GOD EATER 2(ゴッドイーター2) レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2013/11/14 |
価格 | 5,980円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ドラマティック討伐アクション ■ プレイ人数:1~4人 |
スコアボード
- 中央値
- 68
- 難易度
- 1.93
- レビュー数
- 46
ユーザーレビュー
539人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
60pt
GOOD!
【システム】
・戦闘
前作同様直感的に動け、スピード感のある戦闘が楽しめる。
・BA
本作から導入された新システムで使い込むほどに強くなるという必殺技のようなものだが、これがなかなか楽しく、さまざまな武器種で戦闘したくなる。
・バレットエディット
このシリーズならではのポイント。特定部位の結合崩壊(からの素材回収)を狙う為試行錯誤しながらその敵に合わせたバレットを作るのが楽しい。
やや複雑化しすぎたきらいはあるが細かい調整が効くようになったのでこういったものが好きな人には楽しめる部分だと思う。
・キャラクターエピソード
本編からは見えてこないキャラクターの一面が見えたりまったく違った雰囲気が楽しめるものもあり、これはなかなかいい要素だったと思う。
・Aチケットとアバドン
素材マラソンと出ねえ・・・の嘆きを軽減するため(?)導入されたチケットとボーナスアラガミ。
同じミッションを回していてもたまにこのボーナスがあるのが嬉しい。
・ミッション数が豊富
・1ミッションが短めで気軽にさくっと遊べる(ものが多い)
逆に言えば長時間に渡るミッションは苦痛
・オペレーターのサポートが細かく分かりやすくなった
ことに時間差で登場するアラガミの情報や遠距離攻撃の着弾地点予測などはありがたく、オペレーターに助けてもらって戦闘している感が強く前作よりオペレーターに愛着がわいた。
・リンクサポートシステム
あまり戦闘に出さないキャラにも助けられている感じがあり良かった。
・ミッション終了後カウントダウン終了を待たずに帰投できるようになった
地味な改善点だがこういうところに心配りをしているのは好印象。
BAD/REQUEST
【シナリオ】
前作もとりわけシナリオがいいというわけではないけどバースト部分はベタながら熱い展開でのめり込めた。
しかし今回は思い入れもない特定のキャラの独りよがりにつき合わされて無駄に苦労させられた感だけが残る(しかも最終的にそのキャラが立派な素晴らしい人のような扱いになっていてさらに乾いた笑いが)。
ラストには申し訳ないが失笑。
でもACTなのでしょうもないストーリーでもまあいいかという感じではある。
【キャラクター】
同僚の面子にあまり思い入れを持てない。
2からのキャラでも魅力的に感じるのはほとんど極東支部の面々ばかりでストーリーでブラッドメンバーとの絆!と言われても戸惑いを感じる。
また、キャラクターエピソードのないキャラにはそれ以上に思い入れが持てず、重大な事態が起きても「あ、はい、そうですか・・・」という感じのため、シナリオで盛り上がってますよという演出と心理的に距離を感じた。
とはいえ後でDLCでエピソード追加と言われてもそれはそれで萎えるので個人的には不要だが。
【システム】
・ロックオンシステム
2は乱戦になることが多いが、乱戦の中危険な攻撃をしてくる動きの早い敵Aをロックオンしても目の前を横切った別のアラガミやカメラにたまたま入った遠方のアラガミに勝手にターゲットが移ってしまう事態が多発し辟易した。
剣→銃形態に切り替えるとカメラがあさっての方向を向くのも。(これは不具合?)
