俺の屍を越えてゆけ2 レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014/07/17 |
価格 | 6,264円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 |
スコアボード
- 中央値
- 50
- 難易度
- 2.30
- レビュー数
- 10
ユーザーレビュー
588人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 0pt | 1pt | 1pt | 2pt |
30pt
GOOD!
音楽は非常に素晴らしいと感じました。単純に良いというだけでなく、このゲームが持つ空気感とよく親和していて、「なるほどこういう雰囲気のゲームだよね」という説得力があります。だいぶ昔のゲームの続編が最新機種で出るというギャップ、あるいは私たちに馴染み深いはずの和風の設定に、非常に独特なゲーム性を兼ね備えているというギャップ。そういった、「懐かしさ」と「新しさ」の両面を持ったゲームだという点も見事に表現していると思います。
オリジナリティはやはり高いと思ます。短命の一族が子孫を残しながら少しずつ強くなっていき、悲願達成を目指す。RPGというジャンルにおいてこういったコンセプトのゲーム自体が珍しいし、またその珍しい世代交代型ゲームの中でも、「世代交代」というものにシステム面から深く踏み込んでいます。能力面での遺伝は前作からありましたが、今作ではそれにくわえてキャラクターの外見にも反映されるようになっていて、必ずしも美形が生まれるとは限らないわけですが、これはこれで面白いと思いました。グラフィック面のクォリティでもっと頑張れていたらさらに素晴らしかったのですが。
また、ネットワークを介して他プレイヤーの国へ「遠征」できるというのも目新しく、そのアイディア自体は良かったと思います。
BAD/REQUEST
熱中度については、残念ながら最低点をつけざるを得ません。今まで買ったほとんどのRPGを最後までクリアしてきた自分が、途中で投げ出したからです。
理由はいくつかありますが、「俺の屍を越えてゆけ」というタイトルなのに、その「俺」や「俺の子孫」が主人公ではなかったという点はやはり大きかったと思います。
「自分のキャラが世界の中心になかったから不満だ」と言っているわけではありません。大きな世界の仕組みの中でちっぽけな存在が精一杯生き抜き、その生き様が物語となることだってあります。そういった物語においては、そのちっぽけな存在は紛れもなく主人公です。そういった方向性で名作となったゲームはいくつも知っています。
しかしこのゲームはそうではありません。このゲームはヒロイン「夜鳥子」のために、名も無きキャラクターを操作し(もちろん名前をつけることはできますが、その名前に記号以上の意味はありません)、彼女の個人的なわだかまりとそれによって引き起こされた事件を解決してあげることが目的です。「夜鳥子」に尽くさないという選択肢は存在しませんし、「夜鳥子」を無視してゲームを進めるという選択肢も存在しません。
これはシナリオだけでなくシステムにおいてもそうです。戦闘メンバー、家族計画など、とにかくゲームを進める上であらゆる点が「夜鳥子」に縛られ、それを拒否するとゲームが進みません。「夜鳥子を拒絶する」=「ゲームクリア不可能」になっています。つまり、私がゲームをクリアできなかったのもそういう理由です。
最初からそういうコンセプトのゲームだったというなら、それはそれでやりようがあったと思います。制作者が同じである「リンダキューブ」などは実際そういう面がプラスに働いていたと思います。しかし「俺の屍を越えてゆけ」というタイトルの続編でそれをやるのは非常に食い合せが悪く、シナリオにおける「夜鳥子」の掘り下げが甘いこともあって、プレイした感覚としては「なんだかよくわからない人のために我が家の資産が食いつぶされ、我が子が苦労させられ続けるのを実感するゲーム」という印象が拭えません。「俺屍」というタイトルと中身が合っていない、というのが端的な感想です。
