第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014/04/10 |
価格 | 7,690円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 |
スコアボード
- 中央値
- 52
- 難易度
- 1.67
- レビュー数
- 15
ユーザーレビュー
484人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 1pt |
48pt
GOOD!
・Dトレーダーでの会話
今作のオリジナルキャラクターまわりは基本的に魅力が無いものの、エースボーナス取得時などのパイロットと商売担当ロボの掛け合いは結構面白かった。
・使いものにならないユニットが少ない
まるっきり使えない機体やパイロットは少なく、どのユニットにも個性があり、タッグ相手・パーツ・戦術次第で十分活躍できる。もちろんバサラやゼロのような自重物のユニットもいるが、それであってもサブをどうするかといった編成の工夫が出来るのは良い。ユニットのカスタムボーナス取得にかかる資金が大幅に減ったことで、1周で多くのユニットの個性を楽しめるようになった。
もっとも序盤、ユニットの選択肢が少ない間は前作よりも精神コマンドなどが減っていることもあって、爽快感が薄く退屈。
・SRポイントのバリエーション増加
前作・前前作はSRポイントの取得がほとんど「◯ターン以内に~」というものだったため、SRポイントの取得と稼ぎの両立が難しかったが、今作はバリエーションが色々と増え、稼ぎと両立しやすくなった。
カスタムボーナスの条件緩和の影響もあり、全取得の難易度は比較的下がっている感じ。
BAD/REQUEST
・戦闘アニメ
出来の良さが極端で、ダメなシリーズはトコトンダメ。絵コンテ時点のセンスの問題。
特にフルメタが辛く、アーバレストのアニメはHDであることを加味してもなお、10年前の『W』の方が躍動感があってカッコいいと思えてならない。
・テキスト、シナリオ
まず非常にセリフ回しやクロスオーバーの会話のセンスが悪く、スケールの割に分量が少ないこともあって、初見であってもスキップしたくなるほど読む気があがらない。
特にオリキャラ関係の描き込みが非常に雑で、主人公・敵方ともに前作(第二次Z)と比べると行動原理も不明確で、あまりのめり込めない。
フルメタ勢を使いたくて買った身としては10話あたりで限界が来て、数ヶ月放置してしまうほどだったが、序盤はともかく終盤は割と盛り上がりどころもあって面白い。とはいえ参戦作品が多すぎるため、どうしても話が飛び飛びになるのは致し方ない所か。
・BGM
Vitaになって容量は増えているはずなのだが、第二次Zの時からオミットされたものも多く、曲数やチョイスには不満が残った。音質もそんなに良いわけではない。
COMMENT
とりあえずDLC無しで一周、全SRポイント取得したが、フルメタが出るシナリオはひと通りやったし、もう一周やる気力はわかないといったところ。
難易度(SRポイント取得前提)については、序盤は選択肢が少なく単調、中盤は前作と変わらず、終盤はMAP兵器無双すると余裕といった感じ。歯ごたえのあるプレイがしたければ、改造や機体を縛った方が良い。資金いっぱいまで改造するとHARDでも手応えは薄い。
主人公はともかくシナリオライター陣と、戦闘アニメの絵コンテ担当にはぜひとも成長して天獄篇を作って欲しい。フルメタ原作小説が出るということは、買ってプレイする以外自分にはないので……。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt | 0pt |
43pt
GOOD!
・システム
タッグテンションシステムは稼ぎと殲滅を程よく天秤にかけており、中々面白かった。
マルチアクションはぬるさに拍車をかけたとも言えるが、
スパロボに戦略ゲームとしての完成度を求めるより、好きなロボットの一騎当千感を突き詰めたほうが正解だと思うので好印象。
また、地味に『幸運』が敵を倒せなかった際にも撃破するまで継続するようになっており、あの非常に細かいイライラが緩和された。
・一部のシナリオ
ビッグオーとガンダム関連は満足。
特にUC関連はなるほど、こうもってきたかー。と、久しぶりにスパロボのお話でときめいた。
BADに続くが、あくまでガンダム関連だけ……。
BAD/REQUEST
まあ第二次Zの頃から何も進歩してないな。というのが正直な感想。
・シナリオ
相変らずの出し惜しみ。
そもそもこの時獄編だけで気持ちよく終われてないのが問題だと思う。
後編見据えてだろうが、最終話時点で幾つかの組織は存続してるし、顔キャラも生存している。
さらに最終話の後にエピローグが存在するが、そこでようやく暗躍していたキャラと一戦交え、倒さなくてもターン経過でクリア。
そのまま消化不良でEDって、ぶつ切り感しかない。
EVAに関しては10番目の使途(劇場版ゼルエル)は出てきません。
つまりあのシーンもありません。
OOはELSが出てきません。つまりそういうシーンもありません。
ガンバスターは居るだけ参戦です。そもそもあの人だったりあの人も居ません。
クリア後に後編の予告が入ります。見たかったシーンはそこにありました。
見たくない顔もありました。
と、言う訳で上記の作品のファンの人は後編まで待ったほうが幸せだと思います。
・キャラクターの言い回し
作品ごとの名言を言わせたいのは解るし、ファンとして待ってる部分もあるだろう。
