では描ききれないですよね。
ファルコム頑張ったんだなあ。
ただその分人物の造形はちょっと残念でしたね。
これについてはBADで。
BAD/REQUEST
・主人公のセリフが無音のことが多い
他のキャラはちゃんと音声つきでしゃべっているにもかかわらずリィンは口パクだけで無音なシーンがあまりに多い。
最初そんな場面に遭遇したときにはバグなのかと疑ってしまいました。
しまいには「今度のイベントシーンにはリィンの声はちゃんとあるんだろうか」と心配になる始末……。
それまで盛り上がっていたのにいきなり冷水をかけられるようで、本当に萎えました。
それ以外にも声つきのキャラと声なしのサブキャラとの会話シーンになると同じような展開になる(オズボーン宰相とレクターの会話とか)。
フルボイスにしろなんて贅沢は言いませんから、つけるべきところにはつけて、そうでないところにはつけないというきちんとしたメリハリが欲しかったですね。
これくらいなら初代PS時代のゲームからだってやってると思うんだけどなあ。
個人的には過去作で声のついていたはずのあのキャラが無音だったのにはガッカリ。
・アクティブボイスがちょっと鬱陶しい
宝箱発見時ひとつをとっても各キャラの性格が出ていてとても面白いのですが、それが流れている間は移動以外の他のことができません(例:NPCに話しかける、宝箱をあけるなど)。
音声が流れ終わったなと思っても数秒その状態が続くので微妙に鬱陶しいです。
また、アクティブボイスが流れるポイントのすぐ側にエネミーシンボルがおり、攻撃をしかけられてボイスが中断させられることが何度かありました。
しかもバトルが終わると二度と流れない!
こんな微妙なとこで流れるようにするなよ、ちゃんと聞かせたいなら敵も行動できないようにしておいてくれよ……。
・属性値がない
今回のクオーツはひとつにつきひとつあるいは複数のアーツが使えるようになるという仕組みになりました。
前作までは属性値の条件さえ満たせば物理攻撃系キャラでも全く使わないアーツがたくさん一覧に並んでしまうという現象が起こっていたので、わかりやすくなったとは言えると思います。
でもシリーズをやっている人間からするとやっぱりちょっと残念だったかなあ……。
「あっここで地属性1つ追加したら○○ってアーツが使える!そのためにはこのクオーツをつけて……」とか考えるのが楽しかったんですよね。
・ロードが頻繁
パッチを当てたあとでも結構長いロードに出くわしました。
イベントシーンに入る直前は露骨にロード時間が長くなるので「あ、ここから重要なイベントシーンに入るんだな」とわかってしまう。
モブキャラに話しかけまくるのが楽しいシリーズなのに、ロード画面がなるべく入らないような移動方法を考えなきゃいけない。
もっと自由に動き回りたかったなあ……。
・別行動班のレアクオーツとアクセサリーが強制的にはずされる
レアクオーツは1個しか持っていないことが多いのでありがたいといえばそうなんですが、アクセサリーまで一から付け直さないといけないのは面倒でした。
クオーツは一応キャラの特性にあわせた組み合わせでつけてるんですが、終盤にいくほどクオーツが増えてしまい一覧から目的のものを探しだすのが面倒になります。
あれはもうちょっと何とかならなかったのかなあ。
・カメラワークがおかしい&使い勝手が悪い
人物にあまり寄り過ぎるとリィンすら映らず背景の画像だけになるということがよくあります。
視点を戻すのも面倒なので画面外にリィンがいる状態で扉を開いて建物内に入る、ということもよくやっていました。
移動しながらカメラを動かして進行方向を見ないといけないというがすごく面倒で……特にノルド高原!
