サガ スカーレット グレイス レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016/12/15 |
価格 | 7,344円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 |
スコアボード
- 中央値
- 77
- 難易度
- 2.88
- レビュー数
- 8
ユーザーレビュー
626人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 1pt | 3pt |
86pt
GOOD!
■無駄な要素を排除した基本システム
ランダムエンカウントを始めとして、「ダンジョンを探索する」というRPGの醍醐味?すらも排除したシンプルなシステム
街に入るとフラグが立って次のイベントに進むぐらい、次から次へのイベントが発生していくため、無駄に探索をしたり移動距離が長いだけの時間稼ぎが発生しておらずシンプルゆえに濃縮された時間を楽しめる
■タイムライン制の頭脳バトル
戦闘画面を見ても良くわからないが、左から順に攻撃できる人が決まっている
その順番を意識して、行動順を変える(遅くしたり、早くしたり)スキルを使って相手の行動を阻害したりと、それなりに考えさせられるシステム
(阻害しても倒せなければ、攻撃される)
■連撃による爽快感を得られる頭脳バトル
相手の行動を阻害したり、行動順を変えるスキルで間に割り込んだりするのだが
敵(仲間も)を倒して、味方(敵でも)の行動順がくっつくと「連撃」が発生し大ダメージを与えられる
仲間が死んでもくっつけば連撃が発生するため、「あえて死ぬ(戦闘不能)」という選択肢も出てくるため、多少の劣勢でも逆転できるシステムになっている
■普通に戦っているだけで技を閃く
「何言ってんだ?」と思われるだろうが、今までのサガシリーズで5時間以上プレイできた事がない
仲間のHPより敵の攻撃力が高くなりすぎたり、閃く技も「パリィ」程度で遊べたことがなかったが、今作では技を普通に閃くし、敵の攻撃力もインフレしない
BAD/REQUEST
■ロードが長い
戦闘に入るたびに10秒?
しかも、戦闘前に装備変更等の画面が出てくるため、それが出るのに10秒、そこから戦闘開始に10秒・・・
戦闘中も、ターンの開始時にカットイン演出が入るため、ターンの開始にも5秒・・・
快適性に関しては皆無に近いです
■チュートリアルを始め、初心者を突き放している
ロード中の説明やメニューのヘルプを見る以外、システムに関する説明がありません
しかも、ヘルプを見ても載っていない事もあり不親切
(「〇〇を参照してください」と書いてあるのに「〇〇」の説明が存在しない)
■装備の強化時に現在の装備の詳細が見れない
能力値の変化は見れるが、それ以外の情報が見れない
特に杖に関しては、「習得できる技の種類」が記載されているのに、それが見れないため前画面に戻って確認しつつ強化させるしかない
COMMENT
普通に名作に近い名作だと思う
ロードの長さに関しては、携帯機なので「ながらプレイ」で気にならない部分もあるが、据置だったらブチ切れてる可能性も否定はできない
様々なイベントも用意されているが、そこまで多いわけではないのが残念な部分だがマイナス評価を与える程ではない
キャラの育成に関しては、攻略サイトを見た方がいい気もするが
それでなくとも、普通にプレイしていて習うより慣れろで慣れていく気がする
手探りな部分も多いが、「ゲームらしいゲーム」として素直に楽しめる名作だと思う
戦闘は「バテンカイトス」に近い印象を持ちました
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
79pt
GOOD!
