東亰ザナドゥ レビュー
スコアボード
- 中央値
- 62
- 難易度
- 1.47
- レビュー数
- 19
ユーザーレビュー
465人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
ストーリー・キャラデザ・グラフィック・音楽…そのどれもに安定感を感じるクオリティがあり、「ファルコムらしい」RPGです。クセが無いので、誰にでも安心してお勧めできるゲームとなっています。
ただ、「良くも悪くもファルコム」の感があります。
悪い面が出てしまっていると感じる部分を「BAD」に書いてみます。
BAD/REQUEST
先に述べましたが「良くも悪くもファルコム」なのです。軌跡シリーズをやっているユーザからしたら、「これ分かる!」とニヤっとできたり、逆に「またかよ」とうんざりしたり…その判定が微妙なところです。
①軌跡シリーズの使い回しすぎ
釣りゲーム、料理、絆イベ、キャラなど…。「ザナドゥ」という別タイトルを与えられながら、「軌跡のスピンオフ」的な内容になっています。
ザナドゥでは、軌跡シリーズらしさをむしろ排除すべきだったのではないかと。
Q「ザナドゥって一言で言うとどんなゲーム?」
A「軌跡の二番煎じ」→としか言いようがない
やり込み要素は大事だけれど、ここまで軌跡臭を出す必要などなくて。もっともっともっと「ザナドゥらしさ」を際立たせて欲しかったです。軌跡の二番煎じでは、軌跡には勝てない内容と評価されても仕方ないかと…。
②OP
ファルコムのゲームの「凄さ」の一つに、OPとEDがあると思います。何度も繰り返して見たくなる・ハマるという経験を多くのユーザが今までに体験しているはずです。
今までが「この曲に、物語の素晴らしさが集約されている」OPやEDばかりだったから、尚更…初めてOPにがっかりしました。歌も歌詞もグラも。何故このクオリティで許可を出したか?魅力も乏しいのにリアルと連動させる必要があるか?しかも、それを各章の最初に毎回見させられ…一番のストレスでした。
某高校生アイドルライブゲームみたいな…そういう流行りを取り入れる必要なんかなくて。「うちはファルコムですから!」と、堂々と独自性を打ち出して欲しかったです。
COMMENT
購入動機は「ファルコムが好きだから」。
ファルコムファンであるが故に…辛口評価になってしまうと思いますが…「もっと本気出せ!」「ファルコムの本気はこんなんじゃないだろ!」「色々な作品の影響受け過ぎたキャラや設定や音楽で満足するな!」と言いたいです。
…ですが、
軌跡シリーズを知らない・ザナドゥが初めてという人には鮮度や、やりがい、魅力があるのではないかと。そういう人には楽しめるゲームであるし、是非やって頂きたい良作なRPGであると思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
72pt
GOOD!
空の軌跡からのファルコム作品をやり続けています。
一言で言えば、ファルコムさん頑張ったなって感じです。本作では、ファルコム特有の矛盾が、かなり少なくなったように感じます。(他のゲームに比べて少ないとは言ってない)そして、ファルコムの得意とする終盤の盛り上がりは流石です。閃、閃2のときにはファルコムはもう終わったと酷く落胆したものですが、盛り返した気がします。この調子で頑張ってください!
具体的なよかったポイントを挙げます
まずはアクションです。私はファルコム作品の難易度を知っていたので、1周目からnightmare、異界でのアイテム禁止縛りをしてやっていましたが、この難易度がちょうどよく、全てのキャラが持ち味を活かして戦えるようになります。新しく始める人は強くこれをやることを勧めます。例えば、シオは対多数に最強、雑魚とのタイマンでは実はミツキの剛撃がめちゃくちゃ強い、リオンはカーソルを合わせず飛翔でヒット&アウェイ、どの距離でも強いアスカなど、使いこなすと多彩な戦術を楽しむことができます。アイテム使って永遠ドライブ&ユウキの弾幕とか、自らゲームをつまらなくするスタイルはやめましょう笑
次にキャラです。リオンやばい。本当にストライクゾーン。あんな風な男を勘違いさせちゃうようなキャラって本当に可愛いですよね!リオンだけでこのゲームをやる価値があるけど、零碧の軌跡のリーシャがファルコムで一番好きなので5点はあげません笑 ですが、下手にくっつけなくて主人公のルートは固定されてるのは良かったです。この方がストーリーが一本化するし、逆にメンバーみんなのキャラを立たせることができたのでgoodです!