でも「もう一度言う」とか「何度だって言う」とか前置きがつくと、物凄く格好悪い。
ていうか、クドい。
そしてそんなクドい展開にするくらいなら、もっと話進めて欲しかった。
・細かい部分
ラムダドライバやSEED等の特殊技能演出をオフにできない。
突撃ラブハートから一斉に皆が本気出す様が若干めんどくさい。
できるなら教えてください。
COMMENT
Zは大好きで、第二次Zは二作とも最低だと思ってます。
それでも大好きなビッグオーが参戦するのは最後かもしれないし、
EVA破のラストは間違いないと思っていたので何も期待しないで買いました。
買いましたが……。
第二次Zをやったときに感じた、薄めたカルピスみたいなゲームの印象そのまま。
あの時も前後編に分けた意味が全く感じられなかった。
合計120話位かけて、前編から見飽きた顔をタコる展開にはうんざりしました。
原作の出し惜しみ含め、当時と全く同じ流れなので予告を見て尚、後編への期待は下がる一方。
Zシリーズ完結編ということで良い意味で期待を裏切って貰いたいものですが……。
そういえば今回精神コマンドの『期待』がリストラされてたなあ、と思いました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 2pt |
31pt
GOOD!
・PSP版に比べグラフィックの向上
真ゲッター1等新規グラフィックになった作品が多数存在し、お気に入りのユニットでも新鮮な気分で遊べた
・Dトレーダーと言う新たなシステムでプレイヤーの好みで強化パーツの管理が可能
自分が使わない強化パーツをどしどし売り払い、逆にブースター等沢山在っても問題無いパーツを制限はあるが多数入手出来る仕様は良かった
・フルメタルパニックをはじめ声付きの参戦が強かった作品が参戦
前々から要望が多かったフルメタルパニックや最新のガンダムUCの参戦は良かった。
BAD/REQUEST
・主人公に魅力を一切感じない
ハッキリ言ってドン引きする意味での中二病キャラ。「突然ロボットを呼び出せるようになる&操縦が理解できる」「前触れも無く突然超能力を使う」「学校に通う前はビーストハンターをやっていたとドヤ顔される」など前作や前々作のコメディ色が若干強いが笑いあり涙ありの人間味溢れる男性主人公2名と比べると萎える。感情移入のかの字も無い。むしろサブパイロットの女教師単品を主人公にした方が物語として十分面白いんじゃないのか?と思うくらい不要なキャラです。
極端に言えば
「ぼくがかんがえたスパロボしゅじんこう」
なキャラクターです。こんなのを主人公にしたのは一体どんな判断だと未だに疑問に持っています。
・システム上戦闘がとてもだるい
前作と違い今作では敵味方2on2のタッグバトルシステムがメインとなっていますが、元々PS3をメインに販売しようとした所為か携帯機としてはとてもプレイがダルくなります。前作に比べとてもサクサクゲームをプレイする事が不可能であり、爽快感が抜けています。それどころか敵も「強い」ではなく「固い」だけの敵が多数存在し、レベルが主人公側より圧倒的に高い敵でも主人公級の機体を数機フル改造しておけば簡単に撃墜する程度の強さしか持たない本当に只「固いだけ」の敵が多数存在します。まるで難易度の欠落をハリボテみたいなHPの固さで補おうとしてる魂胆が見え見てです。
・精神コマンドがサクサク使えない
今作では精神コマンドが弱体化されております。主に「精神コマンド数が5つに減少」「出撃時のSPが最大SPの半分」の2点が取り上げられます。前者はコマンド数が減った分、「熱血」やそれを含む精神コマンド持ちのキャラクターが大幅に減り、必然的に大ダメージを与えられる機体やキャラクターをメインに使いがちになりゲームとしての楽しみを損なわないとプレイ出来ない仕様になっています。後者は自軍フェイズ開始時にSPが5ポイント回復仕様はありますが、それでも前作のようにサクサク進める爽快感が失っており、ダラダラとダルい敵を倒さなくてはいけないジレンマにイラついてしまう事間違いなしです。
・隠しルートに簡単に行けてしまう。
前作と違い今作はSRポイントに隠しルートを依存した所為か誰でも1週目から隠しルートに進める仕様になってしまいました。それも隠しルートに入った事すら知らぬ間にエンディングに突入するくらい簡単なレベルです。その所為か態々2週目で通常ルートを進まなくちゃダメな為プレイする意欲が失われる欠陥仕様と言っても過言ではない。
COMMENT
前作のサクサクプレイ&ストーリーを十分に楽しめる仕様から変に難易度を上げようとした所為か爽快感が完全に失われており、さらにトドメを刺すように主人公に前々魅力を感じない所為かストーリーも数週楽しめるような出来ではありません。前作は破界編及び再世編双方5週は楽しめた良作でしたが、今作は1周でお腹いっぱいです。それも胃がもたれる意味で。天獄編では以下の点に修正されているととても嬉しいと思います。
・精神コマンド関連を「第2次」と同じ仕様に戻す。
・主人公を「初代Z」みたく男主人公(ヒビキ)と女主人公(スズネ)のどちらかを選べるようにしてほしい。選んだ側をジェミオンのメインパイロットとして扱いストーリーを進める。
・タッグを組んでいる敵に対しもっとサクサク倒せるように仕様を修正してほしい。(別作品にあるコンボ攻撃等、敵を爽快に倒せるバリエーションを追加してほしい)
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 0pt | 1pt | 1pt | 2pt | 2pt |
26pt
GOOD!
