デモンゲイズ レビュー
スコアボード
ユーザーレビュー
539人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 1pt |
66pt
GOOD!
・難易度変更可能
難易度が4段階から変更可能であり、ユーザーの好みに合わせて変更可能である。
・プレイヤーキャラクターの人数
ダンジョンRPGは最初に複数のキャラクターを作成する必要があることが多く、どのように作成すればいいかわからない等の理由で、ライトユーザーから敬遠されることがあった。
本作では、プレイヤーがキャラクターの人数を増やしていくシステムであり、最初に複数のキャラクターを作成するのではなく、ゲームに慣れてきたところで新しいキャラクターを作成することができる。
・探索スキルによるパーティー構成の縛りがない
探索スキルはデモンに割り振られており、キャラクターには探索スキルは用意されていない。
そのため、ダンジョンによって特定のキャラクターが要求されるということがなく、ダンジョン毎にキャラクターを入れ替える等の必要がない。
BAD/REQUEST
・ボス戦がワンパターン
各ダンジョンのボス戦としてデモンと戦闘になるが、デモンの行動パターンがほぼ共通であり、ダレやすい。
・レンジャー不要
GOODで述べたように、キャラクターに探索スキルが用意されていないため、他のダンジョンRPGでは活躍するレンジャーをパーティーに入れる必要がない。
・ボカロ曲
本作の大部分の曲はボカロ曲です。個人的にボカロ曲と本作の雰囲気があっていないと思う。
・シナリオ
エロや萌え系のテキストがある割に、ストーリー上の描写があっさりしているので、シナリオの展開が割りと唐突に感じられます。
COMMENT
感想
総じて、ダンジョンRPGの敷居が高い要素が排除され、ライトユーザーが快適に遊べるようになっているといえます。
一方で、ある程度慣れたユーザーであれば難易度変更は必須といえるでしょうし、ある程度遊んでいくうちに上記の不満点に気づくことになると思います。
購入動機
vitaでダンジョンRPGが数少なく、周りの評価も比較的高いので購入しました。
購入してみて
総合的にみて、プレイヤーが快適に遊べるという点において手堅く作り込まれたソフトだと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt |
72pt
GOOD!
□この手のタイプのRPGによくありがちな淡々としつつ閉塞感を醸し出す事がよく見られると思うのですがコミカルなキャラや独創的なサウンドを用意する事により上手くかき消すことによって幅広いユーザー層へのアプローチがなされている点が良かったです、この辺の長所がある事でRPG特有の作業感が薄まる効果にも繋がっていますしこの手の作風にしてはかなりとっつきやすいと思いますし想像以上に倦怠感を覚える事も少なく遊びやすかったです。
□シークタイムが速いといった技術面もですが移動するにもサクサク進めるのでテンポ良くゲームが展開できます、方向を変える動きもスムーズで良好ですしオート戦闘もスキップが速くmob戦もスピーディに終われる事も手伝って没頭しやすい環境が出来上がっていました。
□戦闘画面のアイコンも大きくステータス画面も必要最低限にスッキリとまとまっていて遊ぶ上で見やすかった事とコマンド自体もまた必要最小限にとどめられている点もあり本当に手軽に遊べるように配慮されてる点はゲームを通じて守られており一貫性を感じました。
BAD/REQUEST
■作風上においてMAPを埋めていく事も作業上必要事項でもありまた楽しみの1つではあると思うのですがその肝心のMAPが見難いのが残念でした、壁の仕切りで色分けするとか本当に簡単な一手間でどうにでも対処できたと思う部分ですので勿体無いかなと。
■ゲーム自体がかなりテンポよくサクサクと進行していく事もあるのですがその辺を差し引いてもRPGにしてはボリュームがやや少ないかなとは思います、クエストの少なさもありますし登場するキャラクター間の掛け合いやイベントが少な目な点も起因している事もあって独自色を表に出す事により類似するRPG作品との差別化を図ろうと仕掛けがあらゆる部分において随所に見られるのですが機能しきれてない面の一つがこの部分にあると筆者は見ているのでもう少し煮詰めてもらいたかった部分でした。
■特にボス戦で言えるのですが運的要素が強くmobでも一撃死持ちがかなり多く蘇生アイテムの制限の縛りもきつめでしかもセーブが常に出来るシステムではないのでストレスがその辺で貯まる事も稀にあります、じっくり腰を据えて遊ぶ事を主眼に作られる据置機ならまだしも野外に持ち出してちょこっと遊ぶといった事も想定される携帯機に果たしてマッチしているのかなと言うと筆者は疑問に感じる部分ではあります、数を増やすとか手段はあったのではないでしょうか。
COMMENT
RPGとしてシステム面やゲームバランスやシナリオ面で作り込みや掘り下げぶりの浅さが所々で垣間見える部分もあり粗さがあるのですがいろんな要素を意欲的に取り込みつつVitaの特徴を活かそうとする試みが随所に見える部分に関してはとても好感が持てました、オリジナルタイトルですのである意味当然といえば当然ではあるのですが良くも悪くも「素材型」の範疇にある作品だと思いますので磨き方によってはまだまだ大きく化ける要素は間違いなく秘めていると思いますのでリリースされる機会があるようならば次回作および派生作品への期待したいところです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
73pt
GOOD!