ストーリーのノーマルエンドとトゥルーエンド構成は良かったです!ユウキが言うように、トゥルーエンドはボーナスステージのご都合主義のハッピーエンドです。ノーマルエンドなしにいきなりこれ見せられたら流石に違うだろってなりますが、ノーマルエンドを見せてからなので、ハッピーエンドを望む人用だとはっきりしてgood。FFのX-Ⅱみたいなものですね。
最後に音楽。これはもう流石ですね。どの他社の追随も許さないクオリティです。盛り上げる音楽、日常音楽は聴くだけでゲームに入ったような臨場感です!サントラは絶対買いです。
BAD/REQUEST
Goodでべた褒めしましたが、もちろん不満点もあります。グラフィックはもう諦めてるので、それ以外で笑
まず難易度ですね。nightmareアイテム使用禁止縛りをしても、キャラが戦闘不能に陥ることすらありませんでした…これ、難易度ハード以下でチートみたいな性能のアイテム使っちゃったら、そりゃあ楽しくないですよね笑
nightmareを、ノーマルレベル、アイテムの使用回数制限は設けなきゃダメだと思います。ファルコムのゲームは、基本的に難易度は一番難しいもの、戦闘中アイテム使用禁止がちょうどいいバランス(軌跡シリーズもそうだけど)ですので、これを間違えると一気につまらなくなりますよね…これからファルコムのゲームやる人は気をつけてください。
それから、ストーリーがワンパターンなことです。最後のキャラを除いて、キャラの加入までの流れが全部同じなのはどうかなと。また、ファルコムのゲームの面白味は正義の複雑性だと個人的には思っていました。特に軌跡シリーズは、色々なしがらみがあって、痛いことも経験して、色々な正義がある中でそれでも自分の正義を信じて前に進んでいくところが好きだったところです。東京ザナドゥでは、ネメシス、ゾディアック、オルデンの目的や敵対関係が見えてこずに、特に何もなくみんな仲間になってしまったのは残念でした。そこを見せてくれれば、背後の組織を超えたXRCの絆に共感したのかなと思います。また、ラストのコウがちょっと残念でした。というのは、私は碧の軌跡のロイド達の選択がとても好きだったんですよね…これだけ言えばファフコムファンにはわかってもらえると思います笑
最後にキャラです。個人的には、トワちゃんはいてよかったと思います。トワがこの世界観に来たら本当にこんな感じなんだろうなぁ〜と微笑ましかったです。ただ、コウの厨二すぎるのが痛すぎたなぁというのはあります。ネメシスとかゾディアックとかオルデンとかはかっこいいと思いましたが、ああいう悪い意味で真っ直ぐすぎるのは共感が持てませんでした。変に真っ直ぐすぎる癖に、変に現実の若者を意識したような謎なキャラになってしまったように感じます。リオンやユウキ、シオなど魅力的なメンバーがいたのに、コウの変なキャラで台無しになった感は正直ありました
COMMENT
総評としては、かなり面白かったと思います。日常シーンもアクションも楽しめました!本当に買って良かったです!
ただ、難易度は気をつけないと、一気に面白くなくなると思います。あと、アイテムも使っちゃダメです笑 あんなの使ったらゲームになりませんし。
ということで、うまく遊べば物凄く面白いゲームでした!非常にオススメです!ぜひやってください!
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
0pt | 2pt | 0pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt |
27pt
GOOD!