・タッグシステム
精神コマンドに+がついてるものは本人だけじゃなく相方にも影響するので集中+、鉄壁+などがあることでユニットの生存率が上昇
タッグコマンドのマルチアクションやボーナスPPでお気に入りのパイロットをモリモリ活躍させることができる。ただしBADが多い
・キャラクター、グラフィック
フルメタルパニックがメインの一つで学校が舞台になることが多くキャラクターの豊富なグラフィックと相まって(●・´艸`・)、;’.・ ププゥと吹いてしまうことも。
機体のグラフィックも書き直されてるのも多い。既存の頭でっかちなMSもバランスのよい仕上がりに!
・逆襲のシャアの扱い
こんな終わり方がいいなぁと願っていたのでこれは嬉しかった。一般兵のあのセリフもあったし^^
BAD/REQUEST
・タッグシステム
第二次、三次アルファのような小隊攻撃にオリジェネのツインユニットにした感じ。攻撃はサブ同士の打ち合いからメインの攻撃になる。みたい攻撃がある場合にこれがあると攻撃が決まっているサブ同士のつまらない攻撃があるので退屈。
強制出撃のユニットがいた場合そのチームは解散、そのシナリオが終わっても解散したままなのでいちいち組みなおさなきゃいけない。チーム登録もないので面倒
・マキシマムブレイク
演出(戦闘前に英語で文字が出る)、BGMともにダサい。しかもサブの攻撃はP属性、射程、全体攻撃などを無視して何でも選べるがうっかりサブが敵のメインを撃墜すると味方メインの攻撃が行われずそのまま終了。敵のサブはケロッとしている。ボス戦以外ではほぼ使わない
・戦闘シーン
グラフィックはバランスよくなっているが動きがかっこ悪い。真・ゲッターやガンダムデスサイズのような不規則な動きがかっこよかったはずなのに飛び上がるときにゆっくりとがに股でスーッと飛んでいくさまは「これじゃない…」、エヴァなどの地上を走る機体は体を上下させず走る…気持ち悪い、アームスレイブはGIFアニメーション??と思わせるくらいカクカク動くためダサい。っていうか前作よりかっこいい!って思える戦闘シーンがマジでない。
・BGM
選曲も微妙だけど音質が残念。変なところでアクセントがかかっているので盛り上がれない
カスタムサントラもあると書いているがなぜか選択できない。MP3などいろいろ確認してみたけど変わらず。バージョンアップで改善されるかと思いきや音沙汰なし。
ムセル歌を聴きながらだとまだ面白かったかもしれんが(;´∀`)
・主人公
誰がこのキャラクター考えた?今までスパロボの主人公はアジがあり使っていくうちに愛着がわくが今作は全く好感が持てない。実はこんなことができます!とか、ガキが敵にかみついて味方には仲間想いですよ!をアピールしている。こいつが喋るだけで文章をスキップしたくなる。主人公の安い挑発に引っかかるハーデスとか見たくなかったです…次回の主人公がこいつなら買うかどうかも迷うくらいです
・シナリオ
燃えるような展開も少ない。燃えるかも!?ってときに見方が同じようなセリフをかわるがわる喋りだすのでクドイ、また一部キャラクター崩壊を起こしているやつがいる(シスコンのゼクス、女の子のキスを本気で狙うカトルなど)
なにより後篇に向けて伏線を無理やり残している。今作で殆どシナリオもない「この人いります?」という人物が多い。スパロボFのような後篇が楽しみ!っていうワクワク感もなぜか生まれず
・スキル
だんだんオミットされている…サブ向きのスキルもないし攻撃を直接上げるスキルもない。
SPが毎ターン5回復するようになったのはいいがそれを増強するようなスキルもないからスキルを考える楽しみはない
COMMENT
後篇に向けて2週クリア、3週目は…主人公のせいでやる気が失せてます。
熱いスパロボを期待している方は購入を本気で考え直したほうがいいと思います。
今回は片方の世界→時価はもう片方の世界と合流するのだろうからタッグから第三次αのような小隊システムかな?今作のようなクソつまらんチーム制は二度としないでほしい。
所持している強化パーツの一部が周回ごとに引き継げるシステムは今まで欲しかったから嬉しかった。
原価でかって激しく後悔(;´Д`) 天獄編はよく吟味して発売してしばらくしてたくさんのレビューを見て買おうかと思います
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バレットガールズ2
GOOD!