メガテンみたいに基本的にはプレイヤーキャラの背中を追っていく感じのアングルに固定しておいてくれたら良かったのに。
・ショートカット移動後のリィンが手前を向いている
□ボタンを利用したショートカット移動、あるいは選択肢を選んだあとの移動の後、何故か進行方向ではなく手前にリィンが向いている状態になることがありました。
特に嫌だと思ったのが旧校舎地下から地上に戻ってくる時ですね。
どう考えたってこれから外にでるんだから外に向かう扉に向かって立っていればいいのに。
わざわざカメラの方向を変えて走り出さないといけないので地味に面倒でした。
・人物紹介のところに声優が出る
声付きだからいかにも「重要人物ですよ!注目してね!」という主張が露骨でいやらしいですし、演じている方がいるということを否応なく知らされるのでいきなり現実に引き戻されるのも嫌でした。
・セリフのところに出るのが3Dキャラ
3Dになったキャラ、悪くはないんですがイラストを忠実に再現しているかと言われるとちょっと微妙な造形です。
女性キャラはわりと可愛いんですが、ガイウスとかナイトハルト教官とか大人の雰囲気のある男性キャラだと下膨れで目が小さくてちょっと間抜けに見える。
そんなのがセリフのところにアイコンとして出てくるんですよね、口パク付きで。
あんなに美麗で豊富な表情イラストがあるのに何でバトル中にしか使わないのか、もったいない……。
と思っていたら、ダウンロードコンテンツできせかえするとあそこにも反映されるんですね。
イラストだとこうはいきませんから、仕方ないのかなあ……。
・モーションの不自然さ
色々あるんですが、一番気になったのが何か物を受け取るときの手の動き。
同じ動きを使いまわしているせいか、たとえばかばんの取っ手でも課題一覧を受け取るときでもちゃんとそのものを握らない。
空を掴んでいるというか、「受け取りましたよ」というサイン程度のぞんざいな動きなんですよね。
・バトルモーションスキップがいちいちスタートボタンを押さないとできない
結構右手が疲れるので次回は常時演出スキップモードとか加えてくれるといいですよね(もちろん初めて発動する技はフルで見せるとして)。
・釣りの操作が面倒
何でわざわざあんな面倒くさい操作をしなきゃいけないように改悪したのでしょうか。
大物であるほど複雑な操作が必要になるので手がとても疲れます。
気軽に釣りが楽しめないので、今回ばかりは釣り手帳を埋める気力がわかずスカスカの状態でクリアしてしまいました。
・2人で作る必要性が感じられない料理
特に絆ポイントが稼げるわけでもないようだし、何故2人で作る必要があるんだろうか……。
失敗しても成功してもキャラの台詞が面白くて楽しいことは楽しいんですが。
・ソフトパッケージイラストが手抜きすぎ
Sクラフト発動時のキャラと立ち絵を適当に配置しただけってどれだけやる気のないパッケージなんだろう。
しかも内容的には女性プレイヤーをかなり意識していると思われるのに、男性キャラがリィンしか描かれていない。これでは売る気がないとしか思えないですね。
一応軌跡シリーズ10周年を記念する作品なわけですよね?
もうちょっと気合入れてデザインしてくださいよファルコムさん。
COMMENT
シリーズを重ねていくたびに作中の技術水準があがってきてどんどんファンタジー要素が薄れていくのがちょっとさびしい気がしますが、戦争や内乱がもととなって技術に進歩がもたらされるというのは現実世界でもよくあること。
ゼムリア大陸の国々が動乱の時代に入る中、技術だけが足踏みしたままというのもおかしな話でしょう。
そもそもロボットだって「空の軌跡」からずっと出てきていたわけですしね。
これも時代の流れというもので、仕方ないのかなと思います。
賛否両論ある最後のあの展開ですが、「碧の軌跡」の重要なところを全部すっとばした消化不良のEDに比べたらずっと良かった。
「空の軌跡」FCの終盤の展開をさらに派手にした感じとでもいいましょうか。むしろうまいところで切るなあと感心したくらいです。
あの展開を続編の序盤に持ってくるのも何だか間延びしそうで微妙だと思いますし、あれくらいなら許容範囲です。
ただ、これも「閃の軌跡」1作目だからこそ許されるのであって、続編で「碧」と同じようなことをされたら到底納得いかないだろうなあ。
それだけはちょっとやめて欲しいですね。
買ってから実際にプレイするまで時間がかかり、その間に様々な不満を目にしてきたので楽しめるかどうか不安でしたが、やってみればいつもどおりの軌跡でとてもおもしろかった。
話の続きが気になって一気にクリアまで進めてしまいました。
続編はファンの声を受け止めて色々改善してくれているはずだと思いますし、大いに期待したいと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 5pt | 3pt | 0pt | 2pt |
61pt
GOOD!
