イースVIII(イース8) -Lacrimosa of DANA- レビュー
スコアボード
- 中央値
- 86
- 難易度
- 2.22
- レビュー数
- 18
ユーザーレビュー
422人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
81pt
GOOD!
・オリジナリティ
船が難破して無人島に漂流というのはありがちかもしれませんが、
その後無人島で生活圏や街の設備を拡大し、村人などが徐々に増えていく楽しみというのは、
RPGとしては目新しく楽しめました。
・グラフィック
セルセタに比べかなり進化しました。
セルセタでは定点カメラでしたが、今回はグルグル回せる。
今回、無人島の探索を進めていくのですが、遠くにある景色を眺めることができ、
それだけでも冒険している印象がかなり強まりました。
・BGM
OPやダーナのテーマなど、耳に残る曲が多かったように思います。
7は未プレイなのでわかりませんが、セルセタよりも好きでした。
・熱中度
島の探索を進めるごとに秘密が徐々に明らかになり、また謎が増える。
そんな状況でついつい先が気になりやめ時が難しい。
そう思えたのは本当に久々でした。
・満足感
セルセタが30時間弱でのクリアでしたが、今回は40時間超。
非常にボリュームがあったと思います。
・快適さ
回復アイテムについては限りがありますが、
通常の戦闘レベルではほぼ自由にスキルを使えるようなバランスで、ストレスはありませんでした。
・難易度
難易度はプレイ途中で自由に変更できるというのは快適でした。
(難易度関連のトロフィーは入手できないようですが・・・)
自分は一週目ハードでしたが、ボス戦も何度か挑戦すれば敵のパターンが分かり、フラッシュガードやムーブをこなせるようになります。
倒せなかった敵をアクションが上手くなることで倒せるようになるのは快感でした。
BAD/REQUEST
ロード時間
他の方も述べていますが、ロード時間は少し気になりました。
通常マップではそうでもないのですが、拠点となる村では切り替えが頻繁になるためもう少し早くならないものかと感じました。
ストーリー(ややネタバレ?)
エンディングにおいて、これまでの島での出会い・冒険が一部改変されるような展開があります。
基本的にはきれいにまとまっており、パーティキャラについては問題ないのですが、
やはりあの島での「困難」を乗り越えて成長し、絆を築いていくというストーリーだっただけにもったいないと感じました。(特にサブキャラのカトリーンさんとかせっかく鍛冶師として成長したのに…)
COMMENT
不満もありますが、面白いがゆえのものです。
アクションRPGとして非常によくまとまった傑作だと思います。
正直めっちゃハマりました。
Vita持ってて興味が少しでもあれば是非おすすめします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
78pt
GOOD!
最初に言っておくと、自分はイースは子供の頃1を友達の家で少しやった程度の、シリーズ初心者。
評判かかなり高いので購入。
・島で漂流生活をするという設定
まず主人公たちがある事件が原因で島で漂流生活を余儀なくされるという設定がいい。謎に満ちた島を、生き残るために捜索する楽しさと緊張感のバランスがうまくとれてる。村は漂流した主人公たちで作り、他の漂流者がいたら、村に呼ぶ。そうやって少しずつ村が発展していく。当然お金の概念もなく、アイテムや装備品を手に入れるのも全て物々交換。これらはこのシリーズからしたら異端なのかもしれないが、少なくとも自分には今までありそうでなかった面白い要素だと感じた。
・広いフィールド
そしてこの島はとても広い。完全シームレスというわけではなく、ある範囲ごと区切られてるが、それでも携帯機でここまで広いフィールドを実現できるのかと感動した。そして、広いだけでなく美しい。遠くの景色があまりにも美しいので、その場で意味もなく眺めていたなんてザラ。自分たちが行ったところからどんどんマップが埋められていき、探索率も上がっていく。この感覚は、他に挙げてる人がいるが、ゼノブレイドを思い出した。