・ストーリー
前作である第2次スーパーロボット大戦Z、特に同じく2部作の前編である破界編と比較して、後編に持ち越す要素や伏線などもあるものの、本作だけでも十分に楽しめる内容となっている。
また、全体的なストーリーや作品間のクロスオーバーには過去作のオマージュや原作を知っていると思わずニヤリとする要素も数多く盛り込まれており、とても面白い。
・戦闘デモ
本作でも出来が良い戦闘デモは本当に見応え十分であり、何度でも見たくなること間違いなしと言っても過言ではない出来。
・終了メッセージ
声付きスパロボの楽しみの一つ。
原作の名台詞などのパロディをはじめ、中の人繋がりのキャラが競演するなど、ここでしか見れないやり取りなども多く、ついつい中断セーブからのゲーム終了を繰り返して色々と見てみたくなること間違いなし。
・BGM
ゲームに収録されているBGMの中にも出来のいいものは多く、更にカスタムサントラにも対応しているので収録されているBGMの原曲や、自分の好きなBGMを流すことも出来る。
・Dトレーダー
ゲーム中に入手できるZチップと呼ばれるポイントで様々なアイテムなど入手できるショップだが、ステージクリア後に最初に覗いた時には前後のシナリオに関わるキャラやエースになったキャラなどに関するショートコントを見ることが出来る。
また、直前のシナリオが非常に暗い展開で終わったり、休まずに連戦をする展開で終わった場合にはキチンと空気を読んでショートコントを自粛するのも好評価。
・DLC
DLCで短編シナリオを購入してプレイすることが出来る上にクリアすればレアな強化パーツなども獲得できる。
お値段は安めだしレアな強化パーツが手に入ると言ってもあくまでおまけ的な要素である面が強いので購入するか否かはプレイヤー次第。
BAD/REQUEST
・戦闘デモの出来の差が酷い
出来のいい戦闘デモは本当にいいのだが、その一方で演出面やユニットの動きといった面でどうしても見劣りしてしまうユニットも複数ある。
特に、アーバレストやM9など、出来の良い戦闘デモのユニットと比較すると、戦闘デモが大きく見劣りするユニットが主役級ユニットまでに及んでいると言うのは流石に閉口してしまう・・・。
加えて、アーバレストやM9の出典作品であるフルメタルパニック!シリーズはシナリオ面やボス級の敵ユニットの戦闘デモではけっこう優遇されているだけに尚更戦闘デモの残念さが際立っている・・・。
・一部ユーザーインターフェースが扱い辛い
特に戦闘開始時の行動確認で出る画面のユーザーインターフェースがショートカットコマンドがろくに無く、一々手動で戦闘デモのオン/オフやサブのユニットの行動選択などを手動でやらなければならないので面倒くさい。
COMMENT
・PSvita版のみをプレイ
一週目をクリア
・感想
待ちに待ったシリーズ最終章・・・、なのだが、シナリオ自体はほぼ文句なしで楽しめたのものの、戦闘デモの出来の差や、近作のUXやOEがシナリオや参戦作品の面でかなりのインパクトがあったことから相対的に今一地味な感が否めない所もあるのが悩み所・・・。
とは言え、待ちに待ったスパロボ参戦作品も多いし、本作のシナリオも決して面白くないわけではなく、むしろ原作のエピソードにスパロボならではのクロスオーバーやオリジナル要素を盛り込んだシナリオはやり応え十分であり、また、ギャグ主体のエピソードはこれまたスパロボならではのクロスオーバーなどが加わって抱腹絶倒間違い無しの面白さがあり、プレイして損することは無いだろう。
また、2部作の前編とは言え、本作の中で多くのストーリーに一通りの決着を付けたことなどもあって、後編への期待を持ちつつ、単体でも十分に満足できる作品に仕上がっていることはかなり評価できる。
とりあえず、後編にはシリーズ完結編として本作以上のシナリオの出来と、出来の差が酷かった戦闘デモの平均点の底上げに大いに期待すると共にもっともっとプレイヤーを唸らせるものになることを切に願う。
ちなみにゲームとしての難易度は、傷ついたユニットを優先して攻撃してくる傾向などもあって中々歯ごたえがあった。