●万人向け仕様
エクスペリエンス制のダンジョンRPGは数多くありますが、本作はそうしたゲームに今まで触れたことが無い人向けに作られた工夫が多く見られ、とても「取っ付きやすい」作品となっています。昨今の風潮を反映した萌え傾向のキャラデザ、個性豊かなキャラ、チームラにしては極めてオーソドックスなストーリー、キャラメイクが一人ずつでそれに見合ったゲームバランスなど。ダンジョンモノ特有の高難易度を考慮したこの遊びやすさはとても良点かと。
●ドロップシステム
装備の種類ごとにジェムという消費アイテムを使い、ドロップを狙える、これが実に素晴らしい。従来のアイテムドロップシステムの純粋に上位互換といっても良いくらいの出来かと思います。
●システム周りの洗練度
操作性やロード問題などのプレイ環境の快適さはVitaのゲームの中でもトップクラス。神気スキルにより従来のスキル、バランスに多少テコ入れされてる感も悪くない。
BAD/REQUEST
●後半のバランス
終盤一部ボスから難易度が急に上がる。急激な難易度上昇についていけないプレイヤーも多かったのでは。
●デモン
今作のウリのデモンですが、探索スキルの関係上ほぼ使用するデモンが固定化したりするのが。折角色々いるのに勿体ない。
●やりこみ度
ライト層に向けての作品ということで仕方がありませんが、キャラクリエイトの少なさはやはり不満に感じてしまいますし、クリア後ダンジョンやアイテムも少し寂しいのが気になります。無理なくコンプリートできると考えればアリですが
●ボカロ
好みの問題なんでしょうが、私はあまり好みではないので少し辟易してしまいました…
COMMENT
チームラ製ダンジョンRPGは数多くプレイしており、今作もその流れでプレイ。
ライト層に向けての作品という事でしたが、その実遊びやすく丁寧に作られた、既存のダンジョンRPGプレイヤーにも満足できるような良作だったと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 5pt | 3pt |
74pt
GOOD!
前作 円卓の生徒クリア済み
基本的にそちらで話した内容は詳しくは書かないつもりなので下を参照してください
http://pspmk2.net/title.php?title=1358
・デモン
タイトルの通りデモンシステムは”基本的に”非常によかったと思います。前作にあったあるシステムの2つを混ぜたようなリメイクなんですが、今回は新たなデモンを手に入れるたびにワクワクできました。
・武器強化の仕様変更
前作で武器強化は途方もなかったので苦痛でしたが、今回はかなりやりやすくなりました。明確な改善点だと思います。
・グラフィックの全体的な向上
キャラグラが非常にきれいになりました。またマップもきれいに。特にマップは意図してるかどうか分かりませんが、前作とほぼ同じ雰囲気のマップで固められているので、差が分かりやすかったと思います。
・快適さ
相変わらず驚異的なロード時間です。スキップ機能があるので、それも併用してさくさく進んでいくのでストレスフリーです。今回は自動移動もあるので、一定時間なら片手プレイも可能です。
・ジョブの見直し
サブジョブが消滅した代わりに、装備で他の職業のスキルを覚えられるようになりました。これにより、より自由度は広がると同時に、サブジョブをつけると成長が遅れるので、サブジョブは実質ラスト付近orクリア後といった前作のバランスの悪さが改善されています。
また前作にあったジョブのうち2つが消滅しました。1つはデモンスキルに取り込まれ、もう一つはスキルの一部が前述の装備専用スキルとなって登場しています。代わりに追加されたジョブはかなり特殊なジョブですが、扱い方次第でいろんなことが出来て、非常に面白いと思います。
・トラップポイントの改善
アイテムを設置し、100%装備ドロップする敵をおびき寄せるトラップポイント。今回も名前を変えて続投しているのですが、設置するアイテムによってドロップする装備をある程度絞れるようになりました。これにより、より快適に狙ったアイテムを出せるようになりました。
BAD/REQUEST
・デモン
goodにも書いたのですが、ゲームのメインコンセプトなので当然悪い点もあります。
第一に大抵のダンジョンであるデモンを使うことがが強制されます。ダメージ床無効化のデモンなのですが、このゲームは序盤からガンガンダメージ床が出てくるので、序盤に手に入るこのデモンを装備しっぱなしにしないとゲームどころではありません。さらに驚いたことに前作で存在した浮遊魔法が存在しません。つまりどこまで育てようがダメージ床がある限りそのデモンがはずせません。
