テイルズ オブ イノセンス R レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012/01/26 |
価格 | 5,980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 |
スコアボード
ユーザーレビュー
516人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt |
88pt
GOOD!
DS版は一周のみプレイ。
DSでは引き継ぎ要素はギルドでの購入制(しかもそれがめちゃくちゃ高い)だったのに対し、こちらはそもそもギルドがなくなっていました。
そのため、もうテイルズではおなじみの引き継ぎ要素が恒例のクリア後のグレードショップになっていて、テイルズファンとしては嬉しい修正です。
幕間アニメは、期待していたほどありませんでしたが、それでも他作品に比べれば頻度は大目に感じました。満足です。
戦闘システムもいい意味でテイルズらしく、とてもたのしめました。
パーティー人数が四人になったこともあり、以前よりコンボなどの組み立てが楽しいです。
今作で一番いいと感じたところは、CPUの作戦での行動を細かく決められるところでした。
自由度がとても高く、補助魔法の対象もキャラクター名を指名できたので、絆値上昇があるていどコントロールできました。
そしてPSVならではなのでしょうか、ロードがとても速く、ロード待ちはほとんどありません。テンポよく進むので、快適です。
あとは衣装替えができるのもいいですね。
BAD/REQUEST
いのまたテイルズの定めなのでしょうか、3Dポリゴンはちょっと変な感じがありました。プレイしている間に慣れましたが、最初はなんだこれとつぶやいてしまいました。TOGのポリゴンがすごくかわいかっただけにその点はがっかりです。
あとは新規キャラクター二人について、あまりにも情報が少ないということが少々ひっかかりました。
二人とも細かいことをひとつも話していないのに、他の前作からのキャラと同じくらい信頼されていたり、パーティーに溶け込んでいて、少し違和感を感じました。
あとは少々ボリューム不足でした。
一周目は絆値あげや称号集めやレベル上げなどに熱を出していたので、40時間以上楽しめましたが、マッハで進めたら二周目は13時間かかりませんでした。
ただ、ストーリーが短めというだけで、やりこみ要素は結構多いので、そこは意見が分かれるかもしれません。
COMMENT
DS版がもともとかなり好きだったので、リメイクの購入は悩みませんでした。
キャラクター全体がDS版より魅力的になっていますし、イベントやダンジョンの追加も多いので、前作をプレイした方でも新鮮な気持ちで楽しめるかもしれません。
ムービーの演出もかっこよくなっていました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 1pt | 3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
82pt
GOOD!
■オリジナリティ
テイルズシリーズとしては大きな新要素はありませんが、レイヴアビリティ、ミッション、ガードカウンターといったちょっとした新要素がうまく機能してます。
アクションや格闘ゲームをしているかのようなアグレッシブな戦闘はテイルズシリーズのオリジナリティですね。
■グラフィック
OPムービーや劇中アニメは綺麗でした。
■サウンド
ゲームのBGMとして煩すぎず、耳になじむいい曲が多かったと思います。
特筆して記憶に残る曲はありませんが、良曲ぞろいではないでしょうか。
■熱中度
今作の戦闘システムのバランスは秀逸ですね。先述したレイヴアビリティ、ミッション、ガードカウンターがいい仕事をしています。
特にガードカウンターの導入のおかげで、うまく対応すればボスに一方的にコンボを抜けられる事も無くなり、近年のシリーズで毎回感じていたボス戦の煩わしさもなくなりました。
中盤以降スキルが揃ってくると格闘ゲームさながらのコンボもできるようになりますし、レイヴアビリティを上手く使えば技を連発してもTPをうまく維持できます。
後は、仲間のAIをかなり細かく設定できるのもよかったですね。設定なしでもある程度味方の動きは優秀で、ジャンプキャンセルやダッシュキャンセルといった今までは自操作用だったスキルもCPUが上手に使いこなすので驚きました。
■満足度
携帯機のソフトですが、シリーズ定番の要素などもしっかり詰まっていて据え置きに引けを取らない出来でした。シリーズの前作エクシリアはおなじみの要素が色々と抜けていて満足できなかった人も多いようですが、今作は安心してオススメできます。
