フリーダムウォーズ レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014/06/26 |
価格 | 6,264(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:“奪還”マルチプレイアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック:1〜4人) |
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発売スケジュール
- 2017/01/12
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ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期
- 2017/01/19
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蒼き革命のヴァルキュリア
花朧 ~戦国伝乱奇~
- 2017/03/30
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DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO V edition
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Switch mk2(Switchゲームレビューサイト。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2022/11/13更新 (2022/11/12投稿分まで掲載)
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オーディンスフィア レイヴスラシル
三國志12 with パワーアップキット
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オーディンスフィア レイヴスラシル
三國志12 with パワーアップキット
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
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KILLZONE: MERCENARY(キルゾーン マーセナリー)
忍道2 散華
- 2020/03/06更新 (2020/03/05投稿分まで掲載)
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信長の野望・天翔記 with パワーアップキット HD Version
真・ガンダム無双
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode
- 2019/07/13更新 (2019/07/12投稿分まで掲載)
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- 2019/06/06更新 (2019/06/05投稿分まで掲載)
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英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution
- 2019/05/27更新 (2019/05/26投稿分まで掲載)
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ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
- 2019/04/25更新 (2019/04/24投稿分まで掲載)
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ホットライン マイアミ Collected Edition
- 2019/04/19更新 (2019/04/18投稿分まで掲載)
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ザンキゼロ
- 2019/04/14更新 (2019/04/13投稿分まで掲載)
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戦国無双 Chronicle 3
- 2019/03/22更新 (2019/03/21投稿分まで掲載)
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聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-
龍が如く0 基本無料アプリ
- 2019/03/18更新 (2019/03/17投稿分まで掲載)
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- 2019/03/02:レビュー募集を開始しました!
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ノラと皇女と野良猫ハート 2
- 2019/02/22:レビュー募集を開始しました!
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ネルケと伝説の錬金術士たち ~新たな大地のアトリエ~
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- 2019/01/07更新 (2019/01/06投稿分まで掲載)
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バレットガールズ2
GOOD!
狩りゲー+TPSといったゲーム性に加え荊を使った機動(所謂ワイヤーアクション)で
これまでの狩りゲーにはなかった立体的な戦術を取れます。武器の種類も多く、
プレイヤーごとに好みの戦闘スタイルを選べるのあたり戦闘面での自由度は高いかもしれません。
インフラがまだ始まっていない現在では(2014/7/6)頭の悪いNPCとの
連携の為にとれる戦法は限られていますがこのゲームが真価を発揮するのは
恐らくインフラ要素が解禁されてからだと思っています。
まあ、初めから付けて発売しろよとも思うのですが……。
Vitaでも最上級のグラフィクながら広い上にオブジェクトも多いマップで
プレイヤー側キャラ8人と小型の敵多数に加え大型アブダクター3体が同時に動いても
敵キャラ出現時以外に処理落ちの一つもないのは素晴らしい事だと素直に称賛できます。
キャラメイクも体型から身長、パーツの大きさまでかなり細かく設定できます。
肝心の顔パーツの種類が少なめで髪パーツや声の種類も似たり寄ったりな
ものが多くテンプレから大きく逸脱したキャラを作ることは難しいでしょうが
それでもここにケチをつける人はあまりいないでしょう。
世界観も一見良さげ。世界滅亡待ったなしな状況の狩りゲーは数多くありますが
ディストピアを主題にしたものはこれが初めてでしょう。数多くの理不尽な
規則に縛られながら己が力で前に進んでいく感覚は悪くありませんでした。
(ただディストピアの肯定をしている様で気分が悪くなる一面もあったのですが)
BAD/REQUEST
上で便宜上狩りゲー+TPSとこのゲームを表しましたがVitaでは実質新ジャンルであり
参考に出来るものや作成面でのノウハウもなかったのでしょうが
それにしても荒削りを通り越して未完成品と言わざるを得ないレベルで作りが酷い。
難点を上げれば切りがないというかキャラメイク以外の全ての要素が
ゲームを進めていくとその内に難点に変わっていくというのが実情です。
<ボリューム>
メインの敵となるアブダクターの骨格は弐脚、四脚、虎、蜘蛛、ラスボス、パッケージの龍。
これだけです。腕部の有無や武装によってバリエーションはありますが印象はほぼ同じ。
乙や甲といった形式番号で水増しを図っていますがどれもアクションの幅がせまく突進、
その場での大暴れ、掴み攻撃、銃乱射に分類される行動しかとらず飽きがくるのは早いでしょう。
<ストーリー>
まず未完という時点で論外です。冗談抜きに俺たちの戦いはこれからだ!で終わります。
おまけにディストピアものだと思っていたら最後はファンタジーでした。
個人的な感想ですがこの手のジャンルは人の世の物語にするべきではないのでしょうか?
