ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団 レビュー
スコアボード
- 中央値
- 75
- 難易度
- 3.08
- レビュー数
- 12
ユーザーレビュー
567人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 3pt |
57pt
GOOD!
攻略サイトを見てしまったが、見なくてもなんとかいけるレベル。
ただしラストバトルを除く。
チーム編成で使えるドナム(魔法のようなもの)が変わるので、
それにどんなメンバーを当てはめるか悩むのが楽しい。
壁を壊せるってのはいいけど、壁を壊さなきゃ行けないところが多々あるので、
悩んでしまったりもしたが、オリジナリティーはある。
チームのメンバーを増やしまくれるのは、管理がめんどうだがいいところ。
ストーリーは最後泣けるので好きです。
BAD/REQUEST
メンバー管理がめんどくさい。
スタメンに近づけるためのレベル上げの必要がある。そのために稼ぎポイントをネットで探してやってたほど。
裏ダンジョンは行ってません。
地図を完璧に埋めるといいことがある訳ではないのでおざなりになる。
壁壊しは要らなかったんじゃないかな?
あと個人的に、セリフを戻して見ることができない仕様なので、ストーリーを忘れてしまうことがしばしば。
ラスト。戦闘、ストーリー、戦闘、次のチャプターの流れが雑なのでそこには不満があった。
もうちょっといろいろなキャラを絡めて欲しかった
COMMENT
感想としてはDRPGにしてはストーリー頑張ってるなと思った。
でも装備云々の煩わしさ、メンバー管理の煩わしさ、には少し不満がある。
戦闘のテンポも前衛三人×αにより人によってはターンの処理に長さを感じると思う。
多少エロ、グロ、鬱展開に慣れている人には薦めたい作品。
ストーリーがいいですよ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
73pt
GOOD!
辺境に位置するルフラン市の怪現象解決の依頼を受ける魔女と弟子。現象の根源たる井戸の地下には広大な迷宮があり、人が立ち入れば数刻で廃人と化してしまう。プレイヤーは「人ならざるもの」として、魔女の作り出した人形兵と共に地下迷宮に挑む。
各所での評判が良かったので遅ればせながら購入。どっぷりハマり込んでしまいました。
本作の傑出した点は後述する2点。
・大人数が運用可能になる旅団(カヴン)システム
3DダンジョンRPG=少数精鋭で挑むものという固定観念を砕き、見事にシステムとして昇華されています。カヴンに明確な個性があるのも〇
・壁を破壊可能。
前代未聞です。扉も壊せます。
BAD/REQUEST
長く続いてきたジャンルなので、大きな欠点は見受けられませんでした。
以下に記す点も、嗜好による部分が大きいので純然たる問題点ではないかもしれません。
・CEROって何だっけ? 過激なエログロ描写と鬱展開。
古来よりファンタジーとは切っても切れない関係にあるエログロ描写。家庭用ゲームではエグいものは見かけませんでしたが・・・本作は強烈に描写されます。声優さんの好演・怪演もあり、必要以上に目立ってしまっていたかな、と。大半が本編を進める上で必然的に見せられることになるので耐性のない人は、ここで大きく敬遠されてしまうと思います。自分も耐性が低い方なのでドン引き&ストーリーに関しては一切興味を惹かれませんでした。
・暗い世界観と相反するキャラデザインと明るい音楽
ミスマッチ。原田さんの絵、大好きなんですけどね! 女性アステルナイト可愛すぎか!
・事あるごとに流れるスタッフクレジット
何回見せるつもりですか(笑)
COMMENT
過不足無く高次元で纏められたシステムのおかげで最後まで楽しく遊べました。
低予算でもここまで面白いものを作れるんだぜ!って、制作陣の気骨の見える噂に違わぬ良作。
BADでも述べましたが、エログロ・鬱展開が苦手な方はストーリースキップを強く推奨。
トラウマレベルできついです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 3pt |
66pt
GOOD!