■快適さ
とても快適です。ロードは最初に起動するときぐらいしかないですし、イベントスキップ等もしっかりあります。
BAD/REQUEST
■グラフィック
正直酷いと言う他ないと思います。ハードの解像度が高いだけに、イベントシーンなどで画面がアップになったとき、カクカクのポリゴンやボケボケのテクスチャが目に入るととても気になってしまい臨場感も大無しでした。
キャラの表情も一切変わらず、イベントの度少し残念な気持ちになります。普段カメラが引いているときはそこまで気にならないのですが。
あと、プリレンダムービーの時画質が非常に悪くなるのはどうしてなんでしょうね。
■サウンド
曲は良かったのですが、効果音が残念です。
特にシリーズ定番の秘奥義のSEが・・・・頂けません。 グラフィックも相まって非常にチープです。
システム面では目だって悪い部分は見つからず、むしろいいところばかりが目に付いたのですが、演出面ではいいところを見つけるのが困難でした。
テクスチャとかもうちょっと高解像度のものを用意するだけで全然違うと思うのですが。
COMMENT
黎明期のハードですのでプレイできるソフトもまだまだ少ないですが、もし今VITAでRPGがプレイしたいならイノセンスRはオススメできると思います。
ただしグラフィックにだけは目を瞑って頂かないといけませんね。
ストーリーはいつものテイルズという感じでした。新キャラ2名は雰囲気を壊さず美味く馴染んでいたと思います。どちらもいいキャラでしたし。
全体的にパーティの仲が良いので会話も見ていて微笑ましいです。
主人公をイジるヒロインと他一名の描写がシリーズのお祭ゲーで少し目についたので不安でしたが、実際はイジメるような描写よりも気遣う描写の方が多いので全然気になりませんでした。
システム面は非常によく出来てましたが、ひとつだけ言うなら秘奥義が死んでるので、使う度にレイヴ消費する形にしなくてもよかったかな、と思います。
次回作への布石をしっかり置いていってくれたので、次回作にも期待したいと思います。
正味な話、あとはグラフィックとSEさえよくなればもう文句を言う部分はないです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 2pt |
73pt
GOOD!
DS版はクリア済み
■戦闘
DS版が無駄に繋がりすぎる(空中)コンボゲーだったのに対し、今作はアビスやヴェスペリアに似たタイプの戦闘方式になったため、非常に快適&とっつきやすくなっています。
更に、レイヴゲージという連続で攻撃をすれば増加し、攻撃を途切れさせたりダメージを受けると減少するシステムのおかげで、攻撃をすることとダメージを受けないことを常に意識する必要があり、雑魚戦も退屈になりにくくなっています。
■ストーリー
基本はDS版のままですが、一部オリジナルでは首を傾げざるを得なかった場面が大きく変わったため、すんなり受け入れられるようになっています(アンジュ絡みのイベント)。
■システム
とにかく快適。
町やダンジョンで画面が切り替わるときやイベント前後などにもロードはほぼ入らず、メニュー周りも使いやすくレスポンスも良いため、ゲーム中にストレスを感じることはほとんどありません。
■追加キャラ
追加された2人のキャラは、特に違和感もなく最後まで付いてきます。ただ、作品のメインテーマである前世には絡んでいないため、かなりあっさりした感じにはなっています。
■衣装
最近のテイルズ作品ではほとんどが有料DLCになっている追加衣装ですが、このゲームはソフト内にかなり多く含まれています。
BAD/REQUEST
■ストーリー
相変わらず緩いラノベみたいなストーリーと会話劇のため、こういうものだと受け入れないと結構きついです。
■グラフィック
DS版に比べればかなりマシになっているとはいえ、PSP版を綺麗にしましたレベルのキャラクターグラフィックには最後まで慣れることができませんでした。
■追加キャラ
メインストーリーはイノセンスの話として見れば完結していますが、追加キャラ2人の話はこれからが本番だ、みたいな形で終わるため、クリアした後でもモヤモヤします。
COMMENT
DS版はこれまでに自分がプレイしたテイルズ作品で一番つまらなかったため、今作も買う前はかなり不安が大きかったのですが、戦闘システムを中心にとても遊びやすくなっていてほっとしました。
ストーリーや会話は相変わらず子供っぽいので誰にでも勧められるゲームではありませんが、テイルズファンなら買っても問題ないと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt |
76pt
GOOD!
