英雄伝説 閃の軌跡II レビュー
スコアボード
- 中央値
- 58
- 難易度
- 1.76
- レビュー数
- 25
ユーザーレビュー
536人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
81pt
GOOD!
■ストーリー
終わらないストーリー。風呂敷を広げっぱなしのストーリー。
しかし、それでも気になって続けてしまう。相変わらずの英雄伝説でした。
既に7作目ですが、ここまで話が続いているRPGは他にないと思います。
毎回違う視点で話が続き、毎回の完成度の高さ。さすがです。
■最後の終わり方
最後の終わり方はとてもよかったです。主人公たちの釈然としない気持ちに
一応の区切りがつけられ、明日へ向かう姿が見られたので少しすっきり。
主人公たちの絆が、空や零に比べ、今作は特に強調されていたように思います。
そんな最後でした。
■キャラクターの個性
一人一人のキャラクターにしっかり個性付けが されている。
今作は女性キャラの存在感が特に大きい。
もっと活躍してほしいなと思うキャラがいっぱいでした。
■戦闘システム
クラフトにオーバーライズなど、非常に戦略性に富み、
コマンド式のRPGでは特に面白く感じます。
回復するボス敵がいるというのも大きな個性。
RPGは、守る事さえできれば、いずれは勝ててしまうボス敵がほとんどなので。
今作は回復するボスは少なかったですが。
BAD/REQUEST
ストーリーについて色々とあるので、列挙します。
■主人公たちを倒す気がない敵一同
結社の人たちはいつもの事ながら、クロウ、ルーファス、西風の方々まで。
主人公たちを倒そうと思えばできるのに、そうしない敵ばかり。
遊ばれているだけなのかと思う。
■主人公一同がやられるワンパターンな演出
ボス戦後のお約束で、敵が本気を出して主人公一同がやられるイベントがある。
ストーリー上、敵の強さを際立たせたい(助っ人登場の演出がしたい)が為に
主人公一同が、まるで時代劇の切られ役と言ってもいい扱いである。
このため、エクレールの二つ名を持つA級遊撃士のサラも、主人公パーティに
加わった途 端、三下のボス敵に一撃でやられる雑魚キャラ扱い。
逆の現象もあり、外伝において本編の主人公の一人がボス敵になるのだが
外伝の主人公達(ロイド、リーシャ)には太刀打ちできないであろう強敵と化す。
しかしリーシャは、前作でも指折りの強豪で、十分対抗できると思うのだが
(しかも、変装に力を使ってない分さらに強いはず)。
物語前半ならともかく、終始こんな感じなのは頂けなさすぎる。
■間抜けな行動が多い
・現場の指揮官のクレアさんは「ミリアムちゃんの事も気になるし」と言って
劣勢の戦場を放置して主人公についてくる。
・主人公一同の隠れ家は物語早々に敵に見つかるのだが、そのまま隠れ家として
使い続け、結果 、中盤で敵に強襲されて窮地に陥る。
しかもその時に、「そういえばこの場所は敵にばれていたんだ」的な事を
仲間の一人が口走る。
・主人公たちが敵がいる関所に無策で乗り込んでいく場面がある。
しかも都合良くばれない。
・敵を追いかける気がない。とどめを刺す気がない。油断しっぱなし。
ボス敵を倒しても、あれこれ話しているうちに逃げられる。あるいは、
敵に隙を突かれて、倒したはずなのに敵の思い通りの展開になる。
(RPGなので、仕方のない面もあるが。)
以上に挙げた不満は、これまでの作品でもおなじみの流れでもあるのだけれど、
いい加減ワンパターンすぎるというか。
そろそろ、主人公一 同が結社の裏をかく所も見てみたいものです。
「よくわからないけれど、何でも知っていてすごい組織」というのは、
そろそろ安っぽくなってくるのでは。
今作は結社のいつもの立位置に、あの人がすげ変わっただけの話。
COMMENT
色々と不満は書きましたが、やっぱり相変わらずの英雄伝説。
面白いからこその不満です。
続きが気になり、物語が終わってしまうのも寂しく感じる。
是非、次作を早めに出してくださいね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
82pt
GOOD!
