討鬼伝 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013/06/27 |
価格 | 6,090(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / 討鬼伝2 レビュー |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1~4人 |
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GOOD!
三国無双などでお馴染みのコーエーがハンティングアクション系作品に参戦。
和風の雰囲気漂う世界観も売りの一つ。
グラフィックは他の方も書かれているように、非常に高いクオリティです。
携帯機はもちろん、据え置き機でもトップレベルの出来栄えかと思います。
ゲーム中の画像も美麗で、特に粗は感じませんでした。
武器は6種と少ないですが、どれも一長一短の特性あり。
この作品の特徴でもある「ミタマシステム」との組み合わせで、プレイスタイルが大幅に変わっていきます。
個人的には使い込むほどに武器が強くなるシステムが気に入りました。
要の戦闘ですが「部位破壊」がキーワード。
鬼の部位(腕、脚etc)を破壊し、それを祓う(モンハンでいう剥ぎ取り)事で素材を入手します。
レアアイテムは全部位破壊必須が条件と、アクションが苦手な人には最初はやや難しく感じるかもしれません。
BAD/REQUEST
物語の中盤までは非常に楽しめました。
モンハンの2Gは800時間を越えるまでやり込みましたが、この作品もそれに続くかと期待したもです。
しかし・・・。
後半の敵のダルさ。
これが全てでした。
中盤以降から、広範囲、自動追尾、執拗な追跡・軸合わせという、モンハンP3以降賛否(特に否)の多かった要素が更に酷くなって盛り込まれた感じでした。
フィールドのどこにいてもピンポイントで当ててくる敵もおり、さすがに「楽しむ」というレベルではありませんでした。
また、ぬるぬる動くのは好いとして、攻撃モーションが分かりにくい、急すぎるといった点もあります。
更に空中や地中、弓以外攻撃不可能な突進を連発する鬼ばかりで、戦闘の大半が回避→回避→追いかける→回避→追いかける→攻撃・・・といった具合に、いたずらに時間ばかり消費するのには閉口します。
自分は主に弓を使っていたのでまだ楽でしたが、近接系のストレスはその比ではありません。
近接系は当たり判定が微妙なので、小型と戦うときはかなり面倒くさいです。
一方弓も追尾方の攻撃があるのですが、少し軸がずれただけであさっての方向に飛んでったりと、敵に比べて雑さが目立ちます。
先述の武器の熟練度に関しても、後半は本当に伸びず。
ラスボスと一戦交えても成長しないのは如何なものかと。
そのラスボスも延々鬼ごっこ・・・倒した時はクリアした喜びより疲労感の方が強かったです。
ボス以外では中型の鬼が無駄に強すぎる(タフすぎる)というのが気になりました。
そしてどの敵も例外なく自動追尾の攻撃を使ってきます。
物語上、ソロで戦うイベントがあるのですが、とにかく酷いです(笑)
COMMENT
開発者の方々は、本当に自分たち(ソロ)で遊んだのだろうか?
と、思わず疑ってしまう大型鬼との戦闘。
モンハンのP3頃から感じていた作り手側の雑さ。
メーカーは違えども「プレイヤーにストレスを与えることでゲームの難易度を調整する」という姿勢は避けられないのでしょうか?
NPCがそれなりに働いてくれるので助かりますが、敵の攻撃に対して回避もしないなどまだ甘い部分もあります。
序盤から中盤にかけてはその粗さも目立たず、寧ろのめりこめます。
ただ後半に入ると、アクションが苦手の人にはお勧め出来ません。
もちろん、1作目ということを考えればかなりのクオリティかと。
体験版からも修正が入っているようですし、ユーザー本位で取り組んで頂ければもっと面白くなる要素がてんこ盛りかと思います。