そもそもそのディストピア要素にしても中途半端。常に付き従う監視員の目の前で機密や
禁止事項をべらべらと喋るキャラクター達。抜け道だらけの規則。ついでに言うなら
物語の多くの場面はPT(管理側の名称)の目があまり行き届かないという設定の場所で進みます。
設定からして穴だらけ、ライターがその場の気分で付け足していったような部分が
数多く散見され中盤まで進めたあたりで話を楽しもうという気持ちは消えうせました。
<戦闘>
よくこのゲームは難易度が高いと言われていますが数々の未調整部分が
プレイヤーを苦しめるというのが実情かと思います。
NPCは基本的に馬鹿です。よく死にます。それはもうよく死にます。小型の敵のみの場面では
無敵とも思える立ち回りを見せますが大型相手の場面になるとルーチン拙いのか
見え見えとも思える大ぶりな攻撃でも毎度の如くくらって床に転がっています。
無限湧きする小型敵が出てくる状況ではさらに馬鹿になり敵の銃撃を受け続けながら
大型相手に銃撃を仕掛け続ける場面もよく見かけます。当然死亡率は上昇します。
あと命令を恐らくは一つしか実行できないのか例えば
護衛しろ→一緒に来るだけ、敵が目の前にいて攻撃されるまでは棒立ちする場合も
蘇生重視→プレイヤーが死ぬまで攻撃もせずに横で棒立ち
役に立つのは散開ぐらいでそれも散開した先に敵がいなければその場で立ち尽くしています。
集中攻撃を選ぼうものなら攻撃に全振りしたルーチンになり只でさえしない回避行動をしなくなります
普通はプレイヤーがロックしている敵に集中すると思うよね……。
プレイヤーを監視するという設定のアクセサリは戦闘ではプレイヤーを縛る鎖です。
他のNPC同様によく死ぬのですが、このキャラだけは死んで暫くすると敵に何故か鹵獲され
制限時間以内に救出しないとそのまま攫われて8人パーティーが7人パーティーになり
一気に苦境に立たされることになります。その為に常にアクセサリの動向を気にした
戦い方をせざるを得ずプレイヤーが取れる戦法は限られてきます。
因みに後半ではアクセサリが死亡していなくても掴み攻撃から即鹵獲なんて事態も。
敵の体力が低い時のみなんて縛りはもちろんなく救出が不可能という事態は結構あります。
開発の方はテストプレイしたんでしょうか。
こんな馬鹿なNPC達ですがTPSらしく火力はプレイヤーと同等な為に彼らに頼らざるを得ず
最終的には次々と倒れる彼らを生き返らせ続けて飽和火力を保つ事で殲滅するゲームになります。
九つだから八つだかの豊富なミッションという謳い文句でしたがアブダクターは市民を
奪われると体力が高くても死亡寸前時に見せる発狂モードになる為に奪還は敵を倒してからが
セオリーな為にゲームの幅はそれほど広くありません。部位破壊していないと報酬も減りますし。
フラッグ戦、護衛戦については未調整としか言いようがない出来で話になりません。
<生産>
作成に時間が要求されます。レア素材は二段階破壊した上でレアなんてものもあります。
あとアブダクターはそれぞれの出現難易度ごとに細かく分類され必要素材の収集はかなり面倒です。
またアイテム名に造語やSF用語のものが多くどの素材がどこで手に入るか分かり難いものも多数。
改良については途中で相手をする事を諦めました。補助アイテムを使用してもランダム性が強すぎて
現状ではまともな考察が出来ません。正直なところ課金アイテムを販売したかったのではないのかというぐらい
未完成で不便なパートです。開発の方、テストプレイ本当にしました?
ちなみに調整が不十分な為か錬金術と言われるものがver1.03には存在します。
都市国家戦とかもう何の意味もありませんね。
COMMENT
よく問題点に挙げられる咎人の無限湧きについては、何というかクリアする頃には慣れてしまっていました。
それが面白い要素だったかと言われたら断じて否ですが。
パッケージの敵を倒したのでレビューを書いてみたのですが正直なところ徒労感しか残っていないのが本音。
点数に関しては私情を挟まず付けましたが気分的には20~30台で妥当なところだと思います。
プレイヤーが一度プレイしたら問題だと思う部分があちこちに放置されていて高難易度になると
その問題点に足を引っ張られてゲームを楽しめなくなるという酷い作り。数多くの難点が体験版では
隠されていたのも大きな問題でしょう。こんな未完成なゲームを売りつけた開発者の作るゲームはもう買う気にならない。
駄目なところしかないゲームではありません。荊を使用した立体機動による爽快感、美しいグラフィック、
細かいキャラメイクと長所は確かにあるのにそれらを全て押し潰す未調整なバランス。
アプデ次第では素晴らしいゲームになる可能性もありますがそもそもインフラ未整備で発売した事といい
きちんとした形にしてから発売してくれてと声を大にして言いたいです。