・キャラクター 今作は前作では設定が今一分からず表に出ずのキャラの設定が多数明かされた。特にⅦ組ではエマやユーシス、ミリアム、サブキャラクターではやはりと言うべきかもしれないがシャロン、ルーファスなどが良い例になっている。他にも新キャラとして新たな執行官、フィーの古巣である西風のキャラなど他多数のキャラが出てくる…ので一辺倒にならないキャラの厚さがある。
・戦闘 今回の戦闘は新たな要素が多数ある。ある条件を達成することにより会得できるロストアーツ、中々条件が難しいのだが戦闘を有利にすすめれるようになる利点があり、今までに無いアーツなので使うのに新鮮味があるだろう。次に騎神戦、これは今作の重要ファクターの1つだろう、仲間との協力により戦闘の幅がかなり広くなっているし、どこに攻撃すればよいか、いつこのスキルを使うべきかという駆け引きがある点は評価すべき点である。
・音楽 この点はfalcomさん相変わらず圧巻です!と言えるpointである。騎神戦での音楽は神秘的なものになっているので、先程述べた点と2重に楽しめる、opは今作のイメージにぴったりのものになっており是非とも聞いていただきたい曲になっている。相変わらず音楽は荒々しいものから物静かな点なものまで幅が広かった。
BAD/REQUEST
そんなに文句と言った文句は無いが…あえて言うなら一部キャラクターの使用期間が短いことくらいか、このキャラずっと使おう!と思っていたキャラが早めに抜けてしまったのは残念であった。
COMMENT
総評としてこのゲームは英雄伝説らしいゲームだったと言えるだろう、キャラクターの個性、戦闘においては前作を上回っていると私は評価できる
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
82pt
GOOD!
前作プレイ済み。前作のストーリーが消化不良だったので続きが気になって購入しました。
・ストーリー
敵に挑むが敗れて仲間と離散した主人公が再び立ち上がり、仲間を集めながら敵と戦うみたいな感じです。最初から熱い展開でぐいぐい引き込まれます。
・音楽
相変わらず素晴らしい。良曲ばかりで耳に残ります。
・戦闘
前作に引き続き、新要素がいくつも追加されています。モーションも改善されており、前作よりキャラが自然に動きます。
・騎神戦
今作からの新要素。早い話が巨大ロボに巨大ロボで挑む戦闘。前作でも触りはありましたが今回は戦略性も増しています。
その他新しいミニゲームの追加やブレードの改善など色々遊びやすくなっています。
BAD/REQUEST
ストーリーが一部ワンパターンです。
主人公がピンチ→誰か助けにくる。
倒した敵がそろそろ本気出すとか言い出す→誰か助けにくる。
が結構多いです。まぁ軌跡シリーズじゃよくあることなのであまり気にはなりませんが。
後、騎神戦ですがこれも若干ワンパターン。
敵がなんやかんやで怒ったりして巨大ロボ呼び出す→主人公が巨大ロボ呼ぶ。の流れ、何か戦隊ヒーローの展開みたいで乾いた笑いが。しかも主人公が呼ぶ巨大ロボは遠くからくるので到着まで敵が特に攻撃もせずに待ってるのがまたそれっぽい。
ミニゲームの前作からあったブレードというカードゲームですが新しい種類のカードが追加されて戦略性が増していますが相変わらず最初にいいカードが出なければ負け確定の運ゲー。ストレスしかたまらなかったので大してプレイしませんでした。
COMMENT
若干消化不良な終わり方でしたが前作個人的に気になってた部分はすっきりしたので良かったです。次回作ありそうな感じなので期待して待ちたいです。良くも悪くも次回作なので前作プレイをお勧めします。が、一応前作のあらすじはあるのでそれである程度確認もできます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
87pt
GOOD!
