PS Vita mk2 :: リアリティーファイターレビュー

リアリティーファイターレビュー

発売元	ソニー・コンピュータエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2012/02/23
価格	3,980（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：拡張現実（AR）格闘ゲーム ■ プレイ人数：1人（オンライン：1?2人） ■ ダウンロード版：3,200円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	2pt	3pt	0pt	1pt	0pt	2pt

総合点
23pt

GOOD!

●オリジナリティー
vitaのカメラで撮った顔写真を使ったキャラメイクやAR機能を使ったバトルなど新たな試み自体は評価できます。それが面白いかどうかは全くの別問題ですが・・・。

あとはキャラのカスタマイズアイテムが豊富で、馬鹿丸出しなのや変態にしか見えないものまで作れます。

BAD/REQUEST

○AR機能を使ったバトル
このゲームの最大の売りと言える要素が最悪の糞要素となっています。
vitaの背面カメラで撮った映像の上でキャラクターがバトルすると言うと自分の部屋やそこいらの路上でキャラクターが動いている感じで面白そうに思えますが、実際にはリアルタイムで撮っている映像を出力しているためプレイヤーの持ち手が傾いたり横にずれたりするだけでキャラが画面から見切れたり、画面があっちに行ったりこっちに行ったりで酔いそうになります。最初からゲームに入っているステージでも同様です、画面を固定するといった機能はありません。これは対戦格闘というジャンルに関わらず全てのゲームにおいて糞と呼ばれる最悪の仕様だと思います。

○キャラメイク
顔認識を行うため漫画やアニメなどのキャラの顔を取り込むことはできません。それは別にいいんですけどオリジナルキャラを使ってバトルするときに画面上に顔写真を表示するのは勘弁です。ゲームでプレイヤー本人の御尊顔をオンライン上に晒すとか望む人はいないと思います。結局オンラインマッチで作成キャラを使うことはありませんでした。

COMMENT

◆トロフィー関連◆
唯一のオンライントロフィーである「ラッシュアワー」が取れればコンプは容易。１時間以内に５人のプレイヤーを倒すという取得条件のため談合もし辛く過疎化が直接影響する難関。

◆総評・感想など◆
PS+のフリープレイで入手。
発売時期的に考えてvitaの新機能を使った新たなゲーム体験を模索する意味合いのゲームだったと思うが、出来上がったのは完全な失敗作だった。
画面酔いが酷く長時間のプレイが苦痛でしかないため快適さと熱中度は０点、満足度も０点にするか迷ったんですがフリプに来たおかげでトロコンが比較的楽にできたので１点は残します。
自分が思うに普通に撮った写真にキャラを立たせるラインと画面端のラインを設定して２D格ゲー調にすればそこそこまともなゲームになったと思うんだけども。