これほど乱戦複数討伐の戦闘ばかりにするならまずこういったシステム周りをしっかりしてほしい。
・装備作成や強化の楽しみを阻害する複合コアシステム
さまざまな装備を敵によってそれを装備しわけて戦闘に臨むというのが楽しかった前作だが、複合コアシステムのため装備作成の気が失せる。
さらに状況に合わせて有利に戦闘を運べるよう色んなリンクサポートデバイスなども作ろうと思ったらそちらでも大量のコアを要求されうんざり。
せっかく作ったAチケットやアバドンの存在もコア作成の前に霞む。
色んなBAを使ってみたいし武器種を変えてみようかなと思ってもまたコアコアコア・・・
コアシステムのせいでBAなどの新システムすらも十分に楽しめなくなってしまっている。
・バレットエディット
銃種によりモジュール接続可能数に差が出るようになったので、部位破壊用バレットを作ろうなどと思った場合相当に難易度が高い場合がある。
前述したコアシステムのため複数武器を強化し続けるのはかなり辛く、もうこの時点でブラスト一択みたいになってしまうのが・・・元々破砕優遇バランスのゲームだし。
・複数討伐ミッションからの乱戦が多すぎる
文字通り。
無限沸きの敵も多くうっとおしい戦闘=難易度高くてユーザー満足という勘違いをしているのではと首を傾げたくなる。
・新アラガミが総じて残念
比較的面白いと感じたアラガミもいるが、感応種はほぼただの乱戦誘発アラガミという感じで期待外れ。
感応種以外も狭いマップで乱戦と複数同時出現を繰り返すだけでうっとおしいだけの小物感が。
ドレッドパイクのような小型はそれでもいいと思うが・・・
・ミッション数は豊富だが複数討伐ばかり
素材を集めに行こうにもミッション説明を見ただけでげんなり。各アラガミに素材マラソン用単体討伐ミッションは欲しかった。
・服装に奇抜なものや異様な露出のものが多くいまいち使えない(PCが女の場合)
前作のフェンリル制服系は重宝していたのだが似たようなものばかりとの批判でもあったのか今作ではフェンリル制服系が激減している。
たまにお遊びでナース服で出撃するのもいいがもう少し世界観に合ったものも種類が欲しかった。
・Vitaでもバレット名入力などの文字入力が面倒
PSPでああいったシステムになるのは仕方がないがVitaで文字種変えて漢字変換してとやるのは非常に面倒に感じる。マルチとはいえそこは機種に合わせたフィックスをして欲しかった。
旧型Vitaはセレクトが押しにくいのでなおのこと文字種変更が面倒。
・大型アラガミの死体も消えるようになってしまった
PCがアラガミAの体力を削る→アラガミB乱入→散開待機するもアラガミBがPCを追ってきたので仕方なくそちらと戦闘→遥か遠くでNPCがこちらが苦労して削りに削ったアラガミを倒す→大急ぎで向かうが捕喰が間に合わない
これが起きるともう戦闘をした意味の半分は失われるしその場で即ミッションをリタイアしてVita本体を壁に叩き付けたいぐらいの気分になる。
COMMENT
ストーリーミッションすべてと難易度7までの全ミッションクリア、プラチナ取得済み。
期待が大きかっただけに悪い点ばかり書き連ねているが普通によくできたACTゲーム。
面白いかつまらないかの二択で聞かれたら迷わず面白いと答える。
が、極密度複合コアの必要コストとひとつの武器を強化するのに要求されている数を見た瞬間もうひととおり終わったらこのゲームは封印しようと思った。
1分程度でノーダメ余裕なミッションを回せばなんとかコアを作れる超密度ならまだしもコスト140近接武器でも銃でも強化にそれぞれ3個必要って・・・
もし今後「DLCで楽に極密度作れるミッション用意しました!」と言われても、アプデやDLC前提で作られているようなゲームは好きじゃないので最初から入れとけとしか思えない。
コアシステム以外にも複数討伐ミッションばかりのため素材採取のための戦闘を繰り返すのが非常にかったるく、すべてが装備作成強化の楽しみを阻害する方向に進んでしまったという感じ。
コアシステムがなければストーリーはACTゲーだしひどくてもしょうがない、ゲーム部分に関しては不満も多いものの100点中80点と思えるくらいには十分楽しめたのだが・・・
戦闘の基本部分は楽しいです、本当に。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt |
82pt
GOOD!