快適性は低いです。何をすればよいか提案してくれる「コーちん」のナビシステムだけは便利で良かったのですが、それ以外の問題点が大きすぎました。
とくに、広すぎる上に全体マップがなく現在地の把握が困難な迷宮、その迷宮を唐突に通せんぼしてくる無数の鍵(対応する鍵がどこにあるのかはノーヒント)などは大きな問題です。鍵はとある裏技でなんとかなるのですが、そもそも探索に時間制限があるゲームなので、広く複雑な迷宮自体がまったく楽しくないのです。前作ではその辺を考慮してシンプルな構造になっていたと思うのですが、続編でなぜこうなったのか理解に苦しみます。迷宮を移動するときの視点も非常に見づらく、敵を回避したり、逆に敵にアタックを仕掛けるのもやりにくく、とにかく探索中は常時ストレスを感じていました。
また、「遠征」のアイディアは良かったのですが、その「遠征」によって行ける国のリストに出てくる国がどうにも自分の現状に合っていなかったり、かといって条件に合った国を検索する機能もほとんどなかったり、にもかかわらずこの「遠征」を行わないとゲームプレイの幅が非常に狭まってしまったり…と問題点は多いです。
COMMENT
とんでもなく質の悪いゲーム未満のシロモノだとか、制作者のやる気の無さがにじみ出ている駄作だとか、そういったものではありません。オリジナリティも良いところもあります。しかし総評としてみると、「ここをこうすればよかったのに」「なんでこうしてしまったのだろう」という残念感が非常に大きいです。
特に、ゲームの中心に特定のキャラクター「夜鳥子」を、決して取り除けないレベルでガッチリ固定してしまった点については、なぜ「俺屍」でこれなのか?という疑問がどうしても拭えません。前作のファンでなければここまで疑問は感じなかったのかもしれませんが、このゲームは各種広告媒体、テレビCMに至るまで再三にわたって「前作」を意識したアピールを行っていましたから、肩透かしを食った気分です。
制作者がこちらの気持ちを理解していなかったのか?それとも、こちらの予想をあえて裏切ることで期待に応えようとしたのか?真実はわかりません。制作者のコメントも出ていますが、それがすべて本心である保証などどこにもありません。ただはっきりと言える自分の中のこととしては、「俺の屍を越えてゆけ」というタイトルを15年前に聞き、そのゲームをやったときに感じたものは、このゲームの中には感じられませんでした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 1pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 3pt |
41pt
GOOD!
15年ロングランヒットした知る人ぞ知る名作RPG「俺の屍を超えてゆけ」の続編?で、プレイヤーの一族に再びかけられた寿命約2年の「短命の呪い」と子孫を残せない「種絶の呪い」から解放すべく、一族を育成・強化していくことになる。
・「短命の呪い」と「種絶の呪い」
オリジナル版から大きな変更点は無いものの、わずか2年たらずでアッサリ死んでしまうキャラクターたち。次代により良い素質を残すために、限られた時間で出来るだけの事をしなければいけない。程よい緊張感と焦燥感が味わえるのはこのシリーズならではの醍醐味。
・当主のキャラメイク
パーツ自体は決して多くは無いが、ヘンテコな顔にするとしばらくその傾向を継承してくれるので面白い。地〇のミサワみたいな顔の双子が来た時は笑い死ぬかと思った。
・コーちん可愛いよ、コーちん
モーションパターンが膨大でよく動く、よく喋る。
中の人(福園美里)さんの声が非常に可愛らしく、マッチしている。
・ラスボスの曲
作品と全くあってないクサメロだけど、カッコイイ!