●ストーリー
他のゲームと一線を画すレベルで描かれるダークさを持ったファンタジー。てっきり日本一ゲーお馴染みのゆるーいギャグ混じりと勝手に想像していただけに、このエグさは衝撃的でした。また、ただ重たいだけではなく、伏線や謎の魅せ方が上手く物語に引き込むような演出は見事、最期には感動的な結末を迎えるストーリーは秀逸の一言。ダンジョンRPGだけに正直ストーリーにはまるで期待していなかっただけに、良い意味で予想を裏切ってくれるような出来だと思います。
●システム
3DダンジョンRPGというジャンルは大体システム部分は代わり映えしないのが常ですが、この作品は独自のシステムを多く導入しており新鮮
ざっと列挙しますと
壁破壊
40人PTのカヴン
装備強化
キャラ転生
キャリーオーバー
二つ名持ちアイテムのトレハン
魔女要望
それでいてコレらがマナや経験値などを絡める事で全て噛み合い、チュートリアルも丁寧な為分かりやすく、極めて高い完成度を誇っていると思います。
BAD/REQUEST
●戦闘バランス
システムの完成度は極めて高いんですが、じゃあ実際にプレイしてみるとどうなの?と聞かれると凄い単調で退屈なところが目立つ。戦闘が日本一ゲー特有の大味さで、数値バランスが雑。インフレ起こしてる辺りが魅力っちゃ魅力なんでしょうが、あまり大きな数値に魅力を感じないので正直あまり面白くありませんでした。やる作業が結局単純な殴り作業になり、強力なアイテムを手に入れたと思ってもよほど数値が変わらないかぎり大した効果量にならないので段々とモチベーションが下がってきます。
●イベント描写
暴力表現、性描写を含んだ一部イベントシーンやキャラクターの性格、言動などが尖っているを通り越しており、好き嫌いが分かれるかと。
●キャラメイキング
40人という数でPTを組めますが、その割にクラスや選べるキャラクターのデザインが少し物足り無い気がします。あと一種類ずつくらい欲しかったです。
●難易度
一部ボス戦などが特別な攻略法があったりして、それを知ってると知らないとではまるで難易度が変わるところは不親切かと
COMMENT
ダンジョンRPG好きで高い評価を得ている作品なので気になり購入、新規IPなのにも関わらず極めて完成度を誇っている作品だと思います。ただ個人的な嗜好の関係から、日本一ゲー特有の大味バランスにあまり好きではないので、そこまで熱中して楽しめはしなかったかなと。
しかし一作品としては素晴らしい出来で、エンディングは少し泣いてしまいました。
ダンジョンRPGプレイヤーは勿論ですが、他のRPGにはないストーリーを楽しみたいという方もプレイしてみては如何でしょう。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
95pt
GOOD!
・オリジナリティ
ダンジョンRPGの基本を抑えつつ「最大40人PT」「壁破壊可能」「経験値のキャリーオーバー」など、ありそうでなかったシステムを多数搭載。それでいて煩雑さを感じることなく、自然に覚えていけるバランスが素晴らしい。
ダンジョンRPGという、ある意味で完成されてしまったジャンルに、まだこれだけの豊穣なアイデアを詰め込む余地があったのか、という驚きをこめて5点。
・グラフィック
映像技術的なところでの凄さはあまりないのだが、センスが卓抜していた。
キャラクターそれぞれのデザインも良かったが、特に良かったのがモンスターデザイン。
正直、どのRPGでも似たような敵と戦ってるような感覚になってしまう昨今、雑魚の一体一体にまで強烈なインパクトを感じる本作は格別。後半のボスキャラの禍々しさも素晴らしい。
モンスターデザインにセンスを感じることは10年に一度あるかないかなので5点。
・サウンド
どの曲も神秘的で妖しい魔女の世界を表現できており、曲数も演出での使いドコロも抜群
・ストーリー
登場人物のほぼ全員の性格に難があり、次から次へとエロ・グロ展開が押し寄せるため、大変に人を選ぶ方向性。
「この迷宮は一体何なのか」「主人公の目的はなんなのか?」「過去になにがあったのか?」
こうした複数の謎が無理なく提示され、少しずつ解明していくことによって、先が気になる構成になっている。そして次から次へと驚きの展開が待ち受けており「え、こんなひどい目にあうわけが……」「え、そのキャラ死ぬの!?」「え、こいつの正体って」とまったく退屈させない。
そしてそうしたシーンの数々がインパクト狙いの虚仮威しになっておらず、すべて必要な伏線となっており、終盤における怒涛の回収が凄まじい。
