Caligula -カリギュラ- レビュー
スコアボード
- 中央値
- 55
- 難易度
- 2.14
- レビュー数
- 7
ユーザーレビュー
501人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
70pt
GOOD!
戦闘システムがとにかく面白いです、イマジナリーチェインという空想で事前に行動を予測して
それに対応した攻撃を繰り出す感じで型に嵌ると敵のHPの数倍のダメージを与えたり出来ます
キャラ育成に関してもスティグマと呼ばれる装備郡やクエスト報酬のパッシブスキルで
自分の望む方向性が出しやすく戦闘の面白さに拍車をかけています
メインストーリーは若干淡白な感じを受けますがメインメンバーのキャラクターエピソードや
メビウスという世界に住む様々な人達のクエストやその背景にある色々な問題が世界観に深みを
与えてると思います
サウンドに関してもネタバレになるので詳しくはかけませんが
各曲共にそこのエリアを支配する敵の心情がよく分かる感じでこれもまた世界観の構築に一役
買っています
BAD/REQUEST
この辺新規タイトルってこともあるんでしょうが気になった点を数点
UI(ユーザーインターフェース)が色々とこなれてない感じがしてプレイしてて若干歯がゆい
感じがします
後これはクリア後の話になるのですがクリア後にもまだやり込むぞーって人のために高レベルの敵が
配置されたエリアがあるのですがそこの開放条件がネットの情報共有前提の難易度になっていて
個人のプレイではとてもじゃないですが無理ゲーと化してるので自力で全部ーって人は死ぬまで開放出来ないレベルです(敵ドロップで確率1万分の1など)
クリアするまではそこまで問題ではないのですがクリア後のやり込みの一つのレベル上げが
ラスボス周回するのが効率が一番いいって言うのも残念な所です
本来であれば高レベルのエリアで段階的に上げていくデザインになってそうなのですが
前述の通り発売1ヶ月たった今でも開放エリアの半数が条件を満たせておらず結局ラスボス
マラソンになってしまってる感じですね
COMMENT
嵌る人にはとことん嵌りダメな人にはとことん合わないゲームだと思います
自分は現在140時間ほどプレイしてますがまだ当分は遊べそうな感じです
こればっかりは個人の好みがあるので興味をもたれた方は色々調べてから購入されたほうが
いいとは思います
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt | 2pt |
30pt
GOOD!
■戦闘システム
未来視を使った戦闘の発想自体は面白いと思います
キャラクターごとに異なった性能で組み合わせで連携を考える楽しみがあります
■シナリオ
全体的に淡白ながらも完成度は高いです
■武器デザイン
キャラクターの心に起因する造形は由来なども考えさせられ面白い形になっています
■メインキャラクターエピソード
交流を深めて心に秘めた問題解決というありふれたやつですが個々のエピソードの質は高いです
BAD/REQUEST
■グラフィック
VITAとしては可もなく不可もなくといったところですが
せいぜい小太り体型のキャラがとんでもないデブ扱いされていたり
他の男キャラとほぼ同じ体格のキャラがやたら巨漢扱いされていたり
やたらと服装の奇抜さを貶されるキャラがいるのですが主人公勢も奇抜さでは大して変わらなかったりなど
何かとテキストとの齟齬が目立つため雑な印象を受けます
■戦闘バランス
非常に極端です
まずフィールドに出現するのがとんでもない雑魚かとんでもない強敵しかいません
このゲームではコンボを繋げてダメージを稼ぐシステムですがまず強敵に対してはほぼ攻撃が当たらないのでコンボなんてほぼ繋がらず戦いになりません
バフ技を何段階も掛けまくってようやくまともに当たるようになりますが強敵との戦いにそんな悠長なことはできないので戦うならば事前に雑魚戦でバフを掛けておく必要があります
しかしまともに当たるようになっても相手のHPが異常に高いため長期戦を強いられます
その上相手の攻撃は一撃でこちらを殺すほど高威力なため一回でも相手に行動を許せば今までの苦労が水の泡に
そのため強敵に挑む場合
事前に雑魚戦でバフりまくったあと、ただ相手を行動させないように行動阻害技をかけながら延々膨大なHPを削り続ける(それも運次第で全ておじゃんになる)ということになります
基本的にストーリーをすすめる上では戦う必要が無いのが救いですが強敵を無視した場合相手にするのがボタン連打で終わる雑魚だけになるため作業感が強いです
■ロード時間
マップが切り替わるたびに20秒近く待たされます
■マップ
フィールドとしては無駄に道が長く飽きやすい
戦闘マップとしては狭くて戦いづらい
■イマジナリーチェイン
相手や味方の行動を予測して映像として見れるというシステムですが
相手がこちらに合わせて行動をコロコロ変える他、予想通りの動きをしてもダメージのタイミングや位置取りがズレることが頻繁に起こるため敵の行動予測に関してはほぼあてになりません
そのため敵を打ち上げて行動不能にしてボコるというワンパターン戦闘になりがちです
■生徒500人とのトラウマクエスト
500人と聞いた時から嫌な予感はしてましたがボタン連打で上がる好感度にテンプレ会話
解決方法や悩みも使い回しが多くやってて作業感が非常に強いです
■UI、操作性
生徒500人の相関図からわざわざ探さないと装備できないパッシブ装備や話すコマンドしたつもりが敵を呼び寄せてしまうなど
節々で不親切さが目立ちます
■バグ
壁埋まりやレベルの巻き戻り、戦闘開始時の挙動がおかしくなるなどに遭遇
こまめにセーブとったほうが良いです
COMMENT
全体的にキャラやノリがニコ厨向けというか痛々しい感じなのですが
これが痛々しいというギャグなのか大真面目にやってるのかよく分からずなんとも中途半端な印象を受けました
ゲームとしては極端な戦闘バランスに作業感の強いサブイベント、不親切なUIなど欠陥だらけで正直買って失敗でした
ただこれらの欠点が消えたのであれば良ゲーになり得た要素は持っていると思います
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 3pt | 1pt | 0pt | 0pt | 3pt |
22pt
GOOD!