英雄伝説は空からやっています。vitaの零ではまり、vitaの碧を待ちわびています。
イースはPSPのものだけ前作プレイする程度のファルコムファンです。
ストーリー、キャラクターは相変わらずよいですね。安定の軌跡シリーズです。
戦闘も従来のクラフト、アーツに加えリンクエイドで爽快感が増しています。
ノーマルでゆるゆるプレイしていますが難易度がとてもちょうど良い。
BAD/REQUEST
0点はもちろんロード。最初のパッチ当てて戦闘前のロードは気にならないレベルになりましたが、パッチ前がひどすぎたので感覚がマヒしているのかもしれません。P4Gくらいになれば良いのに。
戦闘前はまだいいのだが、イベントシーンのつなぎで何回も何回も何回も何回もロード入るのが最悪。これは長い短いだけの問題じゃなく、イベントシーンでロードが興ざめ。
グラフィックは従来のファルコムからの大冒険だというのはわかる。
分かるが、分かるがよ。
戦闘や街中でのキャラクターには特に不満はありませんが、会話のときの顔とイベントのときの上半身は、この演出にするならちゃんと立ち絵書いて欲しかった。
ていうか立ち絵に変更できるパッチが出るなら有料でも買う。
立ち絵がいらないってのならSクラフトのときの絵もいらないよね。なんであそこだけ入れた。宣伝用か。
マップ、ステータス表示が小さい。見えにくい。
COMMENT
さんざん書きましたが、好きです。
次回作も期待しています。
挑戦も大事ですがファンの声も大事にして次作ってくれ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 1pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
61pt
GOOD!
■モブキャラ達
街の人との会話が何より楽しい軌跡シリーズ!今作でも、時間を忘れて学生や先生、街の人達に話しかけまくりました。時間が進むにつれて、喧嘩をしたり、仲直りしたり、というような生活の流れを見る事が出来るのは、軌跡シリーズの魅力だと思っています。
■背景グラフィック
ノルド高原などの景色が本当に美しかったです。他にも、モンスターのいる街の外を走るときなど、様々な帝国の景色を眺めることが出来て良かったです。
BAD/REQUEST
■3D
すみません、こればかりは容認出来ません。ふきだしの中まで3Dにする意味はあったのでしょうか。モーションや表情など様々な点から、キャラクターの魅力が大幅に削られているように思いました。顔グラを2Dにしなかったのは、3Dとのギャップがありすぎるからなのか、3Dに自信があったのかははわかりませんが、せめてストーリー開始時に選ばせてほしかったです…。
■萌ゲーのような展開
気持ち悪いの一言。オリエンテーションでのアリサとリィンのアレを見た瞬間、本気で吐き気がしました。ああいうのが流行っているのはわかりますが、流行りに乗らなくても、軌跡シリーズは面白いです。大好きです。私の意見は少数派かもしれませんが、とにかく私は苦手です。面白いストーリーが色褪せます。
COMMENT
ロードに関しては最初こそ思わず笑ってしまったものの、パッチを当ててからはまぁまぁ容認出来るレベルになったような…という感じです。
私としては、今作は軌跡シリーズの中で最下位の評価です。他の軌跡シリーズでは周回プレイも苦でなく楽しめたのですが、今回は途中でやめてしまうくらいしんどかったです。
ただ、勿論、他に沢山あるRPGの中で、軌跡シリーズは一番です!大好きなので、今後も新作が出たら迷わず購入します!
