PS Vita mk2 - PS Vita の参加型レビューサイト

GOOD!

・ストーリィ
中二病患者必読。
それは世界設定だけでなく、主人公の人格、語りから、思いがけない発展をすることを含めた点。
物語は圧倒的オリジナリティである。

・グラフィック、キャラ
初めはやや「古い」と感じたが、魅力十分なキャラ画。
立ち画、表情のパターンが多く、口パクもする。
CGの量も十分で、且つセクシーカットが頻繁。

・音楽関連
ボイスは万全。

・ゲーム性
独特な分岐システム、「妄想トリガー」が物語との相乗効果で面白い。

・VITA版
FD的な『らぶChu☆Chu！』同梱。
本編『NOAH』の後日談であり、ヒロイン全員から初期愛情値maxだが、ヒロイン個別ルートのある、本当のエンディングがみられるので単なるスピンオフでない。
ギャルゲーとPCアダルトソフトの中間をいくセクシーカット、描写多。

BAD/REQUEST

・ストーリィ
個人的に一気読みの熱中度はなかった。
バトルシーンのテキストが退屈。
『NOAH』の個別ルートは短く、物足りない。

・グラフィック
背景は味気ない。
文字が小さい。
演出によってはもの凄く小さい。
デザイン重視の所為で特典ページが見づらい、分りづらい。
主人公に顔グラがあり、一部のCGで写っている。

・システム
ボイステキストのスピードが変更できない。
毎回システムデータ上書きを確認される。
「フリック」でスキップが出来ない。バグ？

・分岐、ゲーム性
trueルートへは特別な操作をしなければいけないのでやはり自力回収は難しい。

・『DUAL』
二作同梱だが、『らぶ～』は完全後日談で、初めから思い切り『NOAH』のネタばれが頻発なので注意。
しかしマニュアルなどではその説明書きがなく、人によっては楽しさを削られる可能性も。
又、『らぶ～』は思い切りギャルゲーなので「科学アドベンチャーシリーズ」の名（『steins;gate』他）に期待すると引く、かも。

COMMENT

テキストノーウェイト、ボイス待ちなし、途中から攻略サイト参照でのプレイなので参考にはならないと思いますが、
『NOAH』は初めのエンディングまで7時間。個別ルートは一つ30分から1時間。
トータルで11時間ほどでコンプ。

『らぶ～』は
初めは2時間。個別ルートは1時間から1時間半ほど。
約7時間でコンプ。

『steins;gate』が面白かったので購入。
『child』発売前に終わらせる予定でしたが、いまいち物語にハマれなく、数週間掛かって終わらせました。
ただ、圧倒的な独創性で、オタク主人公語りでもテキストの完成度は高く、物語の魅力も十分でした。

vitaで異常なほどの焼き回しリメイク多発は個人的には歓迎。
携帯機とノベルの相性は抜群です。

しかしceroはよく分らない。暴力描写よりも（『NOAH』がZ指定、『らぶ～』はC)『らぶ～』でのスレスレな描写の方がよっぽどアレだと思いますが。

次は『ROBOTICS;NOTES ELITE』か『CHILD』をプレイ予定。