・アクション
キャラはキビキビ動くので戦闘も楽しい。敵の攻撃を受けるタイミングでボタンを押すと、一定時間無敵になったりするのだが、狙って出すのは難しくとも、適当に押してるだけでも出たりするので、ボタンをガチャガチャやってるだけで「俺強い、うまい」感を味わえる。また、最初は下手でも進めるうちにプレイヤー自身が上達していくのを実感できると思う。
・音楽
イースらしいというのか、テンション高めの曲が多い。フィールドやボス戦でギターバリバリのカッコイイ曲が流れると熱くなる。しかし、手放しでは喜べないことも(後述)。
・キャラ
このゲーム、プレイヤーが操作するキャラも漂流者も、とにかくみんな「いい奴」。最初はとっつきにくいなと思うキャラも、話を進めると「なんだ、いい奴じゃん」となる。島での漂流生活となると、人間関係がギスギスして事件に発展しそうだが、このゲームについてはそんなことは全くない。意味残り、島の脱出のために、みんなで協力し合うシーンが描かれ続ける。こう書くと「違和感」「物足りない」と感じるかもしれないが、全くそんなことない。むしろこの優しさが心地いい。みんな本当に大人。このゲームはこれでいい。
BAD/REQUEST
・キャラのグラフィック
このゲームの背景のグラフィックは頑張ってるが、キャラのグラフィックは残念な感じ。イラストのキャラはいい感じなのに、3Dになると似ても似つかない、ただのお人形さんになってる。でも、プレイに支障をきたすほどではない。
・女性キャラの衣装
女性キャラで、いくらなんでもきわどすぎる衣装の露出の多いキャラが数人いる。これには正直違和感しか覚えない。また、プレイヤーが操作するキャラの中に一人、いわゆるロリキャラがいるのだが、このキャラの衣装もおかしい。あざとい。不自然。プレイヤーが喜ぶとでも思ったのかもしれないが、もう少し自然にできなかったのか。
・音楽
良い点でも挙げたのだが、正直個人的に多くの曲がカッコイイのかダサいのか、よくわからないと感じた。また、神秘的な場所なのに、ピコピコガシャガシャうるさい曲が流れたり、正直曲が邪魔と感じるときもあった。好みの問題だとは思うが・・・
・終盤の展開
物語終盤になり、あらかた捜索も済んでしまうと、ややテンションは下がってくる。終盤の駆け足気味なストーリーも少し残念。唐突的な出来事が繰り返し起きるので、やや面食らう。
COMMENT
いろいろ言ってきたが、物凄い楽しめたのは間違いない。というか素晴らしいゲームだと思う。vitaの中で一番純粋に楽しめたし、満足できた。自分もそうだったのだが、少しでも気になる人は体験版から入るといい。けっこう長く遊べる。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
・フィールドがめちゃくちゃ広い
広い。本当に広い。
しかも適当なコピペとかではなくてちゃんと意味をもって作りこまれている。
広大なフィールドを少しずつ探索していく冒険感はシリーズでも随一
・アクションが爽快
小気味良く動いてくれるのでフィールド探索して敵と戦っているだけで楽しい。
技も豊富でキャラも誰を使っていても楽しい
・豊富なボスキャラ
ボスキャラがとにかくたくさんいる。
・サブキャラ達が魅力的
流れ着いた無人島で漂流者たちと力を合わせて脱出を目指すのが基本となるのだが、三十人弱いる漂流者たちがみんな良い。
それぞれが集落での役割を持ち、力を合わせているのがわかり、パーティーキャラだけでなく全員が仲間だと感じられる。
この辺りはファルコムの得意技ではあるが、今作はその中でも随一だと感じられた。
BAD/REQUEST
・ロードが長くて多い
実に長いし多い。
長いのは仕方ないとして回数をもっと抑える工夫をして欲しかった。
特にベースとなる集落の中を移動するだけでもロードが挟まるのは厳しい。
・普通
良い意味でもあるのだが、いろんな部分がオーソドックスに良く出来ているだけなので「これだ!」というような特徴に欠ける。
・ストーリーが壮大過ぎる
いままでのシリーズに比べて終盤のストーリーが壮大過ぎる。特に最後の方で出会うとあるキャラは、出してよかったのだろうか?