BAD/REQUEST
・3D化によるさまざまな弊害
とにかく処理が重い。可変30fpsだと思われるが、頻繁にパフォーマンスが低下。
しかも、フリーズ連発。セーブ中にフリーズしようものならセーブデータが破損する。
読み込みも遅くはないものの、頻繁に入るため煩わしい。
見栄えも悪く貧相なグラフィックは見ていて悲しくなる。技術力が低いなら無理して3Dにしなけりゃいいのに。
・自動生成ダンジョン
負荷軽減のためか、非常に視野が狭い。自動生成ゆえに各フロアの繋がりが不自然。
移動速度の上がる術を使用してダッシュしようものなら当然のようにプレイヤーは画面外に消える。
・錠前と木札
ダンジョン攻略に必須なアイテムなのだが、ダンジョン内にランダムで配置されるため、運が悪いとほぼ見つからない。他のプレイヤーの国で見つけるか、高い金を払って買うしかない。
ダンジョン攻略
・夜鳥子(ぬえこ)様のためのストーリー
桝田省治氏の著書「鬼切り夜鳥子」シリーズからのゲストキャラクター「夜鳥子」を中心にした展開がエンドロールまで終始続く。我々プレイヤー一族は彼女を助けるための添え物でしかなく、天界の神々も彼女にまつわる話しかしないので、冗談抜きに「我が鵺子を見よ 俺屍外伝」。
彼女に対する選択肢で否定的なものを選ぼうものなら、プレイヤーの人格否定までされる始末である。ちっちゃ。
・特注武器システム
制作時に特殊効果が決まっているらしく、ハズレを引いていてもい結果がわかるのは数世代後。
打ち直しにはPSストアで300円のアイテムを買わなければいけない。
・後半の戦闘バランス
ラスボスが初見殺し、行動不能を使ってきます。対策とって再戦してねって事なのでしょうが。
・屋敷内でのセーブデータのロード削除
ランダム要素が多い作品なので必須。でも削除!
・ダンジョン攻略中のモード選択削除
どっさりモードが追加されたのは、この件に対する救済措置なんだろうなぁ
・ムービー、イベントのスキップ不可
OPムービーは×ボタンでスキップ可能。オリジナル版は出来たような・・・
COMMENT
PS版プレイ済み。どっさりモードでエンドロールまでは見ました。VITATV使用。
前作に思い入れのプレイヤーに目の敵にされている本作ですが、ここ数年よく見る「名作の名を借りたガッカリゲー」であって決してクソゲーではない。
全体的に雑で手抜き感が凄まじいけど、遊べるポテンシャルは十分あります。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
47pt
GOOD!
>サウンド面
音楽は非常に良いです。声優さんの演技も申し分なし。
百鬼祭りという特別なステージの時の音楽は特にお勧めです。
>オリジナリティ
俺屍らしいおどろおどろとした毒のある和風テイスト。
ハマればくせになるタイプのやりこみゲーだと思います。ハマれば。
>熱中度
自分の場合ですと好きな神様を選び、一族とともに神様も育てていく楽しさを感じました。
また、最強の特注武器をつくろう!や一世一代の傾国の美人をつくろう!鬼録を埋めよう!
誰にも負けない最強の一族に育てあげよう!といった千差万別の楽しみ方があるので
ハマれば寝食を忘れてやり込むことも珍しくはないでしょう。ハマれば。
BAD/REQUEST
>グラフィック
頑張って3Dにしたんだなあという意気込みは感じられますが
クオリティはなんとも前時代的、といった印象を受けました。
頑張れば初代PSでも再現できるのではないか?というクオリティです。
また、売りにしていた一族の顔グラフィックも突然ハゲたり太ったり基本的にドヤ顔角度だったりと
「おもてたんと違う…」という印象を受けました。体験版よりはマシでしたが。
>快適度
本当は0点を付けたいレベルでした。とにかくフリーズ。
過ぎた話ですがフリーズ改善パッチを当てると今度はセーブデータが破損する。
振動でデータの飛ぶカセットロムじゃあるまいし。0%0%0%。(今はデータ飛ばないパッチあります)