※DS版未プレイ、シナリオ全飛ばし
出来に関しては正直不安だったのですが、据え置きのシリーズと比べてもそう遜色ない出来だと思います。
・戦闘
アビスをベースに、レイヴゲージとガードカウンターを追加したようなもの。
戦闘が優勢のときはレイヴによってプラス効果が受けられるので、出来るだけ攻撃を食らわずに攻撃を当てるようにすると楽に進めます。
プラス効果だけなので、溜まってないならいつもの戦闘です。
今作から、相手がある程度以上攻撃を食らうと、反撃の予兆を出してくるようになりました(旧来作のリカバリーに相当します)。
反撃にガードボタンを合わせるとカウンターが成立し、コンボを継続できます。
コンボ中に理不尽に抜けられることがなく、連携を継続できるかが自分の腕次第になったので、個人的には好きなシステムでした。
相手のOVL発動が体力半分以下1回になったので、ボス戦の後半で相手が何度もOVLになって全然攻撃できないということがありません。
不満に思っていた点なので、解消されてよかったです。
・キャラ
技や性能が割ときっちりと分けられてて、色々なキャラを使って楽しかったです。
追加されたのはコンウェイとキュキュの2キャラみたいですが、この2人は性能的にも面白いキャラでした。
・ボリューム
初週ストーリー全部飛ばしてクリアするのに20時間程度。
同じようにプレイしたTOGfが30時間程度だったので少し劣りますが、携帯機だということを十分なボリュームだと思います。
BAD/REQUEST
・難易度
戦闘が簡単なほうだと思います。
OVL発動が減ったからか、鋼体削るのが楽になったからか、ボス戦でも苦戦することはありませんでした。
今作ではハードにしても補正があまり掛からないのか、少し物足りないところがありました。
逆にアンノウンにすると、レベルが一括して+80されるので、攻撃が全然当たりませんし、一気に強くなりすぎます。
中間の難易度を作って欲しかったです。
・絆システム
一定以上貯めると絆イベントが、みたいなことが書かれていましたが、要はキャラ間のスキットが発生するだけです。
大げさに謳うほどかなと感じます。
・隠しダンジョン
隠しダンジョンの雑魚・ボスキャラが完全にストーリーで出てきた敵のコンパチです。
最後の隠しボスも、掛け合いもなくあっさりと終わってしまうので拍子抜けでした。
・アビリティのセット数
すでに書かれていますが、アビリティのセット上限がかなり低いため、あまり選べません。
2倍にしてもつけられるのは半分?2/3程度なので、CPはせめて50程度あってよかったと思います。
COMMENT
携帯機ということでそこまで期待せずに買いましたが、思っていたよりもずっと出来が良かったです。
見た感じでも、DS版からほぼ全て変更されているので、リメイク前をプレイした方でも買う勝ちはあるかと思います。
他のDS作品もリメイクされるようなので、そちらも買おうと思います。
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GOOD!
DS版は触りだけプレイしあまりのテンペンスト臭に放置。なので比較はできません。
VITA版はプラチナトロフィー獲得済み。
「快適性」
一番良かった部分がここでした。携帯ゲームなので快適でなければいつでもどこでもプレイはできないと思っているのですが、ロードやインターフェイス画面切り替えの余計な演出カット等サクサクプレイできました。また一周クリアするのに私の場合最短で6時間程でしたが(ムービー、スキット全カット)短いとは感じずこのぐらいだったこそ周回プレイ(やりこみ)も飽きずにできた。
「熱中度」
熱中するバロメーターに今回はトロフィーが実装されていますが。このトロフィーも難しすぎない難易度に設定されており、もう少しでどうにかなりそう。という気持ちを駆り立てついついコンプリートしたくなります。様々なゲームでトロフィーをみてきたが「どう考えても俺には無理!」というものが多い中バランスが良かったように思います。
「キャラクター」
私が気に入った一番の理由がキャラに魅力があったこと。ここは賛否分かれそうだが「コンウェイ」「キュキュ」の異世界人達がとくに気に入った。2週目をすると2人の会話が翻訳されるのだがそのイベントをみるとなんとなく2人の世界の輪郭が見えてきのちのち続くであろう2人のシリーズにも期待してしまいます。余談だが「エルマーナ」の関西弁も良かった。これまでの多くのアニメやゲームの関西弁は関西人から聞くと虫唾が走り関西弁キャラがいるだけで作品を嫌いになりかねない様なものがおおかったが今回はとても素直に聞けたので声を当ててている人に感謝感謝です。(エルの性格も素直でよかった。)
BAD/REQUEST
「グラフィック」
これはとても残念だった。一部キャラクターがPSレベルのモデルだったりムービーは綺麗だが全体の発色も悪かったように感じる。くっきりはっきり綺麗な画質!ではけっしてない。が問題無いレベルだと思われる。
「料理システム」
個人的な問題なのだが料理システムのレベルの上がりかたや引き継ぎの際にキャラレベルと同項目なのはどうにかして欲しかった。一部トロフィーを取るのに少し手間がかかる。
COMMENT
総じて満足度は高く大変面白かった。
今までシリーズはほぼプレイしているがここまではまったのはエターニア、アビス以来である。
ただどこまでいってもテイルズなのはテイルズなので苦手な人(キャラ絵やシステム等)が新規参入できるほどの間口はないと思う。
参考までに最初の1周はクリアまでに25時間程、その後周回プレイ1周6時間程である。最短で2週でトロフィーコンプできるのかな?私は4周プレイしました。
ストーリーは当たり障りないものだが総じてキャラに魅力がありゲームの質を底上げしています。DS版もプレイしておけば良かった。
ハーツの発売も確定し、DS三部作がリメイクされそうな状況ですが引き続きコンウェイ達の世界とリンクさせ、プレイヤーと一緒にいろんな作品世界を旅して欲しいものです。