時間軸的には今作のあとに6が来ると思うとやり過ぎだったのではないかという気がする。
COMMENT
シリーズは一通りプレイ。
良くも悪くも一昔前のARPGを全力で作りました、というような出来。
かつてはありふれていたがいまとなっては貴重な存在。
ただプレイ時間の長大化はイースらしくないかな、という気がした。
全体的にイースの新作というよりは那由多の軌跡2という感じがする。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
・気持ちの良い戦闘
スキルは各個人ありながら共通してる点もあるので、属性が合わなくてもエアリアルコンボが狙える。SPも貯まりやすいし、スキルが使いやすい。
・BGMが良い
フィールド、迎撃戦、イベントとどれも雰囲気に合っていた。
綺麗な曲・熱い曲・軽快な曲などいろいろ味わえます。
BAD/REQUEST
・ロード
まあ…長い方ですよね…。
ちょっとイラつく程度ですが。
・視点
敵に囲まれ壁際などに追い詰められた時、キャラを見失う。
大型の敵もキャラとの距離が近すぎると視界から消える。
“ここに居る”的なマークが出るけど、やはり見づらいです。
COMMENT
難易度ノーマル。
サクサク戦闘でありながらほど良く緊張感も得られ、楽しくプレイできました。
賛否両論とは思いますが、やや親切過ぎかなと思う点もちらほら。
(回復アイテムに恵まれてたり、ボス戦リトライ時に難易度を変えられたり)
でも、アクション初心者やシリーズに初めて手を出す人たちには優しい設定かも。
探索がし易く、自力攻略でも9割は実績を埋められます。
話は、展開に疑問を感じる場面もありましたが、それを補って余りある終わり方でした。
画質や処理遅れも、自分は気にならない程度でした。
やっぱりイースは楽しい!
次回作にも期待してます!
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GOOD!
・オリジナリティ 5点
1.戦闘システム
イースシリーズはでは初の完全な3Dアクションゲームへと進化しました。64のゼルダやデモンズソウル等のTPS視点アクションゲームにジャンプ要素が追加され、イース6やフェルガナにあったジャンプ攻撃と落下攻撃も健在です。基本的には7やセルセタの様にチャージ攻撃を溜めてスキルポイントを溜めてからスキルを使って爽快に敵を倒していく所は変わりません。シリーズの良いとこ取りのまさに集大成といえるでしょう。
2.街の廃止
少しネタばれになりますが、本作は無人島に漂流したアドルと仲間達が協力して脱出することが主な目的となる為、RPGでいう街といった概念がありません。漂流者達の拠点が1箇所だけあり武具はもちろん、回復アイテム、回復アイテムを入れる瓶等々全て自前で用意するか、材料を集めて作ってもらう必要があります。セルセタでも材料の収集はありましたが、武器の強化や特殊なアイテムを作製する程度でしたが今回は普通の回復アイテムから自前で作る必要があります。後々の素材集めの為に何処に何があるのかを地図に記録いていきながらの探索はとても良かったです。
3.キャライベント
戦闘に同行するキャラ以外にも全員イベントが用意されているのはとても良かったです。キャラ一人一人個性があり、思いがあってとても良かったと思います。
・グラフィック 4点
前作のセルセタに比べると格段に進化しました。キャラのデザインはもちろんですがそれよりもMAPのできに驚きました。MAPの広さは高低さもあいまってセルセタの倍はありますが、MAPのテキスチャ等は初期のPS3の作品と比べても遜色無いと思います。良くVitaでこれだけのMAPを作れたと感心しました。
・BGM 4点
沼地等は少し思いテーマ、海岸沿いなどはちょっと明るいテーマ、物語が進んでいくと緊迫したテーマ等、MAPや進行度に合わせて上手く作られていると思います。個人的には王都遺跡についた当たりのテーマが一番好きです。