◆バランス
さすがサガと言うべき一筋縄でいかない難易度。戦闘前に難度が表示されますが初心者だとEasyでも死者が出たりします。とはいえ、ただただ辛い難易度設定ではなくプレイヤーが成長していくタイプの戦闘で、2周目ではVeryHardでも誰も死なないなんてことはザラ。
敵AIが結構賢く、連撃、BP、技の強さ、早さなど勘案して上手く狙ってくる(防いでくる)ため、それを踏まえて考える必要があります。うまく作戦がハマって敵を壊滅させられたときの快感は最高。
◆電球
言わずもがな、閃きです。ロマサガ以降はコレが楽しみ。今作は武器ごとに閃けるものが決まっていますが、閃いてしまえば同種の別武器でも使えます。基本的に強い武器ほど強い技が設定されているので、一足飛びで強い武器に鍛えてしまうと、消費の少ない技が無く苦労することも。術も電球で閃きます。
◆装備
お店もなく入手手段に乏しく、着ている物をモンハンのように材料で複数ルートに分岐強化するシステム。戦闘ではステータスが育たず装備で各能力が上下するため選定が重要。武器はルートによって閃く技が違ったり、外観が違ったりするので悩まされるのがまた楽しい。
◆音楽
さすがイトケン、最高です。音楽の入りがロマサガシリーズっぽいものも多く、知っている人なら体が反応する感じ。主人公ごとにフィールドと戦闘音楽が違い、どれも甲乙付けがたい出来。個人的にはウルピナ編、バルマンテ編の音楽が好きです。
◆連撃
戦闘はよくある敵味方がタイムラインに並び順番に行動するタイプですが、連撃がある本作ではどう並べるかがポイント。敵味敵で真ん中の味方がやられると敵敵と並び連撃発動になります。そのため、このような形にならないよう気をつける必要があり、逆に味敵味と挟んで撃破するのが戦術のキモ。ただ敵AIもこのあたりを踏まえており、敵が3匹並んでいると[防御][攻撃][防御]のような戦術を使ってきます。
技によって行動補正があったり順番を遅らせたりもあるので並びを崩したり、あえて敵味敵と並べてカウンターを狙ったり、かばったり、奥深さに繋がっています。
BAD/REQUEST
◆ロードが長い
改善されたとはいえ、やはりちょっと長め。戦闘は考えることが多いのと音楽が盛り上がるので気になりませんが、マップではちょっと気になります。
◆探索したかった
作品のオリジナリティなので仕方ありませんが、やっぱり大量の敵避けしながらダンジョン探索したかったです。街もほぼ鍛冶しかないとか斬新すぎました。
◆説明が少ない
フリーシナリオなので仕方が無いところもあるのですが、流れや何故そうなったのかが理解しづらく、ストーリー重視の人は不満かもしれません。
◆戦闘中に回復しづらい
意図的にそうしたと発表されていますが本当に使いづらいです。防具を鍛えても被ダメは大きいので、ラスボスまでまったく使わなくてもいいくらい速攻重視。
◆引継ぎがほぼ無い
今作、意外なことに主人公別だけでなく、主人公ごとにマルチエンディング。なのに引継ぎは情報だけなので全て見るには恐ろしく時間がかかります。主人公が違ってもイベントは基本同じなので、せめてクリア済主人公を再度やるときくらい強くてニューゲームが欲しかったです。
COMMENT
4主人公クリア。シリーズはミンサガまで何周もする程度のファン。
こんなRPG見たこと無いです。買う前は「街もダンジョンも探索が無い」「買い物も無い」というので地雷かと思ったのですが、めちゃくちゃ面白かったです。スタッフロールを見ていると、そうそうたるメンバーが並んでいてビックリ。
サガの新作がまた出ることを期待します。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
78pt
GOOD!