まずは何と言ってもロード時間。閃のダルさが嘘のようです。
シリーズの特色上、これに対する配慮があるかないかでは根本的に異なるので、一安心、と言ったところです。
ストーリー、音楽・・・毎度のことなのですが、今回も非常に素晴らしく。
街の住人との会話が世界の変遷を象徴している、と言っても過言ではありません。
時間泥棒とはよく言ったもので、とりあえず町の人と一通り会話するまでは、ゲームをやめることができませんでした。
音楽については、今回はしんみりする曲に良曲が集中しているイメージ。
派手な曲に傾倒していた前作とはまた、異なった意味で高い評価を下すことができました。
グラフィックやモーションについても、前作の不評の甲斐あってか、しっかりと修正がなされています。
BAD/REQUEST
ここで終わりにするか、続けるか、閃の軌跡!
・・・そんな感じです。
続けようと思えば続くんですけど、そうならないんじゃないかなと・・・
何が言いたいのかと言えば、前作ほどじゃないんですが、どこか消化不良感が。
かといって、次も帝国なのもどうかなと・・・先が見えないのは、楽しみな反面ヤキモキしてしまいますので、できれば空SCみたいに、解決はしてないけどすっきりはさせてほしかったです。
COMMENT
通常版をパッケージ購入してプレイさせていただきました。
概ね期待通りの出来でした。
前作で不評だった点の改善に努められており、快適にプレイできました。
相変わらず引っ張るの上手いなーと思いつつ、次回は全く読めないのもいつも通りかもしれません。
シリーズ恒例なのですが、このゲームの最大の魅力は「街の人との会話」です。
これが楽しめる人には、間違いなくお勧めできる作品です。
そしていつものごとく、前作プレイを推奨します(笑)
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バレットガールズ2
GOOD!
NPC会話の圧倒的な作り込み、7作も通して綴ってきた世界観、良曲揃いのBGMなどシリーズ通しての素晴らしさは健在
・シナリオ
良くも悪くも「学生たちの物語」に終始している。
メインキャラクターだけじゃなくモブの学院生徒一人一人にも設定や物語を積み上げている層の厚さは圧巻で、そういった視点ではとても濃いシナリオになっていると思います。
内戦の中で学生として何が出来るか・力をどう行使すべきかを考えた上で皆行動しているので、感情移入もしやすく全力で彼らの物語にのめり込むことが出来ました。
・カレイジャス拠点システム
特に目新しいアイデアではありませんが、モブの学院生徒にも役割を与え一緒に戦ってくれるというのは非常に燃えるものがありました。
ただ、学生たちが船の操縦等も握ってしまうのは人によってはリアリティ無さ過ぎと感じるかも。
・戦闘
クラフト一辺倒だった前作に比べるとだいぶバランスがよくなったと思います。
強すぎるクオーツ・マスタークオーツが手に入る終盤になると緊張感が無くなってきがちですが、それでも最近のシリーズ作品の中ではまともな方ではないかと。
・ロード
「良い」というほどでもありませんが、前作に比べると標準的なレベルにまでは回復できたのではないかと。
BAD/REQUEST
・シナリオ
特別な力を持っている主人公ばかりが活躍して、他の仲間たちはただ付いてくるだけで見せ場が殆ど無かったのが残念でした。
学院の物語としては大きな区切りをつけたものの、主要キャラ達の設定等で未回収のものがいくつか残っているのも不満です。
・絆システム
薄っぺらい恋愛展開が相変わらず気持ち悪いし、これのせいで仲間内の人間関係が淡白になりすぎてつまらなくなっている。
このシステムのせいで零以降のキャラクター達は大きく魅力を削がれていると思います。
・バグ
何度かフリーズが発生しました。
せっかくロードが改善されたのにまた別のところでボロを出しちゃうのは残念ですね。
COMMENT
ゲーム全体としてはよくも悪くも「いつも通り」の出来。最近では数少ない、安定して遊べるRPGシリーズでは無いかと。
肝心のシナリオに関してはシリーズファンほど評価が割れそうだなあという感じ。
学院を舞台にした物語としてはよく出来た作品だったと思いますが、
空のような魅力的なキャラクター達の人間ドラマや、
碧のような国家や世界の危機に直面するようなスケールの大きい話に期待すると肩透かしをくらうかもしれません。
相変わらずシリーズ全体の完結を引き伸ばし続けている以上、そちらに期待する人からの批判もやはり免れ得ないかと。