色々と苦言ばかり吐き出してしまいましたし、私の意見を他の方々が賛同するかはわかりませんが、ファルコムさん、軌跡シリーズの制作に関わる方に、こういう意見のユーザーもいる事を知っていただきたいです。
これからも応援しています!
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
67pt
GOOD!
【帝国が舞台】
今作は帝国が舞台ということで、これまではどちらかといえば脅威的な存在としてしか描かれていなかった帝国も、内部では普通の人が当たり前に生活していることが実感できます。前作までで悪の親玉の様だったあの人も、帝国民からは高く支持されていたり、今までとの視点の違いが面白いです。
【戦闘システム】
新たに追加されたリンクシステムが、戦闘のテンポを非常に良くしてくれています。
最初のうちこそただ追加で一発殴るだけのシステムですが、後半になりメンバー間の絆が深まるにしたがって、バンバン手数が増えていきます。
また、かばったり回復したりエールを送ったり、キャラごとにリンクアクションの差別化がされていて面白いです。
攻撃→追撃→止め一撃や、堅守→猛反撃といった繋がりは実に気持ちいいです。
【キャラクター】
前作までと比べプレイヤーサイドの人数が多いですが、どのキャラも丁寧に描かれており、それぞれに見せ場があります。また、見せ場が終わったからといって背景化する訳ではなく、ちゃんとメンバーとしてその場に居てくれることを実感させてくれます。
ただ、主人公リィンの性格や言動がロイドそっくりなのは、コピーみたいで人によっては気になるかも。
【音楽】
相変わらず安心のファルコムクオリティです。
戦闘関係は特に、疾走感のある曲、勇ましい曲、壮大な曲、各種そろってます。
【アクティブボイス】
探索中、随所で仲間たちがボイスで色々としゃべります。これが地味に面白く、仲間と一緒に冒険している臨場感を盛り上げてくれます。
話の内容は、各キャラの背景を伺わせるような意味深な話・緊迫感を表す演出・謎解きのヒントになる真面目な話がある一方で、ほのぼのする掛け合いや漫才みたいなやりとりもあり、様々です。
ボイス中はアイテムを拾う事ができなかったり、ボイスの発生するポイントのすぐそばに敵がわいていてボイスが中断されたり、微妙に改良してほしい点もありましたが。ちなみに、接敵のせいでボイスが最後まで聞けずに中断されてしまった場合、一応ボイス履歴から確認することはできますよ。
BAD/REQUEST
【ロードの長さ(現在は修正済)】
私はVITA版でしたが、購入直後はまともなプレイになりませんでした。
雑魚戦で戦闘突入の度にNOWLOADING→40秒待機、戦闘終了後のマップ復帰でNOWLOADING→40秒待機。最初のボスを倒した辺りであきらめて、修正パッチがでるまで積んでいました。
2回の修正パッチを経て、現在はあまり気にならないレベルになっています。
【コンビクラフトが無い】
今作はパーティーメンバーが多くて全員分作るのが困難かもしれませんが、やっぱり寂しいです。てっきりリンクレベルが今作最高の5になると解放されるものだと思ってましたが…
(一応「ラッシュ」という連携攻撃はあるのですが、演出・ダメージ共に物足りないです)
【サポートアタックが無い】
前作までにあったサポートアタックが無くなりました。前衛キャラもサポートに回ると意外な活躍をみせてくれたり、色々と面白い試みだと思ったのですが。
特に今作はメンバーが多く、サポートメンバーも必然で多くなります。が、ボス戦はまだしも雑魚戦はいちいち入れ替えるほどではないので、サポートメンバーは空気化することが多いです。
せっかくのリンクシステムですし、サポートメンバーも協力しての一斉攻撃とか、伏兵攻撃とか、もっとバリエーションが広がればいいのにと思ってしまいました。
【釣りのシステム変更】
前作までと違って連打系に代わりました。ちょっと疲れる上に、以前までのようなお手軽感がなくなっています。ゲーム的にも、レインボーさんで大儲けの様な楽しみ方が難しくなって、手帳を埋めるための作業の様になってしまいました。一応、ダンジョン内でのCP回復とか、地味に助かる面もあるのですが。