また、一部の神様の逃亡率が凄い。(これも一応パッチで改善はされてます)
神様をお祀りして加護を受けるという要素があるのですが
神様が逃げれば当然その加護は消えます。(今はパッチで加護は残るようです)
そして神様を天界に戻すまでに3回その神様を倒さないと戻ってくれない。
その神様は大変複雑かつ無駄に長大なダンジョンのどこに隠れてるか探し出さないといけない。
そしてそのダンジョンも様々なギミックのせいで無駄に足止めされて…
2年弱しか生きられぬ一族の貴重な一月が無為に終わることもしばしば。
言葉は悪いですが俺屍はいうなれば人間ダビスタ。
このボスをこの月に倒したいからその前の月にこの神様との子を成して…
といった思考を巡らせるのが前作からの売りであったのに
スッカスカになる神様のリストと後述する要因のせいでそのプランは全くアテになりません。
>夜鳥子の存在
他の方もおっしゃられておられますがやはり彼女の存在が何よりもネックです。
ストーリーは完全に彼女のもの、神様の殆どは彼女に心を奪われている、
それ故プレイヤーの写し身である一族には神様は見向きもしてくれません。
口を開けば夜鳥子と縁のあるとある男神のことばかり。
一族は都を追われ、晴明からかけられた呪いを解くために戦ってはいるのですが
一向にストーリーに関わることはなくストーリーを追えば追うほど
「これは復讐を望まず素直に骸を曝すべきだったのでは」と思わずにはいられません。
また、彼女がいないと一部ボスとは戦えません。
故に天界にいる彼女を転生させて育ててボスの元へと連れて行く必要があります。
しかしこの彼女は一族として転生してくるので2年弱しか生きられず
また、転生させるのに神様と契るのと同じく奉納点なるものを消費します。
さらに、彼女は一族と肩を並べ戦う必要がある故にキャラ枠をひとつ消化します。
故に先述したスカスカの神様リストに加え彼女をいつ転生させ
一年に一月しか開かれないストーリーボスの元へ運ぶかというのが最優先になるため
プレイヤーの写し身の一族を自らも脇に追いやらざるを得なくなります。
あとこれは前作をプレイした人にしか伝わらない苦痛ですが
とある神様の設定がガラッと変わりました。
さらに、また別のとある神様はもっと凄いこと(悪い意味で)になります。
前作の…人気だった神様が好きな一族の方は覚悟をする必要があります。
>場外乱闘
これはある意味ゲームとは関係ないんですが
製作者のTwitterは見ない、遡らないことをおすすめします。
今作に不満があればあるほど彼らへの憤りを募らせることになるでしょう。
最新情報がほしいなら公式サイトで得る情報のみに留めるべきです。強く推奨します。
COMMENT
初代クリア、リメイクは裏京都まで、今作は表シナリオクリアまでやりました。
本当はせめて全部クリアしてから書きたかったんですが
私もBADの方に書いたセーブデータ破損パッチに一族を消された身です。
一応今配布されているパッチではデータ破損はないようですが…
破損したデータは戻った人と戻らなかった人がいるようで…
BAD側がつらつらと長くなりましたがGOOD側に書いたように
「うまくハマれば」謳い文句通り20年遊べるゲームになることでしょう。
新しい楽しみ方はいくらでも見つかるのが俺の屍を越えてゆけシリーズです。
強大な敵に対したった一人、一子相伝で鍛え、育てて立ち向かうやりこみもあります。
また、強制クリア扱いになる一族歴代合計千人(!)を目指すのもありでしょう。
ハマれば楽しいゲームになると、思います。
要である夜鳥子を受け入れられるかどうか。
前作プレイヤーの一族の方は神様の変貌を受け入れられるかどうか。
そして、相変わらず残る処理落ちやフリーズ等の細かいストレスに耐えられるかどうか。
これらを乗り越えることが出来れば楽しいゲームになる……といいなあ。的な。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 2pt |
49pt
GOOD!