・ストーリー
前作のように手放しで褒められるかといえば微妙な部分もあるけれども、盛り上がるところ、しんみりする部分と全体的にまとまった構成。
キャラ造形も割かし王道路線でありながら好感の持てるもの。とあるキャラの成長は見ていて嬉しくなるだけ……
・オリジナリティ
いわゆるモンハン系列の狩りゲーであるが、その辺りはしっかり差別化されている。30分程で2、3のミッションをサクサクとこなせる手軽さと、気に入ったブラッドアーツを探す楽しみはゴッドイーターならでは。
・音楽
前作もさることながら、スタイリッシュな世界観に没入できるようなBGM。
・熱中度
お手軽なゆえに、ハマる人は「もう少し、もう少し」とズルズル引っ張られます。バレットエディットなんかも、少し理解を深めればその魅力に憑かれること間違いなし。
嫌がおうにもズルズルプレイさせられる一面もありますが。
・快適さ
思った通りに動いてくれる様は見ていて気持ちが良く、チマチマ飛び回る敵を空中戦で叩き落とす、撃ち落とす快感はなかなか。味方のNPCもサポートや分断と頑張ってくれるので多少下手くそでもカバーが期待できる。
BAD/REQUEST
・ストーリーのブツ切り感
一番引っ掛かった部分。ストーリーにも力を入れているという今回でも、ミッション一つ一つが短いだけに、途切れ途切れになってしまう。
インターミッションで補完が出来るものの、それでも描写不足な部分も。そこで会話を億劫に思って飛ばすとチンプンカンプン。昔のアニメですかと。
・所々微妙な演出
今回の売りである、特殊能力に目覚めるシーンを始めとして、首を傾げたくなる部分もちらほら。
極めつけは、感応種というボスに近いアラガミの扱い。……(ネタバレにより削除しました)……、前作のディアウス・ピターのような盛り上がりにならない。
無論。それを倒した後や、前作キャラとの邂逅は憎いなぁと、唸るシーンもたくさんあることは間違いないんですが。
・?複合コアの億劫さ
素材をいくつか使うことでコアという装備強化のアイテムを作れます。
体験版では、いらない素材を有効に扱えて便利と思ったものの、それを使う装備が多すぎる。
加えて、コアを作るには相当の素材を使わねばならず、物欲センサーの呪縛から逃れたはずが、素材集めに効率の良いミッションを巡る羽目に。何度もグボたんを狩るのは少し辛いですよ。
・多対多?
単体討伐が減り、大体は2、3のアラガミを相手取るミッションです。分断を上手く扱わないとあっという間に囲まれてリンチに遭います。高い難易度になればなるほど装備で軽減できるダメージも限りが来るので、相対的に何度が高く。
・バグ
フリーズなんかは経験してないですが、時折仲間が動いてくれなくなります。命令をしても動かない。上の通り、仲間が頼りになるので、このバグは少し痛い。頻繁に起きないこと、やり直しがきくのが救いです。
・複雑な世界観
専門用語がボロボロ出てくることに加えて、本編での説明も少ないので、一見すると痛々しい厨ニにもなりうる。それぞれにもしっかりした理由付けはあるものの、初見の方はデータベースを必見です。前作なら世界観の説明もされてるのですが……
・敷居の高いバレットエディット
さらに色んな事が可能になった反面、さらに取っつきにくい物になりました。面白いことには面白いのですが、まずはネットでバレットエディットのレシピを探し、自分好みのバレットを探すのをお勧めします。
色んな事が可能になったとは言うものの、アサルトとスナイパーの自由度がかなり低く、エディットを極める人間は必然的にブラストやショットガンに……それがまた、ブラストが強すぎるんですよ
COMMENT
BADが多くなったものの、全体で見れば良くも悪くもGEの正当進化という感じです。様々な狩りゲーがvitaに出ていますが、今から買うならばコレってくらいのゲームです。
開発チームは変態揃いで、体験版での不満を丁寧に拾い、果てには……女性キャラ用にモデルを作るなどのユーザーに優しいチームです。
SFや終末もの、もしくはライト、ジュブナイルノベルが好き、少年少女がデカイ武器を振り回すことに違和感を持たない、忘れることが出来る人間にはお勧め出来るゲームです。
逆に厨ニな世界観を嫌う方は間違ってもプレイしてはいけないゲームです。硬派(ないし硬派気取り)の方の肌には合わない筈です。
友人がそうでした。
少しでも気になった方は、無料で序盤をプレイ出来る体験版が配信されているので、触ってみるのもいいかもしれません。
これからのアップデートにも期待できますが、このままの評価では
荒削りな部分もあるが面白い。
まさしく荒神ゲーです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
78pt
GOOD!