☆曲 ◎
近年プレイゲームの中ではピカイチ。
RPGでは戦闘時曲次第で、数段印象が変わるが、数曲共に見事に盛り上げている。
その為、長め、繰り返しの戦闘も作業感無く十分こなせる。
☆戦闘 ○
タイムライン式だが、戦略、戦術要素が強く、適当にやってると勝てないが、キャラの選択から
自分なりの勝利パターンを見出だしつつ成長、更なる組合せの模索と、様々な要素が絡んでいて
良くできている。
手に汗握る迄は無いが、技はカッコいいし、強敵に勝った感は、バッチリ味わえる。
またコマンド感を一切感じさせないのも新鮮でいい。
☆グラフィック ○
人物は若干独特ではあるが、フィールド、敵などしっかり描かれており、ロマサガである。
BAD/REQUEST
★マップ
ダンジョン的なものが無いのが寂しい。
★敵&敵レベル
印象に残る様な味のある敵が少ない。
ボスはソコソコいるが、影が薄いというか、そもそもラスボスも…。
味方が強くなると敵も強くなる。これに慣れないと途中で嫌気がさす。
イージーだから、イージーという訳ではない。
この辺は多少の好き嫌いがあるかも。
★イベント
ワクワク感が圧倒的に足りない。
選択肢は、周回を重ねるかセーブでやり直すかで大体の中身はわかるが、で?という感じが多い。
もう少しバラツキが欲しいところ。
★周回プレイ
個人的だが好きではない。主人公を変えた所で極端に異なる事はなく、二週が限界。
トロフィー含め周回プレイ前提は無しでお願いしたい。
COMMENT
想像以上に総合的な完成度は高く面白いが、ちょこちょこやるには向いていない。
多少辛めのRPGだが、在り来たりなものではない。特に戦闘システムは、プレイする度に色々な部分で工夫というかアイデアを感じられるし、中々、思った様に技を閃いてくれないところも含めて
十分にロマサガを堪能できる作品ではないかと。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt | 3pt |
76pt
GOOD!
●戦闘システム
このゲームの面白さはほぼ全てがコレと言っていいほどかと。タイムラインで表示された敵味方の行動順を読んで、そのターンごとに供給されるBPを消費し、技術等を駆使して戦う。文で説明されてもなんのこっちゃ分からないでしょうがコレが非常に面白く、スルメゲーという表現が実にはまるような味わいが本当に良い。
基本戦術としては敵味方ともに行動順のラインが繋がる事で発動する「連撃」を狙っていくのがベターでこの連撃が決まった時の感覚が非常に気持ちいい。パズルゲーで連鎖を決めたときのような感覚。連撃を決めると次のターンで消費BPが減少し、高コストの攻撃が使いやすくなるというのも面白い。
もちろん従来のサガのように運動性の高いキャラでスタンを狙っていくのも良し、攻撃や防御を下げる技などを使っても良し。
発動に詠唱時間がかかるものの絶大な火力などを有する術なども過去最高に頼りになるレベルで、術士をブロック技で守って敵を一網打尽なんて戦術もとれます
またBPというシステムが奥深さを出している、BPと聞くと最初ミンサガを思い出しましたが、今作はパーティー共通で、最初は少なく陣形によってBPが毎ターン増減(基本的には毎ターンごとに1増えていくというタイプが多いです)するといった形、感覚的にはカードゲームのマナというか某ハーストーンとかシャドウバースとかのそれと似ている感じです。このシステムのお陰で強い技をひたすらブッパする従来の戦闘とは違い消費コストの安い技にもスポットが当たり、むしろ低コスト技の方が基本的には頼りになります
敵の各属性に反応して攻撃するインタラプト技やカウンターなども決まると気持ちよく、バンプ技という敵のタイムラインをずらす技を使って味方のラインに割り込ませつつ撃破して連撃を狙うなどの戦術も取れたりします。
技術なども従来のシリーズですとほぼ使わない技や上位互換のせいで陳腐化する技などがありましたが、数が絞られどの技術にもそれ相応の価値が見出せるところバランスがまた良い。ランクアップのシステムの追加によりコストの安い技を使いまくって使いやすい技を強化するか、はたまた高コストの技をランクアップさせ多少コストダウンを図り(ランクアップすると消費BPが減少します)という取捨選択もまた悩ましく楽しい
発売前問題視されていた「レディ」の演出は個人的にはこのタメがクセになります。
●イベントの数々
マップ中で頻発する数千のイベントの数々がプレイングを飽きさせない。言ってしまうと木の実食ってLP回復だの、洞窟で戦闘だけだの木っ端のような細かいイベントだらけだったりするんですが、各種細かい分岐などがあったりして楽しめます。思わぬ所で思わぬトロフィーが取れたり、ある敵が撃破できなくて各所巡って再び再戦したらイベントが多少変わって敵が弱体化していたりと、最初水増しかなと思わせておいてその実色々なルートがありそうな深みがあります。
●BGM
サガファンならお馴染みのイトケンサウンドが非常に素晴らしい。カッコ良いテンション上がる曲から雄大な曲、個人的に氏の楽曲のファンなのでこの辺でも大変に満足できました
BAD/REQUEST
●チープ感
公式ページではモンスターの数は100種類以上とありますが、大半は色違いの使い回しだったりします、また仲間キャラにも同じことが言え、60以上の仲間と言われても、そこいらのモブの色違いなどが結構いたりと素材の流用が多く目立ちます。そうした点を見ていくと、捨て技が無い絞られた技術等もモーションがあまり作れなかったのかなと感じてしまい、全体として予算不足の文字がよぎってしまいます
●快適さ
発売前からさんざ話題になっていたロード時間等は、個人的には元々ロード時間は大して気にしないタイプの人間なので、あまり気にはしませんが、やはり客観的に見ると、少し気になるレベルのローディングが「頻発」します。ロード時間というより細かく挟まるロードの方が気になるかなという気がします、あくまで個人の感想ですが。
●体力優遇