前作未プレイです。
独特な「和」のテイストは気に入りました。あとキャラクターも個性的なのが多数登場するので、ユニークで良かったです。色塗りや全体の雰囲気にセンスを感じた。大神に近いようなそういう独自のセンスが世界を築けていたと思います。
BAD/REQUEST
やはり夜鳥子の存在はちょっとネックですね。
このキャラ造形自体は嫌いじゃないってか、むしろ結構好きなんですが、
何かにつけてでしゃばってくるし、一族の成長や育成を楽しんでいくはずが、
夜鳥子のおかげでおじゃんになってしまってるような。
COMMENT
前作はジャケットのガキの顔が強烈な印象を与えてましたがw
本作はいつぞやプリプに来てて、あれ、ちょっと前に発売されてたのにもうフリル落ち?とか驚きながらプレイしてみたら、なるほどなーと納得した。
世界観とか好きなんだけど、完全にベクトルが違う方へ向いてしまったような作品だった。
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GOOD!
音楽はよい。ただ一族ののろいを考えれば若干軽すぎるか。
外見遺伝と言うアイディアはよかったがグラが微妙なためあまり生かせてない。
正直音楽を除けば前作から引き継いだ要素くらいしか評価点がない。
BAD/REQUEST
ストーリーは最悪の一言に尽きる。
一族は初代当主がキャラメイク式で自身の顔を撮影してそれをベースに作ることもでき、その外見が遺伝して行く文字通りのプレイヤーの分身である。
にもかかわらずストーリーは夜鳥子と言うキャラのみに焦点を当てて進む。基本一族は台詞のひとつもない夜鳥子のお供でありイベントシーンでのボスとの会話などではボスと夜鳥子がしゃべってる間画面の隅にすら映らないことがほとんどである。
また一族は表情が作れず固定のためどんなシーンでも笑顔だったり、にらみを利かせてたりする。
前作から続投のキャラはほぼ全員が夜鳥子とその夫を持ち上げ、褒め称える役を与えられており中には夜鳥子のためにストーリー中に消滅したり、大幅な性格や設定の変更を食らってたり最悪噛みあわせが悪いとして存在自体をなかったことにされてたりする。
前作含め汚してくる最悪のシナリオである。
システムは調整不足かつバグの温床であり処理落ち、フリーズ、装備の消滅、進行不能、セーブデータ破損など数え上げればきりがない。修正パッチを当てたら新たなバグが発生すると言うのも何度もあった。
ゲームバランスはバランスそのものが調整不足なのに加え前述のバグの中に使い方しだいでお金を無限に稼いだり最序盤に最強装備をはした金で取得できたりするものがあるのでストーリーの短さもあいまってクリアは非常に簡単である。
クリア後のやりこみ要素はプレイヤーの手で交神相手の神を次々と抹消していくと言う俺屍のシステムに真っ向から反逆する内容であり、進めるほどに取れる行動が減っていくと言う誰得仕様。
なお最強の裏ボスも○○○である。ここまで徹底して○○○だともはや笑うしかない・・・笑えないよ・・・・・。
COMMENT
自分は初代・Rを完全クリアした上で2限定版を本体ごと購入、メモリースティックも64G版を用意し気合十分で挑んだのですが・・・ごらんの有様である。
詳しい内容はここにはとてもじゃないが書ききれないのですがなんせ前作の思い出すら木っ端微塵に破壊する内容ですので初代やRをプレイしてまだ2をやってないと言う人は買うどころかプレイ動画を見るのすらお勧めできません。と言うか見たら後悔します。
「お金をどぶに捨てるようなもの」と評される作品は多いですが今作は「買うくらいならお金をどぶに捨てたほうがマシ」の領域です。
新規プレイヤーの方にしてもこれを買うくらいなら完成度が高く値段も安い初代かRを買うことをお勧めします。2から買う利点はオンラインくらいですがこの評価の低さではサーバーも早々に打ち切られる可能性があります。
ゲームの仕様上オフラインではプレイにかなり支障が出るためサーバーが終了した時点でこのゲームもほぼ終了です。
なぜ初代、Rともに問題点はあるものの良作だったのにこんなことになったのか・・・
作者は20年遊べるゲームを造ろうとしたらしいですが、悪い意味で20年は語り続けられるゲームになってしまいました。
俺屍に限らず名作の続編でこんな悲劇が二度と起きないよう業界の人はがんばってください・・・。