一応進行度88まで終わらせました。前作、前々作ともにプレイ済みです。
・新武器、新モーション
今までは基本的にどの近接武器も二種類の物理属性を持っていたため、「なにがどこに、どう有効なのか」を考えないことが多かったのですが、今回は一方向特化の武器が加わり、理解しやすくなりました。
できることが増え、相変わらず戦闘の流れが早いので全ての武器種の特性を捉えるのは難しいですが、その分使いこなせるようになると段違いに楽しくなります。
・ブラッドアーツ、ブラッドバレットの存在
かなり大きいです。今までは素材集めはただ素材集めするだけ、ストーリーはストーリーを進めるだけみたいになって一部は作業になりがちでしたが、今作ではそこにこれらの成長を目指すことが追加されたのでモチベーションが保ちやすくなりました。習得するために工夫して戦うのも楽しいです。
・キャラクターエピソード
設定上どうしても暗い展開の多い世界観ですので、それぞれのキャラクターに深く関わり、笑えたりしんみりできたりするこれらエピソードはとても重要な役割を果たしたと思います。
・音楽
さすがの一言です。壮大なサウンドを基本にボーカルつきのものもあり、オープニングやエンディング曲を含め、数こそ少ないながら耳に残るものばかりでした。
・前作を踏襲し、設定を大事にしたストーリー
正体不明の病の事情や感応種の出現理由や新規アラガミの生態など、相変わらずよく練られたものでした。
ストーリー終盤の結末の部分では「これどうしようもなくないか?」という疑問が、ぽっと出の新規設定ではなく、以前からあったものをうまく使って解決されたので唐突さを感じず、好印象でした。
前作であった設定が開発力やもろもろの問題で使えなかったことを少なからず解消し、形にしていたように思います。
・キャラクターや敵のモデリング
前作はお世辞にもキレイとは言えませんでしたが、今回は段違いによくできていました。
ストーリーでアップにしても違和感のない、素直に可愛い、かっこいいと思えるキャラクター、テクスチャーが追加されより動物的な存在感と立体感を放つアラガミ。最初に新規の街のステージに入ったときはおおーと感心するほどでした。ここは、前作からの格段の進歩を加味して5点としています。
BAD/REQUEST
・ストーリーでのキャラクターの言動や役割、説明不足
GOODで書きはしましたが、ストーリーで高評価だったのはあくまで設定の面。
「いくらなんでも弱くない?」「え・・・マジで?今?」「きみそんな彼と仲良かったっけか?」なんてシーンが多かったように思います。こことここの間にもうちょいお話いったよね・・・なんてことも。マルドゥークもあんなにPVで活躍していたわりに普通に倒せちゃうしそもそも登場の機会が極端に少ないです。1つ1つは決して悪くはないんですが・・・。
もう少しゆっくり、せっかく作業感を解消する魅力的な要素が大量に追加されたんですから、関係のない任務を2、3個挟むような前作のようなペースでやってもらえればよかったように思います。
ストーリーの進行は早いのにアラガミ追加が遅いのも、結果的にダメな要素だったかもしれません。
・様々なところに見え隠れする不安定さ
まさかゴッドイーターでフリーズを味わうとは…
今回演出面に多大な強化がなされましたが、その弊害がちらほらという感じです。
一部の服のスカートは、後ろ側まで足にくっつくように動くのでダバダバして違和感すごいです。最後に解禁されたビジュアルが素晴らしいアレは友人に「ハカマじゃん」とつっこまれもうそれにしか見えないです。
ロードは遅くなりましたし、テクスチャーの抜けや処理落ちやスロー化、短い時間に死にまくると決まったキャラクターがミッション終了まで延々同じセリフを言う等。。もう生き返ってるし目の前まで来てるじゃん・・・
急激に演出力が上がって楽しくプレイできるようになった分、非常にもったいなく感じました。
・バカノン