このゲーム、戦闘中HP回復手段が限られており、その為回復無しで戦うのが基本となっています。それだけに最初からHPが高いキャラが使いやすいので、体力が高めのキャラが優遇されてる感が少しあります。もちろんHPの低さを他の手段でいくらでもカバーできますし、使いやすさと強さはイコールではないのでバランス崩壊とは言いませんが、他が高いバランスでまとまってる分ちょっと気になるレベルでも引っかかりを感じてしまい、今回バッドであげさせてもらいました
COMMENT
サガシリーズは大体プレイしているファンで、今作は期待半分、不安半分といったないようでドキドキものでしたが、蓋を開けてみれば大満足のこれぞ「サガ」といえる、素晴らしい作品でした
ただそれはあくまで個人の感想で、客観的に見ると素材流用によるチープ感、決して快適とはいえないロードなどの環境面、延々と戦闘だけし続けるゲーム性、良作とは決して言えずハッキリ言って人には全くオススメ出来ません。
一見するとしょっぱいソシャゲにも見える今作ですが、その実全く正反対の方向性の代物で、かなり作り込まれている作品だと思います。昔のファミコンスーファミ時代、限られたパフォーマンスでどれだけ面白く出来るかとクリエイターがあの手この手で追求していたように、このサガスカも同様の方向性の作品だと私個人は思います
ある程度の単純なゲーム性や、シンプルに纏められた街ダンジョンなども携帯ゲーム機というプレイ環境にマッチングしていますし、仲間になるモブ勢も最初はえーと感じましたが二週目やってる今ではコレはコレで味があるなーと思えてきます、完全に贔屓目ですが。
最小戦闘回数や○○縛りなんて遊び方も捗りそうですし、まだ見ぬレアアイテム具体的に言うと予約特典のアイスソードなんて普通にプレイしてたら結局お目にかかってないので、そうしたアイテムを手に入れる楽しみもありそうです。というか特産品とは一体…
多少のロード時間が気にならず、戦闘だけやってりゃいいというサガファンにはオススメ
それ以外の人には………チャレンジャーならどうぞ。ちなみに個人的には傑作です
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発売スケジュール
- 2017/01/12
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- 2017/01/19
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蒼き革命のヴァルキュリア
花朧 ~戦国伝乱奇~
- 2017/03/30
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DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO V edition
サイト情報
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Switch mk2(Switchゲームレビューサイト。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2022/11/13更新 (2022/11/12投稿分まで掲載)
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オーディンスフィア レイヴスラシル
三國志12 with パワーアップキット
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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オーディンスフィア レイヴスラシル
三國志12 with パワーアップキット
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
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KILLZONE: MERCENARY(キルゾーン マーセナリー)
忍道2 散華
- 2020/03/06更新 (2020/03/05投稿分まで掲載)
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信長の野望・天翔記 with パワーアップキット HD Version
真・ガンダム無双
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode
- 2019/07/13更新 (2019/07/12投稿分まで掲載)
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英雄伝説 空の軌跡 SC Evolution
- 2019/06/06更新 (2019/06/05投稿分まで掲載)
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英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution
- 2019/05/27更新 (2019/05/26投稿分まで掲載)
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ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
- 2019/04/25更新 (2019/04/24投稿分まで掲載)
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ホットライン マイアミ Collected Edition
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ザンキゼロ
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戦国無双 Chronicle 3
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バレットガールズ2
GOOD!