ガガープから軌跡と何度もプレイしたファルコムファンですが、そんなファルコムファンの視点から感想を書かせて頂きます。
良かった点、、。実際にクリアしてみて振り返って考えてみると、なんだろう、なんかいいとこあったかな。。そう思わせてくれるゲームでした。
そのくせなんとなくプレイを続けてなんとなくクリアできる暇つぶしにはもってこいのゲームな印象。
良いところといえばまさにその点のみでしょうか。
BAD/REQUEST
まず言いたいのは、このゲームの世界観、設定といったものの全てにがっかりしました。
ストーリーに関しては、過去の地震、今回の事件という、点と点の繋がりが薄っぺらく、このゲームのストーリーの一番の魅力、謎になりえた設定が絶妙にうまくはまっていない。最悪の出来。
また、結社、、、教会騎士、、、国防軍、、、どこかで聞いた設定に本当にうんざり、トワの登場にはうんざりを通り越して血のけがひきました。
そこまで軌跡を引用するのであれば、軌跡、イースの新作に注力すべき。ファンの事も新規プレイヤーの事も本当に馬鹿にしてるとしか思えない。
さらに音楽、曲調が軌跡のまんま、学園ではペルソナ4を意識してる様な印象。
モーションがひどいのは覚悟してましたが、操作性が最悪。キャラ交代が十時キー右、というのが一番最悪。レバーから指を離すのでいちいち立ち止まらなければならない。
弾幕強すぎ、他のキャラが本当に不要。ボス戦は弾幕弾幕、ドライブ、弾幕弾幕の繰り返しでノーダメージ、本当になんすかこれ。難易度なんかありません。
閃の軌跡から3Dになって、作中の世界に命を感じない。一点を見つめながら幽霊の様に歩く町の人、等の温度を感じないモブキャラ達のせいで世界が死んでいる。
散策する気なんて全くおきない。
昔は2Dでだせてた緊迫感、重要イベントでの息を飲む感じが全くない。紙芝居をみている様。
イベントもどこかでみたようなセリフまわし、
どこかでみたような展開、
バレバレの伏線、
結局友人達の中に実はこんな人が、、、。
の連続でとても世界が狭い。
とにかく書ききれないほどがっかりなゲーム。
日本ファルコムのゲームを始めてやる、という方はそこそこ楽しめると思います。
COMMENT
日本ファルコムのゲームは今後、発売日からしばらく様子をみます。生粋のファルコムファンでしたが今回の新作は本当にいただけない。がっかりを通り越して血の気がひくゲームでした。
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発売スケジュール
- 2017/01/12
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ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期
- 2017/01/19
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花朧 ~戦国伝乱奇~
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オーディンスフィア レイヴスラシル
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英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution
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ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ
- 2019/04/25更新 (2019/04/24投稿分まで掲載)
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ホットライン マイアミ Collected Edition
- 2019/04/19更新 (2019/04/18投稿分まで掲載)
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ザンキゼロ
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バレットガールズ2
GOOD!
同社のイースシリーズや軌跡シリーズなどプレイ済です。閃の軌跡1、2(以下「閃」)を引き合いに出しながらのレビューとなります。
○3Dモデル
閃の頃と比べると大分イラストに近づいてきたと思います。
○モブキャラの台詞量
いつものこと(と言ってしまえるのがもうすごいんですが)ですが、話が少し進むたびに街中にいるモブキャラの台詞が全部変わります。
○マップショートカット
場所が細かくエリアに分かれており、いつでもショートカットで移動できて便利です。1つのエリアに複数の店がある場合など、一度店の外に出て……という手間が省けてとても便利でした。
○一度クリアしたダンジョンはいつ何度でも挑戦可能
素材集めなどに便利。
○BGM
ここはさすがファルコムというべきでしょうか、戦闘曲なども気分を盛り上げてくれるものが多く、良かったと思います。
○トゥルーエンド
閃2の黒の史書関連で叩かれたのに懲りたのか、わざわざ二周する必要もなく、一周目からトゥルーエンドに行けます。
BAD/REQUEST
○オリジナリティ
本作は現代を舞台にしたアクションRPG版軌跡シリーズみたいなものだからか、至る所に軌跡関連の小ネタがあります。武器屋に閃主人公の刀が飾られていたり、本屋で売られている書籍の表紙が軌跡シリーズのものだったり……。そういうのは単純にファンサービスとしても、本作はそれ以外の部分でも閃の使いまわしが非常に多いです。成長システムもそうですし、ミニゲームも全部閃であったものです(スノボとスケボーが違うくらいでしょうか)。あまつさえ、ダンジョンで出てくる敵すら閃の使いまわしとか……。こういうのは単なる手抜きです。どれもこれも「どこかで見たことがあるもの」ばかりで、本作独自の要素っていうのがどこを探しても出てきません。ていうかゲーム内のモブキャラが「最近の作品はどれも似たり寄ったりで作り手としてのプライドが感じられない」みたいな発言をするんですが、何これ自虐ですか?