・熱中度 4点
前半は未踏の地ばかりで埋めていくのに夢中。戦闘も新しくて夢中。でも後半は・・・
・満足感 4点
戦闘は楽しい。キャラは個性がある。MAPも広くて埋めがいがある。特に未踏の地に足を踏み入れる時のわくわく感がいいですね。このシリーズの醍醐味だと思います。ちなみにボリュームですがプレイ方針でかなり変わるので、自分である程度ボリューム量を調整できるのが良いと思いました。
後個人的にですが、冒険の最初に出てくる剣がイシオスブレードだったのは嬉しかったです。5のリメイク待ってます。
・快適さ 4点
スキルポイントがさくさく溜まるので敵をさくさく片付けていけるのが本作の良いところですね。
・難易度 3点
初めから難易度ハードでやったのがいけなかったのかもしれませんが、ゲームが中盤を過ぎるとちょっと大型の敵には2発KOされる事が多かったです。特に後半は相手の遠吠えでダウンさせられるとその後の追い討ちがほぼ確定で決まりますのでやっかいでした。まぁプレイ途中で難易度を下げる事ができるので(あげる事はできない)先ずは高いので挑戦してみるのもありでしょうか。
BAD/REQUEST
・オリジナリティ
5点を入れましたがストーリーにかなり不満があります。少しネタばれになりますが最後の最後で〇〇〇が出てきてしまいアドルのセイレン島での冒険の半分は〇〇〇になります。ひどすぎです。これではセイレン島の冒険記のなんて到底書けるものではなくなってしまうでしょうに。今回の冒険記必要ないと思いますよホント。私の頭が悪くて理解が追いついていないのかもしれませんが、今回の冒険の結末は全く整合性が取れないものになっていると思います。
前回のセルセタの樹海も何故アドルに〇〇〇でしたが今回はさらに突き抜けてしまいましたね・・・
・グラフィック
一部のキャラの顔の輪郭がほぼ同じで目と鼻と髪型を変えただけなのがいます。それが操作キャラに顕著に現れているのがなんとも・・・後はいくら綺麗になったとはいえキャラ絵とポリゴンデザインはもっと似せて欲しかったです。リコッタとかグリゼルダとか違いすぎます・・・
・熱中度
後半の大型モンスターの固さと攻撃力は異常で戦うのが面倒。でも倒さないと武具の作成や強化ができなかったり村の強化もできなかったりと半強制的に戦わされるのが非常にだるかったです・・・
・快適さ
7とセルセタが良過ぎたのもありますが、MAP切り替えの時のロードが長い所が結構あります。PS4で短くなるのを期待します。
戦闘ですが、ロック機能が弱くあさっての方向を振る事が多々あったので其処も改善して欲しいですね。後は中盤から出てくる大型敵ですが硬すぎです。攻撃力も非常に高い為一撃食らうと一々回復で手間です。回復アイテムは材料を拾ってこないといけないので必然的に自然回復を使うので待ち時間ができてしまい悪循環です。
・難易度
このゲームは後半に行くほど雑魚に苦戦し、ボスが余り強くないような気がします。ダンジョン道中は基本回復アイテム以外の回復手段がないためはらはら進みますが、ボスの前には回復ポイント兼ワープポイントが必ずあり、一端拠点で補充してから挑めますので気が楽です。
敵の攻撃ですが無理にかわす必要はなく、スキルポイントの消費が激しい技を使えば技発動中は被駄目が1/10くらいになるので最悪技をブッパしてれば何とかなる時もあります。
後は料理の効果が強すぎるのが何個かあるの料理さえ作れればなんとかなってしまうでしょう。
COMMENT
GOOD、BAD等色々書きましたがアクションRPGとしての完成度はかなり高いと思います。未踏の地を埋め、未知の道具やアイテムを手に入れていく様はまさに「冒険」にふさわしいでしょう。
イースシリーズはそれぞれ話は独立していますので、少しでも興味がある方は買ってみても損はないかと思います。