GOOD!1
・タイムライン…敵味方の行動順、行動内容が事前に開示されているシステム。
・連撃…敵味方の撃破により発生する追加攻撃システム。
・BP共有制…技を放つのに必要なBPはパーティ共有で、低BP技をみんなで打つか、一人が大BP技を放つかはプレイヤーの判断に委ねられるシステム。連撃と組み合わせることで消費BPを大きく抑えることができ、戦術次第では最強技の連打も可能。
これらが組み合わさったバトルシステムの奥が深い。誰が何をするかという選択一つで戦況が大きく変わり、計算どおりに戦局が進んだときは爽快感抜群。
プレイヤースキルの向上により、有利な戦局を作り出す戦法が確立できれば、さらに戦闘が楽しくなる。
バトル一戦一戦にかなりの長考を要し、製作者が発売前に発言していた、雑魚バトルがボス戦なみの密度というのは偽りではない。
GOOD!2
豪快かつ華麗な攻撃モーションが見ごたえ充分。ついつい色々なキャラであらゆる技を試したくなる。
GOOD!3
膨大な数の仲間キャラクターの存在。お気に入りを徹底的に鍛えるもよし、満遍なく戦力の底上げを図るもよし、一芸に特化するも、あらゆる武器を使いこなすジェネラリストを育成するもプレイヤー次第。
装備の吟味や、ロール(覚えたスキルの組み合わせにより取得できるパラメータボーナスの一種。有用なものが大半だがデメリットを持つロールもある)の取捨選択など、キャラクターの育成だけで100時間単位はやりこめる。
GOOD!4
プレイヤーの選択により、ストーリーが大きく変わるフリーシナリオシステムは今作も健在。とにかく分岐が複雑で、同じキャラクターでも二度、三度展開を変えて楽しめる。台詞や選択肢もブッ飛んでて面白い。
BAD/REQUEST
BAD1
戦闘前後に挟まるロードが煩わしい。
BAD2
町は一枚絵のみで探索するという楽しみがない。
BAD3
キャラクターは豊富だが、主人公とそのパートナー以外、それぞれの絡みが薄い。これはサガシリーズ共通の仕様ではあるが。
COMMENT
プレイ時間は150時間を突破したが、まだ一人目もクリアしていない。
キャラの育成が楽しすぎて、ずっとそれに嵌っている。
あらゆる技を覚え、スキルレベルをカンストさせ、レア装備を手に入れ、最強のパーティを作る、という遊び方が好きな人にはおすすめのゲーム。
普通、余りに鍛えすぎると、相手になる敵がいなくなってやり応えが薄れるが、このゲームは自分の成長に合わせて敵も強くなるので、最強パーティでも全滅することがままある。
敵の攻撃、行動選択は、感心するくらいエゲツなく、いやらしい。それゆえ、最強への道をいつまでも模索できる楽しみがある。
バトルに特化したゲームという意見がよくあり、実際そういう側面もあるが、それ以外にもキャラクターのモーションとか台詞回しも十分に楽しめる。そういうところからこのキャラを育てたいという愛着が芽生え、さらに育成沼に嵌っていくというループで、いつまでもやっていられる。いわゆるスルメゲーと呼ぶにふさわしいゲームであると思う。