これが閃の軌跡外伝とかってタイトルならまだ理解もできますが、新規タイトルでこの使いまわしの嵐はさすがに正気を疑います。よってオリジナリティは0点。
○ストーリー
良く言えば、無難。悪く言えば平凡、ありきたり、ワンパターン、盛り上がりに欠ける。設定を活かせていない部分もあると思います。オマケに終盤はこれまで一切そんなことを言ってなかった奇跡がどうだの言いだして無理矢理ハッピーエンドに持っていくご都合主義全開の超展開(実際に「ご都合主義」という台詞が作中に出てくるくらいです)。別にハッピーエンドが嫌なわけじゃないですけど、もう少し上手な持っていきかたがあったのでは?
○キャラクター
主人公の喋り方が若者っぽいというよりは、いい歳したおっちゃんが無理して若者ぶった喋り方をしているように思えて仕方ありませんでした。実際ライターさんはいい歳したおっちゃんなんでしょうからしょうがないといえばしょうがないですが。
閃のときもそうでしたが、ここのライターさんは語彙が貧しいのか単なる癖なのか、同じ言い回しをやたら使用してきます。一旦気になりだすと気になって気になって仕方ないです。本作で多用されているのは「ったく」「とっとと」「○○するとしようぜ」です。「とっとと」は特に多かったです。
それと特定のキャラ(閃からのゲスト?出演のキャラ)の持ち上げがちょっとやりすぎ。どんだけ天才設定を詰め込むのか……。
○戦闘
まずモーションが、閃のフィールドアタックに毛が生えた程度のもの……といえば伝わるでしょうか。向こうはあくまでRPGだからともかくとしても、2015年に発売の、仮にも「アクション」がつくRPGでこれはさすがにまずいでしょう。そして攻撃が単調。1キャラにつき用意されているのが基本の連撃と飛び道具、溜め攻撃、空中攻撃と超必殺技がそれぞれ1つずつ、これで最後まで行きます。いくらなんでも少なすぎ。ついでに言うと超必の演出はスキップ不可です。使わなきゃいいだけですが。
更に回避がやりづらい。無敵時間が非常に短く、更に敵の攻撃は範囲が広い上にある程度のホーミングもしてきます。また敵は雑魚であっても基本スーパーアーマーでのけぞったりしません。こっちが攻撃中でも容赦なく割り込んできます。
……というと難しそうに聞こえますが、実際は真逆です。私は難度ノーマルで一周クリアしましたが、ゲームオーバーはおろか、戦闘不能にすら一度もならず、回復アイテム(状態異常の回復を含む)も一切使用せずにクリアできました。簡単すぎです。敵の攻撃なんて簡単に避けられるものだけ避けてあとは食らいつつひたすら溜め攻撃(キャラクターによっては飛び道具)を連発しているだけで雑魚からボスまで大抵なんとかなっちゃうようなレベルでした。ファルコムのアクションって結構難しい印象があったんですけど、新規タイトルだから難度を下げたんでしょうか?
またボタン配置が難ありです。カメラリセットやサポートキャラとのチェンジが方向キーに割り当てられているので、移動しながらそれらの操作をするのが困難です(オプションで変更できるのは方向キーのどの方向に割り当てるのかという部分のみ)。
○ダンジョン
背景が違うだけでどれも似たり寄ったりです。部屋と部屋が通路で繋がれているだけ。ちょっと違う感じになるのはラストダンジョンだけです。
また、パーティーを複数に分けて攻略するダンジョンがいくつかありまして、普通ならAルートでスイッチを入れるとBが先に進めるようになり、今度はBルートで……と交互に切り替えて進めていく方式を思い浮かべますが、本作ではただ道が分かれているだけで個別に攻略して合流してハイ終わり!という残念っぷり。それだったらそもそも分ける必要ないんじゃないですか?
COMMENT
BAD項目がとても多くなってしまいましたが、決してクソゲーではありません。個人的には凡ゲーくらいの評価です。ガッカリが多いのは確かですが、使いまわしがなければギリギリで良ゲー認定してもいいくらいでした。とにかく使い回しが多いのとワンパターンなのが残念です。キャラクターやストーリーについての評価は人それぞれな部分もあるでしょう。私はあんまり合いませんでした。
納期の関係で全部イチから作り直している余裕がなかった……などの大人の事情もあるのでしょうが、それでも使い回しは良くないです。この点については猛省を求めたい。売れれば続編を考えるという話だそうなので、作るなら作るで次回作こそ手抜きをせず真摯に製作してほしいです。