またどのキャラも人間らしい悲しみやダメさを負っており、悪役や脇役までも印象深い。
みんなが幸せになるような大団円ではないが、エンディングや裏エンディングには涙せずにはいられない。
・熱中度
ダンジョンが構造的に簡単すぎず、意地悪すぎず、大変良く出来ている。
宝箱の設置数や内容も適度であり、そのため探索が面白い。
ある程度探索するとちょうどよいタイミングでストーリーが進み、そのストーリーも上記の通りに先が気になるため、探索→ストーリー→探索……のループがどちらにも偏りすぎず両方を熱中させる見事なバランスになっている。
またストーリークリア後も自分の探索によってどんどん世界が広がっていく感じが素晴らしく、裏ダンジョンクリアまで飽きることなく非常に熱中できた。5点
・満足感
システムに驚き、ストーリーに涙し、表クリアまででたっぷり40時間のボリュームなのに、裏ダンジョンは「これで続編作れるだろ」というくらいの豊穣な設定やストーリーが惜しげも無く投与され、名作を2本続けてクリアしたような充足感があった。5点
BAD/REQUEST
・戦闘テンポが悪い
アップデートで良くなったらしいが、それでもテンポが悪い。
いちいちエフェクトが入り、全体攻撃で一体一体にダメージ表示されるため、パーティー人数が多くなる後半はけっこうイライラする。
ダメージの一括表示があれば随分ちがったろうに。
・後半のパーティーの管理が煩雑
前半は普通のRPGなのだが、最大30人以上を管理することになる終盤は頭がこんがらがる。
さらに魂転移(転職のようなもの)によってスキルを残して成長率を上げてレベル1になって別の職業になれるのだが、その際のキャラグラフィックが職業依存なのもよくない。顔が別人になってしまうため「あのキャラどれだっけ?」という感じになってしまう。
しかもキャラグラフィックの数が少ない。いや、一般的には十分な数なのだが、PT人数が多いため転職させてスキルを集めている時に被りまくる。
転職してもグラフィックは初期職で固定、という選択肢も欲しかった。
・大雑把なゲームバランス
魔法使いが序盤から突出した戦力だったり、使える魔法が偏っていたり、戦い方次第で被ダメ・与ダメが跳ね上がったり、ゲームバランスが悪いというより大胆。それでいて簡単すぎたり難しすぎたりしない辺り、狙っているのかもしれないが。
・自力クリアが難しい
ラスボスの倒し方のヒントが少なかったり、裏ボスの倒し方がわかりにくかったり、裏ダンジョンへの行き方がほぼノーヒントだったり、とにかく終盤の謎解き部分の難易度が近年のゲームとしてはおかしいくらいに高い。もっとも、多分これはスタッフの信念でやっていることだと思うが。
COMMENT
ストーリー、システム、ゲームバランスと、良くも悪くもスタッフの個性が出まくっているゲーム。
制作スタッフ的な前作である『魔女と百騎兵』は最高のストーリーのためにいまいちなアクションをやらなくてはいけない感じのゲームだった(リメイク版は未プレイ)が、今作はストーリーもゲーム部分も最高で文句なし。
開発費の高騰に伴い、空気を読んだような無難な作品が増える昨今、「とにかく心に残るゲームを作ってやろう」「自分たちの思う最高のゲームにしよう」という想いがここまで伝わってくるゲームは稀。
確実に人は選ぶが、選ばれた人間にとってはずっと心に残り続ける名作となること間違いなし。
シリーズ化して欲しいというよりは、このスタッフによる新作に期待したい。
きっとまた驚くようなシステムで、尖りまくったゲームを出してくれるんじゃなかろうか。
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GOOD!
パーティーメンバー最大40人!
まあこういう発想ができて、それを実際形にしてしまうっていう挑戦心が
日本一さんの大きな魅力ですかねw8人編成の小隊が5隊分の40人で挑めるという
独特なバトルを味わえるのがミソ。
キャラも相当数いるわけだが、いろんなのが山のようにいて華やか。
壁壊しも使えるしやり込みに適している。
BAD/REQUEST
これだけキャラが多いとしょうがないにしろ、一部受け付けられないキャラが存在する。例えばドロニアなんかは性格がどうにも納得いかなくて腹が立ってくる次第。
あと多すぎるにでキャラをいちいち管理するのが面倒に感じたりする。
COMMENT
キャラが多く、多くの話を楽しめるし、かなり作りこんである印象です。
ボリュームがすごいのでじっくり味わえばすごい時間楽しめるのではないでしょうか。