・・・彼女だけが問題とは思いません。豹変前はとても可愛いですし、キャラクターエピソードでも表情多彩でよかったです。
分断されて始まるミッションではその大火力で、一人きりでもかなり安定してダメージを与えてくれます。
彼女のみ復活という点と、前作サブキャラクターの所在が一切不明という点がこの憎しみの根源だと思います。いろんな意味で局地特化なのに優遇されすぎです。
・複合なんちゃらの莫大な高コストと服の価格
ぜひとも改善してほしいですね。バーストの頃、最後の方であのシステムが追加されたのなら違うでしょうがいる素材の吟味が必要な時期にあんなに要求されると困っちゃいます。服一着で同梱版より高いのもどうかと。
COMMENT
3年待ったため期待ばかり上げちゃいましたが、順当な出来映えだと思います。
悪い要素もありながら確実に進化しているタイトルですので、まだまだ伸びしろを大きく残している良いゲームです。ストーリーもやめたくなるほどではないですし、人によっては「光のアリア」で鳥肌が立つくらいのものは持っているんじゃないでしょうか。
またアクション面でも、難易度10のアレをやる前は「丸くなったな」とか思ってましたがそんなこともなかったです。
クソゲー!ふざけんな!と悪態うって、かなり苦戦して失敗しまくっても数分で終わり、繰り返して勝ち方を探してクリアする。そんな時の達成感は、GEシリーズの優れた魅力だと考えています。
DLCの企画も進行中ですし、ユーザーの意見を積極的に取り入れるスタンスも貫いています。
なんだかんだ短い時間で長期間遊べるタイトルですので、価格以上の価値はあるかと。
頑張れスタッフ!
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
無印、バーストプレイ済みです。
○戦闘
基本は某狩りゲーそのままですが、独自色を出そうと頑張っている点は褒められます。
本作ではブラッドアーツという、使い込めばどんどん強くなる必殺技が追加されたので、そのおかげで戦闘に「素材集め」という点以外にも「技を使い込んでブラッドアーツを成長させる」という別の目的が生まれました。また種類も多く、魅せ技の域を出ない技もあればめっちゃ強い技もあったりして、うまく使いこなせば戦闘時間をかなり短縮できます。ただし、「特定の技で連続5回クリティカルを出す」など、使えるようになるために鬼のように難しい条件を積み重ねなければならない技があったりするのが難点と言えば難点ですが。
また仲間のAIがプレイヤーに優しく、こちらが体力減ってたりすれば回復弾を撃ってくれたり体力ゼロになって倒れれば我先にと殺到し敵に吹っ飛ばされながらも助け起こそうとしてくれたり(笑)、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるのもうれしいです。
一回のミッションも大体10分程度で終了するのでサクっと遊べる点も良い。
○素材合成
あの武器が作りたい、でもこの素材が少しだけ足りない……というときに、他の素材や特定の敵を倒すとゲットできるチケットと交換して目的の素材を手に入れることができます。これは地味に嬉しい。
○BGM
神との戦いということで荘厳なものが多く、戦っていて気分を盛り上げてくれます。テーマソングも歌手の声が綺麗で良い。
BAD/REQUEST
○ストーリー、設定
正直戦闘目当てで買ったので期待は欠片もしてなかったんですけど、その期待値の低さを悪い意味で裏切ってくれました。
前作も、人類がいつ滅亡してもおかしくないという状況で、黒幕は黒幕なりに人類の未来を考えて行動を起こしているにも関わらず「お前は間違っている! いや、具体的にどこが間違っているかは指摘できないしだからといって代替案も提示できないが、とにかく間違っているのでぶっ潰す!」という主人公サイドの傲慢極まりない態度に辟易したものですが、本作でもそれがありました。ちなみに一番ハァ?となったのは、「このままでは人類が滅亡して全員死ぬ。でもこの作戦が成功したとしても君たちは死ぬかもしれない。だから出撃するかどうかは全員で話し合って決めてほしい」という場面でした。いや、だからこのままじゃ全員死ぬんだよね? そもそも選択の余地なんて最初からないのに何を善人ぶってんの?と。