主人公の成長によってデモンは最大3体まで装備できますが、そのうち1つが固定化されてしまうのは非常に残念だと感じました。
次にバランスの悪さです。これまたあるデモンは終盤までボスですら瞬殺しまくるレベルの超火力を発揮できます。これによりWiz系伝統の対策、行動パターン覚えるなどの醍醐味が味わえず、ごり押しで圧殺してしまいます。
かと思いきやラスボスとクリア後ではそんな無双デモンでも1ターンで殺されます。要は壊れか召還するだけ無駄の2択になってしまっています。
・ボス
前述のデモンのおかげで苦労しません。Wiz系のボス戦基本はやばい行動がくるターンを覚えて、そのターンは全力防御、加えて序盤は防御重視で戦って徹底的にバフ(支援スキル)を積みまくることです。ですが、この作品ではその要素がラスボスまでありません。これはちょっといかがなものかと思いました。
・ストーリー
前作はかなり重いストーリーでしたが、今回は軽くなりました。ここまで軽いストーリーなら他のWiz系のようにストーリーなんておまけ程度にしてしまえばいいのにと感じます。
さらにひどいな、と思ったのは前作から引き続き物語の中に存在する世界のルールみたいなのをご都合主義で破っていることです。
後半、敵から「世界のルールを破るつもりか」と指摘されてしまう始末です。
ヒロインを活躍させたいなら他にやりようはあったはずです。世界観を共有しているのならば、その辺のルールを捻じ曲げる必要はなかったのではないでしょうか。
・BGM
これは前作が良すぎた、というのが正直な所ですが今回はかなり劣化したように感じました。
基本的なBGMは使いまわしなので、要所のBGMが変更点となります。前作は要所のBGMが大変優秀だっただけに余計にその差が目立つのかもしれません。
またボーカロイドを使っているのが非常に気になりました。同じWiz系3DダンジョンRPGでミクを前面に出したゲームが存在しました。そのゲームでは相当に批判されました。それを知らなかったとは思えませんが、なぜいいBGMを作る力があるのにボーカロイドを使ったのかは疑問です。
COMMENT
基本システムはほぼ前作と同じなので良く出来ているが、普通のゲームに寄せようと意味不明な方針転換をしてしまった、というのが正直な感想です。
ヒロインを活躍させるためのご都合主義ストーリー
狙ったようなイベント絵
前作と雰囲気を大きく変えたキャラ絵
ボーカロイドを前面に出したBGM
前作は恋愛的な描写こそ強かった物の、昨今のゲームの中では割と硬派なRPGでした。
今回は随分と露骨に特定層を狙ったゲームになってしまい非常に残念です。
円卓の生徒は基本は硬派ながら、魅力的なヒロインを最近ありがちなあざといビジュアル面頼りではなく、ストーリーで活躍させた点を非常に評価していました。
続編に当たるこの作品ではその部分が完全に削ぎ落ちていて大変残念です。
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GOOD!
ダンジョンRPGとして基本的なことは概ねおさえていて、操作感も軽快。
NPC達が魅力的でストーリーもまずまず。
オンラインでダンジョン内のメモを共有できる機能があり、
あらかじめ用意された単語等の組み合わせなのだが、ユーザーの工夫によって
便利なものからネタ的なものまでいろいろ書かれていて見ているだけでも楽しい。
BAD/REQUEST
マップ上で壁が表示されないため、行き止まりと未探索地域の区別がつかず、
探索漏れが起こりやすい。
しかも、ダンジョン内をほぼくまなく探索しないとストーリーの進行自体が止まってしまうシステムなので
非常にストレスになる。
最高難易度でプレイしたからかもしれないが、
中盤以降のボスのほとんどが強烈な自動回復を持っているので
瞬間的な攻撃力を高めて一気に撃破する以外の戦略が成立しにくい。
装備品のドロップは特定のポイントでの戦いのみ。
そのポイントを巡回すれば装備品集めの効率は良いのだが
その分通常の雑魚戦が退屈。
個人的には雑魚敵をだらだらと狩りながらドロップに期待する普通のシステムの方が好き。
宿から戦闘中までほぼ全編流れてるボーカロイド曲。
慣れれば我慢は出来るけど、やっぱり何を言ってるのかさっぱり聞き取れない。
COMMENT
悪い点もいくつか書きましたが、ダンジョンRPGとして一応及第点。
VITAでは稀少(唯一?)なのでこのジャンルが好きならばとりあえず買いでしょう。
画像や声は自由に設定できますが、ストーリーの都合上
主人公が人間・男限定なのでキャラメイクにこだわりのある人は注意。
本来ならそんなの邪道だと言いたいのですが、
とにかくマップ表示が酷いので、迷ったらさっさと攻略サイト等を参照するのが良いと思います。