【ラスボス戦の演出】
人によって賛否両論だと思いますが、初めての時は確かに戸惑いました。
特にナイトメアでプレイした人はかなり厳しい意見になるのではないでしょうか。
【エンディング】
もう他の方に言い尽くされている感がありますが、これ以上ないくらい続編を前提とした終わり方です。昔のゲームに例えれば、「ディスク2に交換してください(ただしディスク2の発売は1年後です)」というレベルです。
零の軌跡も続編を見据えて伏線を多数残してはいましたが、あちらは一つのストーリーとしてきちんと完結はしていました。
【自由度・やりこみ要素不足】
章ごとにエリアとメンバーが指定されており、2週目限定のクエストやマップもないため、自由度はかなり低いです。ノーマルとハードで計2週しましたが、ナイトメアでの3週目はちょっとやる気分になれませんでした。続編の発売日が迫ってきたころにあらためてやろうと考えています。
COMMENT
シリーズの伝統を踏まえつつ、新しい舞台とメンバーで新しいシステムに挑戦もしていますし、全体としてはまちがいなく良作のRPGです。
ただ、やはりラスボス戦とエンディングは意見のあるところだと思います。
ファルコム初期RPGのイース1・2も前後編な内容でしたが、これは「質の高いものをつくろうとした結果、データが収まりきらないのでやむなく2作品に分けた」ものでした。それに比べると今回の終わり方は、ちょっと…シリーズファンなら必ず続編も買うと足元見られてるような不快感があります。
まあ、買うんですけど。せめて少しでも早く出してくださいお願いします。
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GOOD!
BGM
全体的に良いです
個人的に特に気に入ったのはノルド高原と帝都ヘイムダル
他のBGMも雰囲気とマッチしていて良い感じです
戦闘バランス
主にウザイのは状態異常ですが、難易度はそこそこで対策立てないと勝てない場合もあるなどボス戦はなかなか
キャラクター
魅力的な絵とキャラが多いです
士官学院の生徒に関しては人一人個性がはっきりしているのも良い
ただキャラのグラフィックは全体的にそこまで似てるとは言えないのが残念
グラフィック
風景のグラフィックは非常に綺麗です
BAD/REQUEST
ロード
パッチである程度改善されたとはいえ、まだまだ長い
学院から寮に直帰する際、一度街のマップをロードし、寮の前で帰る選択肢を選び、寮のデータをロードしてから寮に入るなど、無駄なロードをしている場所も多い
瞬間移動の時点で選択肢出せば街のロードを完全に飛ばせると思うのですが
ストーリー
やばいです
メインキャラのうち、唯一エマだけ設定投げっぱなし
ラスボスは結局意味不明。旧校舎の設定も本作では投げっぱなし
その後のロボットも意味不明
さらに続編を前提にしたような物語の終わり方
一本で纏めるという気は全く無いようですね
それとプロローグ前の列車砲のイベントのような後のストーリーの一部を最初にやるのは意味あるのでしょうか?
正直時間の無駄なのでさっさと本編初めて欲しいです
キャラ、PT関連
特別演習ではPTを自由に組むことは一切ありません
別に使いたくもないキャラまで使わないといけないのは苦痛
また明らかにエリオットに喰われて影の薄いエマ、全てが半端なガイウスなど、キャラ間の性能差もかなりあります
またフィールドで敵をピヨらせる攻撃、二回攻撃のキャラに価値はあるのでしょうか
グラフィック
やたらカクつきます。特にルーレは凄まじく、普通に町中を徘徊するだけでもガックガク
またキャラのモーションも結構酷く、剣の振り方なども稚拙な場面が多いです
COMMENT
軌跡をまともにプレイするのはFC以来
零、碧の知識が皆無なため終章以外のストーリーはそこそこ楽しめました
ただクリアして思ったのは、この世界の貴族とそれに属する領邦軍終わってんな程度の感想
隠しクエストなどを完全無視して進めたのでパッチが出たら二週目始める予定