あと他の方も触れてますが、生きるか死ぬかの瀬戸際の場面なのにわざわざドレスに着替えて登場のシーンは、多分シリアスな場面なんですけど爆笑させてもらいました。その後の展開もあって、なぜか紅白歌合戦を思い浮かべてしまったのはどうでもいい話ですが。
設定も穴だらけです。まず主人公たちの拠点。わざわざ移動する街みたいなものにしたのに、本作中では1ミリたりとも意味がありません。そして黒幕が特殊部隊や無人兵器を作ったのも全てこの目的のためだった、みたいな設定があるのですが、どう考えても目的と手段が繋がってません。他にも色々ありますが、どれもそれっぽいことをそれっぽく見せようとしているだけで裏側が透けて見えるくらい薄っぺらいです。
○一部のキャラの服装
前作からそうですけど、普段着はどんなのでも構わないからせめてシリアスな場面ではまともな服を着てほしい。せっかく部隊の制服とかあるんだからさぁ……。
○キャラクターエピソード
短すぎ!
○武器が基本使い捨て
一つの武器を強化して使っていくより、その難度の敵を倒して作れる武器のほうが優秀だったりするので、作っては捨て、作っては捨てになりがちなのはちょっと寂しいです。
○乱戦前提
どのミッションも大体複数の敵との乱戦です。複数の敵と戦わせることで難度調整をするのはそろそろやめてほしいかなと。
COMMENT
じわじわ進めながらストーリークリアまで大体30時間、現在後日談を進めている最中です。後日談終了まで何時間かかるか見当もつきません。なんだかんだありますが戦闘が楽しいので結構熱中してプレイしてます。
戦闘目当てで買うなら○です。それ以外の部分に期待して買うのは正直オススメできません。
GOODにも書きましたが一回のミッションが短めなので、少しだけプレイしてというプレイスタイルの人にも優しいですし、反対に短いからこそ繰り返し繰り返しプレイするという人、どっちでも楽しめると思います。
乱筆乱文失礼しました。購入を迷われているどなたかの参考になれば幸いです。
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GOOD!
・ブラッドアーツ
使った行動に対して技を覚えるのは楽しい
・キャラクターエピソード
ギャルゲーみたいにキャラクター毎でイベントが見れるのは面白い
・制御ユニットの強化
ジョブチェンジみたいで楽しい
BAD/REQUEST
・基本的に何も変わってない
仰け反ったような不気味な骨格もそのまま
敵もテクスチャーを張り替えただけ
音楽は使い回し
狩りは進化しない
・オンラインマルチ未対応
今時狩りゲー()名乗っておいて未対応と言うのは時代遅れ
・前作のファン向け
初めての人には専門用語が多すぎて付いていけないと思う
突然過去を語りだしたり知らない人(前作キャラ)の名前が挙がるシーンが多い
・厨二と言うよりは御決まりパターン
随所に何処かで見た演出がフラッシュバックする
ラストの演出はもう何か寒い
・値段も高い
正直3980円程度で十分な内容だった
COMMENT
前作+バースト経験者です
前作のストーリーが凄く好きだったので購入しましたが
余りにも御座なりな作りで期待はずれでした
多分完全版で補完されるのでしょうが
いい加減完全版商法にもうんざりです
ゴッドイーターは好きなので3が出たらやっぱり買うかもですが
焼き増し程度の作りで完全版前提の内容なら少し考えてしまいますね
ゴッドイーターが切っ掛けでTPS視点の1ミッションアクションが増えましたが
それにともないゴッドイーターが霞んでる様にも見えます
次の作品は1を超える重厚なストーリーにして頂きたいです