・戦闘が独特。
・世界観に味がある。
・ゲーマー心をくすぐる様々なシステムを取り入れようと努力している。
・2Dキャラ絵は良い感じ。
BAD/REQUEST
■戦闘面
・戦闘で負けた場合、スタート画面まで戻される割にセーブポイントが少なすぎる。
・戦闘のテンポが悪い癖に敵が多く復活速度も速いので、避ける作業を強いられ移動が面倒。
・マップには糞雑魚か糞強キャラしか存在しないバランスの悪さ。
・糞雑魚はボタン連打するだけの作業、糞強キャラにはまずそもそも攻撃が殆ど当たらないので戦いにすらならないのが納得いかない。(一応バフをかけまくると辛うじて当たるようになるが、圧倒的な火力と防御力とHPの為、当たった所で・・・と言う状態が殆ど。)
・負けるの前提な強キャラは戦闘から逃げられないシステムになっている為、ちょっとした操作ミスで強キャラに触れてしまい、理不尽に殺されて数十分を無駄にされる。これに何のゲーム性があるのだろうか?
■システム面
・学生NPC500人との親睦の深め方に面白みがない。
・NPCと仲良くなる事で得られるスキルはバッシブしかないのも期待外れ。
・ロードが長い。
■グラフィック
・お世辞にもクオリティが高いとは言えない。
COMMENT
・製作者が楽しんでるだけで、プレイヤーの事を全然考えられていないように感じました。
・ファミコン時代ならではの理不尽な難しさを無理やり現代ゲームに取り入れ失敗したような印象。
・色々と光りそうな要素は多く感じたが、それらが全て低レベルでまとまっていて残念。
・この時代に大手でも無い会社が新作RPGを出したという点は評価したい。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt |
55pt
GOOD!
雰囲気や人物が独特な味があって良い
シームレスで移行する戦闘
そして新システムのイマジナリーチェインが効果的だ。
生徒連中が500人くらいいるが
それぞれに名前があってエピソードとか用意されてんのが
細かい造りだと思った。
BAD/REQUEST
敵が多いのでめんどくさくなる
セーブポイントが少ない。任意でいつでもさせてくれや。
チュートリアルが不十分。
戦闘どきのカメラワークに難あり。
COMMENT
大量にいる生徒たちにいちいち個性が与えられているのは、大変な仕事だったろうなと思う。予約特典がゴージャスで嬉しかったです。
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三國志12 with パワーアップキット
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オーディンスフィア レイヴスラシル
三國志12 with パワーアップキット
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バレットガールズ2
GOOD!
禁止されるほどやってみたくなる心理現象。
それを”カリギュラ効果”というらしいです。
本作はそれを題材にした、”人の在り方”を題材にしたゲームであります。
素晴らしい。
私の感想はそれに尽きます。
ゲーム性よりも、登場人物に重きを置いたゲーム。
RPGが好きな方には是非お勧めしたい作品です。
登場人物の心理描写が素晴らしい。
引き込まれる。
個人によって「誰」に引き込まれるのかはプレイヤー次第。
そして”踏み込む” 本作のテーマですね。
貴方は「本当に私に踏み込むの?」
「―――これ以上私の心に触れないで」
「ツンデレ」ではありません。
本気の拒絶です。
対象の人物は拒否してきます。
「私に踏み込むな」と。
それが本作の魅力であります。
本作をプレイする方には本心に従ってプレイしていただきたい。
「それでもいい」
「やっぱりやめておこう」
どちらも正解です。
貴方はその人の本性を知ることになる。
―― 貴方は本当に踏み込んで後悔しませんか?
ゾクゾクしませんか?
好きな人の本性。
貴方は、
「知りたい」
「知りたくない」
どちらを選びますか?
------------
以上が私の「Caligula」のストーリーに関するレビューであります。
他にも素晴らしい点はございますが、ほかの方が感想を述べてくださっているので省きます(笑)
BAD/REQUEST
・戦闘が飽きる
慣れるまでは楽しいのですが、「コツ」をつかむと作業になります。
・理不尽な「強敵」が普通に配置されている
仮に自分のレベルが「10」として「30」の敵が普通に配置されています。
勝てないわけではないので完全な理不尽ではありませんが。
・後半の敵の数が多い
「乱入」してくることが多く、戦闘が長引きがちです。
・エピローグが短い
ストーリーを重視していた身としては少々物足りないように感じました。
「DLC」に期待しています。
COMMENT
買って「損」をする作品ではないかと。
キャラクターそれぞれに魅力があり引き込まれます。
ただ、魅力的なキャラクターを作っているからか、
少々「エピローグ」が淡白すぎるように思えました。
プレイヤーの想像に任せると思えばそれほど悪くないようにも思いますが、
「魅力的なキャラクター」ばかりである故の弊害なのかもしれません。
次回作の布石だと思えば悪い点だとは一概には言えないですが(笑)
「キャラゲー」が好きな方には是非手にとってもらいたい作品であります。